カオルの不定期日記



チャイナタウン詩人 2009年11月25日(水)

  2009 11/24 (tue) 22:00pm
夜。少しだけ雨が降った。


なんというか奇妙な1日だった。

午前中に精神科に行き喫煙室でタバコを吸っていた。
いつも見かけるオトコのヒトでなんとなく気になるヒトがいた。
たくさんの数珠やお守りやパワーストーンみたいなものを
クビやリュクや腕に付けている。本当に大量だ。
彼はいつも静かにタバコを吸っている。
外見をみるとあまり「精神的病を抱えているヒト」には見えない。

ところが彼は今日の喫煙室の中では饒舌だった。
あるヒトの「手相」を観て優しく静かに想ったことを語っていた。
オレも興味を持ったので観てもらった。
「なんでそんなこと知ってるんだ?」と驚いたこともあった。
なんでも占い師だそうだ。
オレは診察のあとに中華街に行って謝甜記2号店でお粥を食おうと想っていた。
「あの。中華街ってけっこう占い屋ありますよね。
 ああいうのってどうなんですか」と訊いたら
「関帝ぴょう通りの(ピョウの漢字が変換できない。「かんていぴょうどおり」)
 松龍成(まつりゅうせい)さんは当たります」と言われた。

モノは試しだ。
お粥を食ってその店に行った。

髪は長く赤く年齢はオレの一回り下。
穏やかで清潔な印象だった。
料金は10分1000円。
オレはせっかくだから30分ぐらいやってもらおうと想った。
でもけっこうサービスしてくれた。
松さん自身も「つくるヒト」で「映画監督」をやりたいらしいのだが
喰えなくて「仕方なく占い師」というカンジが気に入った。
また占い終了後に「直筆の鑑定書」をくれるのもよかった。

「あの。ボクは音楽をやったり文章を書いてます。儲かってはいないです。
 占いの結果がどうであれ『つくること』は続けていこうと想っています」

まずコンピュータを使ってフルネームと生年月日を入力する。
ここでちょっと「アクシデント」があった。
すでに「登録済み」だと。
オレは数年前に遊び半分で自由が丘のインチキ占い館に行っただけで
それ以外には「金を払って占ってもらう」はやったことがない。
間違いなくない。

可能性はふたつ。
同姓同名で同じ生年月日のヒトが以前訪れたか。
もうひとつ。
「誰か」が例えば「カオルとの相性」などを占うために入力したか。
まあどうでもいいのだが「同姓同名の方(女性かも)」は逢ってみたい。

手相。タロット。算命学。それにサービスでエンジェルカードとダウジング。
いろいろ言われた。
「お金に関しては不思議ですね。
 大金をつかむ可能性もありますが貯まりません。
 すぐに使ってしまうでしょ。でもずっとお金に不自由してないでしょう」と。
それはうなずくしかなかった。

ぜんぶは書かないけれど「来年」は
「いままで通りに物事の表面だけではなく『深層』を見つめるを続けてください。
 『人知を尽くして天命を待つ』を意識してください。
 来年は荒っぽくなります。自分の『正義』をつらぬけます。
 目標に向けて一直線に進めます。バランスをとれます。
 周囲からの祝福も変わらずにあります」

そして最後にダウジングで「イエスかノーで答えられる質問を」と。
オレは「来年のマリさんのライブにお客を集めたい。
 前回は40以上集まった。お客はもっと集まるか」
松さんは「縦に振れたらノー。横に揺れたらイエス」と。
斜め横に激しく揺れた。
「30〜40人は集まるでしょう」と。

ふむ。
人知を尽くし天命をまとう。

「あんまり長生きしたくないんですけど」
「大病をする気配がないです。70までは生きるはず」

当たるも八卦。当たらぬも八卦。

では松さんの宣伝。(了承済み)

中華街の「かんていぴょう通り 青龍店」
(玄武店が近くにあるので間違えないように)
横浜市中区山下町189  045−640−0788
松龍成さん。

オレは最後に訊いた。
「先生は自分のガールフレンドとかの手相とか観て
 相性とか占ったりするんですか?」
「みませんよ。頼まれなければ。占いはあまり好きじゃないんです」

けっこう楽しい先生だったから
みんなも遊びにいくといい。
「バンドのカオルから訊いた」といばサービスがあるかも。

では。
おやしゅみ。
 


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