カオルの不定期日記



通販詩人 2008年10月25日(土)

  2008 10/25 (sat) 21:00pm
昨日は雨が降っていた。


チカゴロは通販や関係者に新譜を送ったり
チラシやポスターなんかをライブハウスに郵送したりで
家の隣のコンビニや郵便局の利用率がすごく高い。
多いときは日に3回行くときもある。
先日はアメリカへもCDを発送した。

Tシャツは売り切れた。
1枚残っているがそれは塚本晃用だからそれを塚本から買え。

なんというか。
気のせいかもしれないが。
オレが小包みを持ってコンビニに登場すると
店員が「お得意様のご来店だ」というより
「またこいつだ。なんかヤバい商売してんじゃないか」なカンジの視線が多い。
オレの風貌と「取り扱い 中身の欄」に
「宝物 優しくしてね」とか記入してるのも要因のひとつだろう。

以前ドラムのサクラにDVDを送って
コンビニの店員が(ビジュアル系風赤い長髪若い男子)が
「あれ?これって。もしかして。
 ラルクのサクラさんですか?」と訊くから
オレは平然と「ラルクって何だ?こいつはペンキ屋の桜君だ」と答えた。

しかしあるライブの帰りにコンビニで夜食のおにぎりを買ったら
その若者が「店長に訊いたら隣のカオルちゃんはバンドマンよって。
それで検索したらカオルさんのHPでやっぱりサクラさんでしたよ!」と
非常に興奮しながらバーコードをピッピッと。
オレは「伝票の内容はすべて忘れろ。そうしないとこのシャケおにぎりで
オマエの頭蓋骨を粉砕しちまうぞ」とやや微笑みながら言った。
「わかりました。フライヤーください。ボクもバンドやってるんです」
「フライヤーはないけどチラシならある。こんど万引きしても黙認しろ」
若者は「秘密がひとつ増えるたびボクらの距離は近くなる」的な顔で笑った。

またチカゴロはオレやレイン宛の郵便物も比例して届く。
ミチコママがそれを受けとることが多いのだがちょっと文句を言っていた。
「あんたさ。ちゃんと名前をブログに書かないと。
 レイン様だけじゃわかんないって郵便屋さん困ってたよ」
「だってレインはレインだよ。加藤レインとかにするか?
 売れそこなったハーフの女子アナみたいでダサイぞ。
 それともデパス・ハルシオン・ブラック・レインとかにするか?
 中世の黒猫男爵みたいで悪くないかも」
「あんたはバカだね。病院で診てもらった方がいい」
「毎週行ってるよ」
そんなこんなでよい折衝案が見つからず月日は流れ
ポストマンが「矢向6−3−4のレインは古本屋だ」と理解してくれて
無事に届くようになったが初老のポストマンいわく
「よろしかったら加藤樣方レインちゃんにしてくださるとありがたい」と。

これからはクリプレやお歳暮のシーズンだから
ポストマンが寒い日にスムーズに業務が遂行できるように下記にする。

230−0001
横浜市鶴見区矢向6−3−4 
加藤カオル&黒猫レイン
090−1696―9492

この「個人情報がどーのこーの時代」にオレはカラダをはってるんだから
それに見合う豪華商品賞品ギフト図書券残高20億のスイカとかくれよな。

じゃあ。
明日は千葉の海で唄うからよ。

グッナイ。
 


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