カオルの不定期日記



趣味の徹夜詩人 2010年02月16日(火)

  2010 2/16 (tue) 22:00pm
昼間は曇っていた。いまは小雨が降っている。


今年になってライブから次のライブまで間があくことが多かった。
そんでなんとなく「趣味の徹夜」をはじめた。

いつもは23時過ぎにクスリを飲んで24時には寝ていた。
朝はレインのご飯の8時には起きている。
規則正しくていいのだが
たとえば映画をみるとき。
「この映画は130分だから2時間ちょっとか。
 いま21時過ぎだから観られないなあ」と。
ふむ。
しかし次の日もその次の日もスケジュール帳にはなにも書いていない。
じゃあ少しぐらい眠るのが遅くてもいいのでは。

そんなカンジで趣味の徹夜をたまにするようになった。
うとうとしてきたらそのままうとうとする。
でもやはり「自然には眠れない」んだな。
1時間もしないで目が醒める。
すると妙にスッキリしていて腹が減っている。
よし。なにかつくろう。

キノコの炊き込みご飯が多い。
栄養があるのかわからないけれどキノコは安くていい。
もやしもいろいろ使えるから好きだ。
豆もやしのみそ汁をつくる。ゴミがでないのもいい。
これで次に寝るまでしのぐ。
ふりかけご飯やカツブシご飯も多いがかつおぶしはもうなくなった。
来客でもなければあまりちゃんとしたモノはつくらない。
だからタンパク質とカルシウムが不足しているはずなのだが
病院の血液検査では問題なしだ。

徹夜中にあまり生産的なことはしない。
また電話やメールなどもしない。
映画をみたりゲームをしたり雑文を書いたり。
ずっと音楽を聴いてぼんやりしたり。

朝焼けをぼんやりと眺めながら飯を食う。
レインもなんとなくつきあって起きている。
寝ていていいのだよと言ってもなんとなく。

iPodをしてゴミを捨て散歩をする。
出勤するヒトとすれ違いながら公園へいく。
同じように行き場のない人々がベンチでぼんやりしている。
確かめてみたわけではないけれど
そのヒトたちは「遠い昔を想い出している」ような表情だ。
たとえば集団就職で上野駅についたときのコトなど。
死んでしまった妻や妻とはじめてデートで観た映画のコトを。

家に帰ると掃除をする。
レインは発泡スチロールでツメを研ぐからその破片がけっこうある。
こたつの下に黒いカーペットを敷いてあるので目立つ。
ブログを書いたり次の準備をしたり。

そして銭湯にいく。
カラダをすみずみまで洗いサウナにも入る。
電気ビリビリのお湯も好きだ。
コインランドリーから洗濯物を取り出し帰り飯を食う。
そんな風にしているとすぐ陽が暮れる。

アタマはずっと覚醒している。
特にハイでもない。
指定された時間に抗うつ剤をのむ。
時間をかけてコナコーヒーを煎れる。
オリンピックには興味がない。
寒い時には390円のラーメンを食べにいく。
オレはいままで食べたラーメンでこの店のヤツがいちばん好きだ。
ニンニクを山盛り入れる。

趣味の徹夜はそんなに楽しくもないけれど気に入っている。
しかしただでさえダメな日付や曜日の感覚がなくなる。
今日は精神科の日だったのだが完全に忘れてすっぽかしてしまった。
でも趣味の徹夜をしているから数日分クスリがあまっている。

今夜もするつもりだ。


じゃいなら。
 


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