カオルの不定期日記



オリンピック詩人 2008年08月03日(日)

  2008 8/2 (sat) 22:00pm
チカゴロは「真夏に溶けるアスファルト」を見ないなあ。


オレは1964年の東京オリンピックの年に生まれた。
あのコロはそこらじゅうが日の丸応援団で
うるさくて生まれたばかりのオレは眠れなかったよ。

オレはオリンピックに興味がない。
好きとか嫌いじゃなくてぜんぜん興味がない。
まだちゃんと喰ったこともないしずっと喰わなくてもいい。
選手の名前は卓球の愛ちゃんと
野球の監督の闘将星野さんしか知らない。
オレの部屋にはテレビもないから観られないし。

いつのオリンピックだか忘れたけれど
忘れられない場面があった。
男子体操で鉄棒の演技を終えた選手が
会場の控えのベンチみたいなところで仲間とハイタッチして談笑。
緊張もとけて柔らかく笑っている。
そのシーンをたぶんオフィシャルカメラが撮っていた。
うっすらとだけど「話し声」が聞こえた。
選手A「どうだった?」
選手B「キンタマぶつけて痛い」とアンダーウェアをいじりながら言った。
絶対言った。クチがそう動いたしオレには聞こえた。絶対に言いました。
オレは笑ったというより「こんなもんだろうな」と想った。

高校野球の選手宣誓の「口上」が嫌いだ。
難しくて立派すぎる。
あれは本当に「球児たちの総意」なんだろうか?
選手たちもまだ高校生だ。
ベンチ裏や宿舎で「相手高校のチアガール可愛いかったな」とか
「最前列におっぱいのデカいねーちゃんいたな。見た?」とか
そんなコトを話しているに違いない。
それでいいと想うし。そうあって欲しいし。
オレは日本人だけど「無条件で日本を応援」みたいな気持ちはない。
愛国心とか郷土愛も薄いオトコだ。
オレは「国籍」よりも「かっこいい選手」が好きだ。

以前バイト先で仲間がこんなコトを言った。
「いまブレイクしているお笑いのなんとかやっくんは
 カオルさんと同じ中学の出身らしいよ。
 いま旬だからそれを言えば『つかみのネタ』になるよ」と。
オレにはその感覚がさっぱりわからない。
そのお笑い芸人の「なにか重要なポイントにオレが関わった」なら
まだわかるけれど
逢ったこともないし同じ中学と言っても15年ぐらいは差がある。
オレが「なんとかやっくんはオレと同じ中学の出身だぜ」と言ったら
みんなは「おー。すげー」となるのだろうか?
感心してくれるのだろうか?

オレはイチロー選手と同じ日本人だぜ。
オレはレイチャールズと同じ星で暮らしてるんだぜ。
と言ったら宇宙人は「すごい。うらやましい」とか言うのだろうか?

だいたいバイト先でチャンネルがそれしか映らないように
「わらっていいとも」が垂れ流されているのが苦痛だった。
タモリさんはとても才能のあるヒトだと想うけれど
オレは「タモリ倶楽部」の方が断然おもしろい。

オリンピックの選手たちは「勝ち負け 数字」が死活問題だ。
バンドマンにも「オリコンチャート 売り上げ」とかあるけれど
数値化できない部分も多い。
オレはあまり先のことを考えると「うつ」になるから
なるべく「その日1日を楽しく。せいぜい3時間ぐらい先まで」しか
考えないようにしてるんだが
選手たちは「4年後の北京を目標に」とかすごいなあと想う。

オレの「音楽力(ヒドい造語だ)」を数値化するなら
ピアノ演奏力 2
歌唱力    3
作詩力    6
音程力    4
滑舌力    3
(10点満点)ぐらいじゃないだろうか。

陸上競技はわりと好きだ。
単純明快で好きだ。
柔道とかは「相手の嫌がることをする」カンジが好きじゃない。
シンクロのヒトの化粧や大げさな笑顔も嫌いだ。
競歩は申し訳ないが笑ってしまう。
つい「走っちゃえ」とか叫びたくなる。
日本選手団の衣装も好きじゃない。
浴衣じゃダメなのかしら。

それとドーピングはなぜにいけないのかがわからない。
速くなる水着がいいなら
速くなる薬物だっていいんじゃないのか?
それがだめなら種目を変える。
「ドーピングありの競技」
「なしの競技」「選手に任せる競技」
それを国旗の横かなんかに「注射マークありなし」とか
あれば見るのも楽しい。ついでに「薬品名」とか。
薬物バリバリの選手が素面の選手に負けたりとか。

そんなコトを今日はぼんやり考えていた。

また毎週。
 


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