カオルの不定期日記



トンボ風車詩人 2009年11月06日(金)

  2009 11/5 (thu) 23:pm
だんだん冬の気配が。


今日はニュースステーションを実家のテレビでぼんやりと眺めていた。
そして沖縄の「嘉手納基地と普天間基地」のコトを考えた。

オレは「詩人的モアベターな方法」をふたつ考えた。
もちろん政治家じゃないしシンクタンクでもないから
「予算/現実性」みたいなものは考慮していない。

様々な問題がある。
まず嘉手納基地は「アメリカにとって軍事的に最重要な場所」だということ。
確かにアメリカが日本から完全撤収したら
「チャンス!」とミサイルなど攻撃をしてくる国もあるだろう。
日本はわからないけれど
「日本を仮想敵国」として訓練している国もある。
アメリカもそうだ。

そして「問題の解決の仕方」によっては「アメリカとの外交が悪くなる」問題。
負の遺産と言うか「安全保障条約」ってヤツだな。

基地周辺の住民の問題。
まず騒音。オレも基地のそばで穴掘りしたことがあるけれど
アレはすごい音だ。暴走族など問題にならない。
そんな音を日々聞いていたらかなり厳しいと想う。
アメリカ兵の「酔った事件」や「訓練の事故」の危険もある。
巻き添えを食う可能性も高い。
だって50mぐらい先で「戦争の練習」をしてるんだからな。

その一方で「アメリカ軍相手の商売」をしているヒトたちもいる。

ざっとオレが考えただけでもこれだけ「いろいろな立場」があるのだから
「オールウイン」というのは相当難しいのじゃないかと。

では「詩人的モアベターな方法」をふたつ。

1 嘉手納基地の沖合に人工の島を作る。
  軍事的な重要性を保てて騒音が聞こえない距離に。
 「アメリカ軍相手の商売」のヒトはそこでやっていい。
 金は日本とアメリカで半分こ。

2 嘉手納基地周辺の住民に別の場所に移動してもらう。
  土地家屋はアメリカが買う。
  またどこでも好きなところに行ってもらい
  その費用やいままでの「迷惑料」も払う。
  どうしても「嘉手納がいい」というヒトには
  毎月双方が納得する「騒音手当」みたいなモノを支給する。
  もちろん商売したいヒトはやっていい。

どうでしょうか?
「なにも考えないヒトよりは幾らかマシ」だとカオルは想います。

ブイーン。

また別の番組で「トンボの羽の研究者」をみました。
素敵でした。
トンボの羽というのはものすごく優秀で
現代の「飛行機とかそういうの」よりずーーっと優れていると。

その研究者は「小型で場所をとらない微風でも回転する風力発電の実現化」を
目指して日々精進しておりました。

現在の風力発電はまずサイズがデカいので場所をとる。
そして風が強くないと回らないし
でも台風だと羽が折れてしまうと。

科学者いわく「トンボの羽の形状を応用した風車」と「従来の風車」を
比較している映像がありました。
結論から言うと「トンボ風車は風速1mの微風」でブイーンと回る。
そして「風速30mだと従来風車」は羽が折れてしまうけれど
トンボ風車は「まだ余裕」でした。

これが実現できたら原子力発電はいりません。
電気に困っている国も助かると想います。
こういう研究者に補助金や援助をした方がいいと想います。
そして「実現しそう」になったときに「圧力」とかやめてください。
原子力発電所の天井はあまり頑丈ではないとききました。
もし小型でもミサイルが命中したら。
「核爆弾」と同じことになります。

「そんなあれこれ」に対して
清志郎さんは「唄で戦い」を挑んだのですが「発売禁止」になったのです。
想像力のない権力者が多すぎるのでしょう。

だいたい沖縄の基地問題も「戦争という風習」さえなければ。

ブイーン。

先日は専門学校で臨時講師をやってきました。
嬉しかったことは女子生徒たちに
「カオルさんはスナフキンみたいだ。なんか自由ってカンジがする」と。
オレは嬉しかった。
でもあえて訊いたのです。
「キミタチは不自由なのか?」と。

学校が原宿だったので知り合いが働いている表参道の喫茶店に行きました。
しかし「本日はオヤスミを頂いております」でした。
渋谷まで3km歩きました。
そしてツアーの打ち合わせをしました。

わくわくしております。

じゃいならぶー。
 


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