カオルの不定期日記



選挙詩人 2010年07月11日(日)

  2010 7/11 (sun ) 21:00pm
政治のような曇り空。風やや強し。


いま池上さんの選挙速報を観ているのだが。
個人的には「今回の選挙の結果/予測」に
投票したヒトたちの「意志がわからない」という印象を受ける。

今回の日記は「投票に行ったヒト」だけに書くので
いかなかったヒトは関係ない。
今後消費税が上がろうが徴兵制が復活しようが
幼稚園が高くなろうが投票に行かなかったヒトには
「グチや不満を言う資格はない」ので
自動的に時代に流されているしかない。


さて今回の選挙のおおきな争点のひとつに「消費税10%」がある。
その前に。
よく「欧米諸国に比べて日本の消費税は安い」という発言がある。
確かにフランスやスエーデンは25%ぐらいなので
「数字だけみるとおっしゃる通り」にみえる。
しかし。
実体はそうではない。
欧米では外車やピアノなど贅沢品には30%以上の消費税がかかる。
しかしスーパーマーケットなどで売られているような
タマゴや食料品/日用品は「0%」だ。
消費税は「品物別」にさまざまに設定されていて
それをトータルすると「25%」になる。
みんなが普段使うモノは無税で「消費税の使い道」が明らかにされている。

もし日本が「一律10%」になったら
実際に国民が支払う金額は欧米諸国よりも高くなり「30%以上」と
世界でいちばん「税金の高い国」になる。

速報。
現段階での投票率は「58%」だと。
半分近くのヒトが自分の暮らしに「なにも意見がない」のか。
ふむ。
「投票するヒトや政党」がなければ「白紙投票」すればいいのに。
国民のみなさまがおバカさまなんだな。
政治家は「国民のみなさまのために」と適当マシーンだが
オレは「国民がばかなんだ」と想う。
日本の警察の検挙率は世界でもトップクラスらしいが
オレは「警官が優秀」というより「国民が世界一おとなしい」と想ってる。
オレが前回民主党入れてたら暴動してたよ。

今回の選挙では2大政党の自民党も民主党も
「消費税10%」とマニフェストしている。
その税金が「何に使われるのか」の説明もなしに。
ギリシャは国の借金が60兆円で沈没したけれど
日本の借金は900兆円だ。赤ちゃんからおじいさんまで
ひとり700万円の借金があることになる。

消費税10%あげても経済効果は「せいぜい50兆」らしい。

オレの感覚では「消費税があがるのは嫌だ」と想うヒトは
必然的に「民主党と自民党以外」に投票するしかない。
冒頭で「今回の結果/予測」に「投票者の意志が見えない」と言った。
なんか「なんとなく」な気がする。

どうして柔道のねーちゃんに入れるんだろう?
彼女はオリンピックにも出ると言っている。
オリンピックと政治は兼任できるのだろうか?
そういう不安がある。
彼女は圧倒的に当選した。
オレには「国民はおバカさま」としか想えない。

「政教分離の原則」はもう喋る気もしない。
どんな時代でも「政治と宗教」が結びついてよい結果になったことがない。
例外もあるだろうけれど
基本的に「創価学会の会員/信者」のヒトは「公明党」に投票する。
それは個人の意志(例えそれが学会の指示だとしても)だからいいのだが
なぜ選挙前に友人などに「公明党に入れて!」と電話しまくるのだろう?
いい迷惑だ。
また「じゃあ。。。」と入れちゃうヤツはほんとうにおバカさまだ。

オレが想定する最悪の選挙結果は
「自民党がいちばん票を稼ぎでも過半数には足りないので
 65年間ずっとやってきた公明党との連立」だ。
900兆の借金をつくったのは自民党だ。

アシタからまた時代が変わるな。
みんなが黙っているからヤツらにいいようにされているんだ。
悔しいね。

選挙の前にこの文章を書くと「誘導/示唆」になってしまうので
オレはそれをしなかった。

じゃあ。
楽しい日々を。
 


- Web Diary ResVersion ver 1.09 -