カオルの不定期日記



映画など詩人 2009年11月10日(火)

  2009 11/9 (mon) 7:00am
なんかよい天気になりそうだ。


今日は朝からツアー用のリハだ。
最終的な「曲順」はいつものように「ステージ上」で決めると想うが
「骨組み」は3日間分やっておきたい。
ぜんぶ来てくれるお客さんもいるから同じ曲順はいやだ。
リクエストもあるし持ち時間はそんなに長くないし
愉しみながら悩んでいる。

天気を調べたら3日間とも
「曇りのち雨 降水確率50%」だ。
やはり「カオルはレインマン」というウワサはマジなのか?

荷造りは90%ぐらい終わった。
移動中に聴く音楽も選んだ。

今夜も多映画を観る。
カオルの趣味が「映画鑑賞(死語?)」のもあるけれど
レインの趣味が「映画中のカオルのヒザとこたつでごろごろ」だからだ。
まあ趣味半分で家族サービスが半分だ。
しばらく逢えないからな。


ゆうべ観た「バタフライエフェクト」という映画は
オレにとってこの10年ぐらいで「いちばん怖い映画」だった。
ジャンルはサスペンス。血が大量に出たり猟奇殺人もない。
主人公は幼少の頃から記憶が途切れることが多いオトコ。
内容にはこれ以上触れたくない。
でも「どれどれ」と観たヒトは
「なにが怖いんだろう? オチがわかりづらいな」と想うんじゃないか?

オレはアル中の最盛期によく記憶をなくした。
まったく覚えてないのだが「やらかした証拠」があったり。
またデパスと酒の併用で「幻覚幻聴」に悩まされた。
その幻覚は「現実的にはないこと」だったのだが
「オレにとっては実際に体験した事実」だった。
夢と現実の区別がつかなくなり奇行三昧だった。

こういうタイプの恐怖は夢野久作「ドグラマグラ」の小説にもある。

アリストテレスとかの哲学じゃないけれど「実存/存在」なカンジだ。
「自分が自分でありいま生きていて現実関わっていると言う証明」

この映画には続編があったみたいだったから今夜観よう。
「オレと同じような体験がるヒトや
 精神科に通ってるヒト」は観ない方がいい。

「マンデラの名もなき看守」という映画はよかった。
アパルトヘイトで幽閉中のネルソンマンデラ氏の担当だった
ある看守とマンデラが20年以上たって釈放される物語。
実話。
マリさんは10代の頃にマンデラ氏に逢いにいって唄ったから
マリさんにもお勧めしようと想う。
いい映画だ。


ツアー中はiモードを持ってるヒトの電話から
レインブログに書き込みするよ。

ボンボオヤージュ。

くしし。
 


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