カオルの不定期日記



ウワサ詩人 2008年02月27日(水)

  2008 2/26 (tue) 18:00pm
風が強くてウキウキした。


今日は精神科に行った。
「チカゴロは調子はわりとよいです。
 気持ちが外に向いています。詩は苦戦してます。
 忙しいのは愉しいけれどレインがちょっと可哀想。
 それとダメな夜は歯ぎしりがヒドいです」
「んー。あまり飛ばしすぎないように」

病院から歩いて5分ぐらいのところに
ドラムのゲンキがたむろしているライブハウスがある。
風のウワサ。
「ゲンキがカオルを題材にした曲を作ったらしい」
真相を確かめるためにライブハウスに寄った。

ゲンキのライブMCより抜粋。
「ヨコハマにチンピラ詩人のカオルというヤツがいる。
 カオルはたまにふらっとライブハウスにあらわれる。
 ある時オンナのヒトと一緒だったので『彼女ですか?』と訊いたら
 『彼女?そりゃ英語で代名詞のherだろ。
  こういうのは恋人って言うんだよ』と言われなるほどと想った。
 そんでボクは『LOVER』という曲を作りました」

そんな取材をしていたら
この寒いのにサンダルを履いた昔の不良みたいな
とっぽいにーちゃんたちが缶ビール飲みながら集まってきた。

オレはもう10年ぐらい「黒のまん丸のサングラス」を探している。
とっても欲しいのだがなかなか出逢わない。

ところが。
その不良チームのひとりが黒いまん丸サングラスをしている。
ヤバい。
欲しい。
すごく欲しい。
どうやって巻き上げようか。

「にーちゃん。カッコいいサングラスしてるね。どこで買ったの?」
「日ノ出町の京急ストアー前で」
「いくら?」
「980円です」
「つーことはオレがいまここでそれを1000円で買ったら
 にーちゃんは20円の儲けだよな」
「まあそうです」
「よし。ちょっと似合うかどうかオレにかけさせてよ」

サングラスをとったにーちゃんは
「後輩のバンドマン23歳」だった。
「なんだよ。オマエかよ。ビビって損したよ。これくれよ」
「ダメですよ。今日ライブなんです」
「とりあえずかけさせろよ。似合うかどうかさ」

サイズが小さかったからあきらめた。
チカゴロの若者はカオが小さいから仕方ねーな。

くふふ。

誰か買ってくれよ。
オレの「居所」は
レインブログの「オヤツレインのコメント」に書いてあるからよ。
電波少年みたいにさ。
「ファンからの差し入れだけで生きていく伝説」とかやろっかな。

くふふ。

客が4日でふたりぐらいしか来ないとは言え古本屋だしよ。
(約分だけっけ?ふつかでひとりだよな)
春はミチコママがつくった薔薇が咲き乱れて綺麗だしよ。
ピンポンダッシュはすんなよ。

なんだかよくわかんねーけどよ。
いまオレのアタマの中は「昭和?」ってカンジだぜ。
「21世紀?」となるとウツになるんだよ。

お。
レインが呼んでる。
「カオル。飛ばしすぎないでね」
「わかってんよ。
 飛ばしてんのは時代だよ。ヒカリの速度で通信だよ」
「にゃまま」


じゃいなら。
 


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