カオルの不定期日記



パーセント詩人 2009年10月24日(土)

  2009 10/18 (sun) 22:30pm
昨日は雨が降ったりやんだり。


オレは「パーセント %」ってのがよくわからない。
わかるけどわからない。

例えばこういうのはわかる。
「オレさ。カオルのCD売ってきてやるからさ。
 売れたら1枚につき30%くれよ」
「2000円だから600円か。面倒だ。
 はんぶんこ(50%)にしよう。1000円だ」

わかる。

だけど「合格率86%以上」や「ふたりの相性92%!」がわからない。
オレは合格か不合格や陰性か陽性などは
「受かるか落ちるか2分の1」と考えてしまう。

とにかくオレが40年近くずーっと気になっているのは
販売機のジュースの「果汁3%未満」ってヤツだ。
苦手なパーセントに加えて「未満」という曖昧な記載。
「350mlの中に果汁は3%だけ」ならわかる。
なんでろうか?
「未満」てなんだろう。
マジでくるくるぱんだ。
もし2%より少なければ「2%未満」だろうから
「3%には届かないが2%よりは果汁が入ってるよ」ってことか?
さらにだ。
そんなにちょびっとだけ「果汁を入れる意味」がわからない。
「果汁0%! 人工科学技術100% 科学のチカラ アトム!」にしてくれ。

誰か知ってるか?
オレは小学生の時からいろんなヒトに訊いたけど明確な回答はなかった。

昔なにかで読んだのだけれど
「アメリカの海兵隊志願兵募集のポスター」のこと。
ベトナム戦争などで兵隊さんが減っていた。
戦争で怪我をしたり死んでしまったり戦力が減った。
また「ベトナムに飛ばされるのは嫌だ」と志願者も減った。

その頃に日本の「キミも自衛隊に入ろう!」みたいなポスターが街頭に。
青空をバックに自衛隊の制服を着たさわやかな男女が
未来の方を眺めているカンジのヤツ。
それの「米国版」だと想って欲しい。
「アメリカのスラム地区での死亡率はなんと20%以上。
 それに比べて海兵隊は2%。あなたのチカラと勇気を!!」
ともちろん英語で書いてある。

このコピーの意味は「スラムなんかでくすぶってると危ないから
 安全な軍隊に入ってよ」ってことだろう。

確かにスラム地区は危険だし
その数字を鵜呑みにすれば「海兵隊の方が安全だね」ってカンジだ。
でも。
スラムは事件や事故も多い。
酒やクスリや銃のトラブルも。
老人も子供達も病人もいる。
いつ誰がなにをやらかすわからない。
とても剣呑な場所だ。

海兵隊は「若くて健康で体力のある青年だけ」だ。
クスリもアル中も放火も病人もいない。
みんな厳しい訓練をしてカラダも鍛えている。
それなのに2%も「死んじゃうのか?」とオレは想う。
50人にひとりは死ぬし
もしかしたら「死ななかったけど大怪我」もいるかもしれない。



先日ヒマだったので電車の中で数えた。
7人掛けのイスには7人座り
3人掛けのイスには3人座り
ドア付近の手すりなんか寄りかかったり
すべてのつり革を片手で持つとだいたい120人分ぐらいが1車両。
ラッシュ時は「乗車率180% 200%」になる。
どう考えてもオレには「そりゃあ無茶苦茶でっせ。あんまりですわ」だ。
どうして誰も問題にしないのだろう?
市民運動や学生運動に発展しないのだろう?
それとも「ランナーズハイ」のように「苦痛が快感に変わる瞬間」とか。

ねーだろ。

副流煙もカラダに悪いけれど
満員電車も精神衛生上とてもよくない。
知らないヒトや好ましくないニオイのヒトと
無理矢理カラダをくっつけてるとオレはストレスがパンパンになる。
イヤホンの音も嫌だし胸元の大きくあいた女子もストレスだ。

「満員電車撲滅キャンペーン」をしたいのだが「打開策」がオレにはない。
前に「山手線繋げちゃえばいいじゃんか」と提案したのだが
「降りられないです。。。。」と即却下された。
そうか。
「電車サイドの改善」を求めるからダメなんだな。
「会社」だ。
会社が「ベリースーパーフレックス制度」にすれば。
そうだな。
「会社に到着してから8時間が労働の義務。
 朝6時に来たヒトは14時に帰っていい」
「昼休みは『貯めることができる制度』にします。
 喰わず休まず働いたヒトは1時間早く帰れます。
 またそれを8回やったら休みを1日あげます」

どうだろう。
ダメだろう。
なぜだろう。

せめてシャレでいいから「満員電車がんばった手当月2000円」とか。

あ。
エリートめ。
鼻で笑いやがったな。

ばっかんべー。

ちょー。
 


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