カオルの不定期日記



強運詩人 2009年02月07日(土)

  2009 2/6(fri) 22:24pm
晴れていたけれど風が冷たかった。

今日は無条件幸福の最終リハ。
楽しかった。
しかし帰りの電車が止まってしまった。
どうやら「人身事故」らしい。
復旧のめどは立たないらしい。
駅員に「どうなってんの?」と訪ねても
「調査中。処理中。個人情報がどうのこうの」でパッとしない。
風は冷たい。
マジで風邪をひいたらヤバい。
タクシーに乗る金はないからバスに乗った。
なんだか「強制連行処刑待ち」みたいな状況で
ぎゅーぎゅーのバスの中で渋滞の道路でひたすら耐えた。

たぶん。
この世に「クレーマー」と名付けられた人々が台頭してからだと想う。
その頃から加速度的に世の中はややこしくなり
「人身事故のため運転見合わせ駅のテロップ」が日常茶飯事に。

推測1
ケンカや酔ってホームから落ちるヒトや
踏切などで転倒したり電車が安全に走れない悪戯の増加と
「飛び込み自殺未遂」などの事件事故が増えた。

推測2
「同程度の人身事故」は過去にもあったのだが
「クレイマーのどうとかで安全警戒レベルがあがった」から。
昔なら「まあいいか」がいまは「至急対策を」に変化。

もしかすると両方かもしれない。

提案1

国が金を出して(悪いことをした官僚公務員の給料から)
「警備員の配備」「路線フェンスの改造増築など防御手段」すればどうか?
ささやかだが失業対策や経済のプチ活性化にもなるかもしれない。

暴案1

「雪国の雪かき列車」のように
「人身を雪かきする電車」で線路上の石や泥酔者の撤去。
ガーッとががががーっとやっつける。
先頭車両のデザインはギーガーとかティムバートンに。
「路線保全電車」という名前があるのだが通称「処刑列車」と呼ばれる。
もちろんそれにも「客車」をつける。
先頭ほど(眺めがいい場所)料金が高い。通常運賃の120倍ぐらい。
悪趣味な輩のグロテスクなストレス解消。


暴案2

駅の喫煙所の奥の奥の方に「自殺者専用の穴」を。
それは地中をプールのウォータースライダーのようにぐるぐるで
投身者は摩擦熱で炎上し跡形もなく合掌。
近隣のヒトはその「自殺熱」で24時間温水無料。


ダメか?
だめだろうな。

まず「自腹を払う公務員」などいないだろう。
ウォータースライダーも「もしコドモが落ちたら」「鍵をかける」
「身分証明書 未成年の利用禁止 タスポが必要」とか
ぜってーややこしくなる。

クレイマーどもが黙ってるわけない。

自分が不公正に扱われて苦情を言う。
それは「当然の権利」だと想うのだが
「クレイマーのクレーム」は「ストレス発散の手段」になっているような。

つーかよ。
オマエらたちも(複数の複数)
指くわえてないでちったあ知恵絞れ。
オレのことを「残酷だ悪魔だバカたれだ」という前に「代案」を。

オレは今日の満員バスの中でずっとこれを考えていた。
「ただ耐えるだけ」が嫌だったから。

オレはそのバスを便宜上「最後の救いの船」のように考えた。
戦争が終わった。
政権が変わった。
さっきまで「国民」だったのに「旧政権の残党」として
処罰の対象になる。
ヤバい。
オレたちは先を争って丘に登り「国連軍の救援機」を待つ。
「女子供が先」なんてルールもない。
とにかくヤバい。
救援機にも「人数制限」がある。
無表情にパイロットが言う。
「すまない。その赤い服の少女までしか乗せられない。
 定員オーバーだ。あとは次の救援機を待て」

あのさ。
生きてりゃあ嫌なことも文句もあるだろうけどよ。
オレたちは「強運の遺伝子」ということを忘れるな。
オレたちの両親や両親の両親が「その救援機に乗れなくてアウト」だったり
「デカい爆弾でこっぱみじん」だったらオレたちはいない。
誰もインフルエンザで死ななかった。
地震も津波も乗り越えた強運の遺伝子なんだ。

ヒトは平等に扱われるべきだが
ヒトは平等には生まれてはこない。

なんの話だっけ?

黒猫のシェリーが「メールウツの速くなったな」と
詩人にほめられるところまでは話したよな。

よくわからなくなったので最近の流行語を。

ちんぴらぴんち(右から読んでも ちんぴらぴんち)


あちょー。
 


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