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2009 11/7 (sut) 14:30pm 暖かい。これぐらいだと嬉しい。
コインランドリーの乾燥機を待つ間に ずっと気になっていた玄関の蛍光灯を買いにいった。 訪れるヒトはほとんどいないのだけれども やっぱり玄関の蛍光灯はちゃんと点いた方がいい。
サイズを確認してふたを開けた。 古い蛍光灯を外し新しいのを。 しかし蛍光灯を装着する部分が腐って粉々に落ちてくる。 配線なんかも電気音痴のカオルがみてもアウトだ。 だって線のアチラコチラがたくさん切れているんだもの。 試しにスイッチをいれたけど電気は点かなかった。
残念だった。
過去に4回「作詞家」として残念だったことがある。
1 あるアーティストに詩を提供した。 それはレコーディングされてメジャーから発売された。 しかしそれからずいぶんたってからメロディーは同じままで そのアーティストが「詩を書き換えていた」んだ。 数行だけ「カオルが書いた箇所」を残して。 もしかすると彼は「カオルに電話なり口頭」で 「承諾」を得ていたのだがオレが「忘れている」だけかもしれない。
2 あるバンドのアルバムの大半を作詩した。 そのバンドは解散してしまい新しいバンドになった。 偶然そのバンドリーダーと会った。 「新しいCDです」ともらった。 収録曲にはオレが作詩した曲もあった。 しかし「作詩のクレジット」が「バンド名義」になっている。 後の関係者にもスペシャルサンクスにもオレの名前はない。 もしかすると彼はカオルに「許諾」をもらっていて オレが飲み過ぎてたりで忘れていただけかもしれない。
3 ある歌手に詩を提供した。 お金もくれたしクレジットもオレの名前になっている。 だが歌詞の4分の1ぐらいが「改変」されている。 もしかすると「カオルさーん。ちょっと歌詞いじりますね」と オレに伝えてオレがそれを忘れているだけかもしれない。
4 デビュー曲だから本人が作詩したいとがんばっていたのだが うまくいかなかったようでレコーディーングの3日前に 「カオル君。お願いします。ギャラは印税じゃなくて定額で」と。 オレはその条件で書き内容も問題なくレコーディングされた。 しかしもう10年以上「定額」をもらっていない。 もしかするとオレは受けとっていて キャバクラなどでバーット使ったことを忘れているだけかもしれない。
オレはこのすべてを「何も言わず苦笑しただけ」だ。 争ったり「言った言わない」の話は大嫌いだし オレは「権利/金」を主張する気もなく ただ「歌詞が可哀想だ」とひたすら悔しいだけだ。
10/29のワンマンでメンバーに 「ネコのぬいぐるみ ジェネレーションズを書いたペン 黒い綿棒」を渡し 「これが今日のギャラ」と言ったがあれはジョークだ。 店からもらったギャラを4で割って渡した。 当たり前のことだ。
先日借りてきたエロビデオは非常に残念な内容だった。
この前ピズムのヨシキから下記のメールが来て オレは映画を見てその曲を3回みた。
「カオルさん。ローリングストーンズの「シャイン ア ライト」っていうライブ映画があるんですけどね、最近のやつです。その中でキースが「ユー ガッタ シルバー」という曲を唄うんですけれど も、そこの所だけでいいですから今年中に見て下さい。めんどくさいとか言わないで見て下さい。 見れば分かります。
映画自体「60歳過ぎのギンギンロック」でかっこよかった。 問題の曲。 詩や曲は普通だ。たぶんこれは関係ない。 ギタリストのキースリチャードが何も持たずに唄う。 タバコを吸いながらヨレヨレのレインコートを着て。 間奏ではメンバーをからかいにいったり不良全開だ。 ヨシキはなにをオレに伝えたかったのだろう? わからないのでメールをした。 返信が来た。
「単純に、くわえタバコでコートに手を突っ込んで唄うキースを見て、 カオルさんは多分、こんなオジイチャンになるのかなと、 思っただけなんです。不良というかチンピラというか、 そういうのの美学的な部分でカオルさんも共通する所あるかなと思って。」
ヨシキ。 なぜに「今年中」なんだ? オレはもっと「霊的な天啓」とかを想像してたんだぞ。 残念だ。
でもオレはそんなヨシキが大好きだ。 ピズムというのは断酒仲間の黒夢の英二がドラムで オレは「最高に楽しいバンド」だと想っている。踊れて泣けるロックンロール。 でもあまりライブをやらない。 みたいのに。 残念だ。
今日はこれでおしまい。 |
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