カオルの不定期日記



シンクタンク詩人 2009年08月28日(金)

  2009 8/27(thu) 14:30pm
天気もいいし風も涼しい。


オレは「その道のプロ」や「現場で長く戦っているヒト」の
話しを聞くのが好きだ。
特に職人さんの話が好きだけれど
風俗嬢でも八百屋でもバスの運転手でも好きだ。

何年か前に関西で電車の大事故があった。
そのあとにライブのお客さんで「電車の運転手」と話した。
酔っていたのでかなり「機密漏洩」なカンジだった。
ここには書けないこともある。
彼が語る。
「JR西日本は東日本と違ってカネがないから
 かなり設備や電車のメンテが甘いんです。
 そんで関西人はせっかちだから
 1分到着予定時刻を過ぎると駅の詰め所に抗議の電話が鳴りまくる。
 だからすごく厳しく指導されるし緊張する。
 でも経費削減でヒトが足りないからみんな疲れてて
 けっこう運転中に居眠りする」

ブイーン。

オレは牛乳を買う時に
多少高くても「63度で30秒殺菌」のヤツを買う。
これも牛乳のヒトに聞いた話。
「牛乳は腐りやすいし下痢もするから殺菌は仕方ないんです。
 でも大手メーカーのように経済効率優先だと120度で2秒殺菌なんです。
 確かに早いんですが栄養分がほとんど破壊されちゃうんです。
 極論を言ってしまえばそんな牛乳はコーラよりマシだろうぐらいなんです。
 まともなメーカーは少ないですけれど
 研究の末に63度で30秒が殺菌できて
 栄養分の破壊も最小限に抑えるやり方だと発見したんです。
 でもこれは時間がかかる。だから少し値段が高いんですよ」

オレは「栄養」というより
そういう「まともなものづくり」をしているヒトに敬意を払って
そのタイプの牛乳を買っている。

ブイーン。

あるシンクタンクのヒトに「統計のマジック」を聞いた。
「カオルさん。ベトナム戦争が終わった頃。
 アメリカ兵の数が激減したし志願者も減ったんです。
 そこで海兵隊がある広告を出したんです。
 
 スラム街での死亡率は30%以上。
 でも海兵隊は3%。だからスラムの若者は海兵隊に入ろうって。
 確かに数字は正しいんです。その通りなんです。
 でもカオルさん。
 スラムは事故や放火や麻薬や銃であふれているんです。
 それに老人もたくさんいます。
 逆に言うと若くて健康な放火も麻薬もない海兵隊が3%も死んでるんです」

なるほど。

ブイーン。

先日あるパチンコ屋の社長と話す機会があった。
10年ぐらい前のスロットはすごかった。
10万ぶっ込んで30万出すみたいな機種ばかりだった。
しかし警察が規制をはじめた。
「あまり出す派手な機械は禁止にする。射幸心を煽るようなのはダメだ。
 スロットやパチンコで多重債務者も増えている。自殺者もいる」

それで「1万ぶっ込んで2万になったらラッキー」みたいな機械ばかりになった。

パチンコ屋の経営者の半数近くが朝鮮や韓国系の人だ。
朝鮮の経営者は儲けのかなりの分を北朝鮮に送る。
その金は人民にはわたらずにボスや軍事費になる。

さて。
その規制が始まった時期は「拉致被害者が表面化」した時期と符合する。
つまり間接的に「北朝鮮への経済性作戦」なのだと。
出ないようにすれば客も減る。店も儲からない。北朝鮮への送金が減る。
そういうことだ。

ちなみに昔のパチンコ屋は現金で玉を買っていたけれど
ある時期から「カード」が主流になった。
そのカードやカードの機械を扱っている会社は
「警察官会の天下りが非常に多い」らしい。

スロットファンの皆様。
また「昔のような台」に戻るとしたら
北朝鮮が優しい国になるとか拉致被害者を全員返すとか
核兵器をぜんぶなくすとかにならないと厳しいらしいですよ。

前回パワーストーンのことを書いた。
もし「金運ギャンブル運の石」に効果があるなら
パチンコ屋はどんどんつぶれるでしょう。
しかしこの不景気な時代にパチンコ屋は増えていますな。
本当に効果のある石なら総理大臣はじめ国民に配布するべきだし
貧乏な国にも送った方がいいと思います。

「その奥にあるもの」をちゃんと見極めるように。

じゃいなら。
 


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