カオルの不定期日記



海山盗賊詩人 2008年04月27日(日)

  2008 4/26 (sat) 22:00pm
今日も雨。

4/12のジェネ会が終わってから
オレはブイーンと毎日飛び回っている。
肉体は疲れるが精神は楽しい。

なにをやっているのかって?

西に病気のネコがいればキズをなめあいに。
東に恋に飢えた天使がいればたぶらかしに。
北に「格安印刷屋」があれば値切りに。
南に「秘宝」があれば発掘しに。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ
ヒトの情けを背中にしょって
ヘタなピアノを弾きながら
媚びず守らずあきらめず
そういうものにわたしはなりたい (宮沢賢治風)

それにしても。
今月は何度か渋谷に行ったのだがぜんぶ「雨」だった。
レインよ。
泣いているのか?

やってたりやってる最中のコト。
「レイン生写真 印刷 パウチ 落書き」
スピリッツのこーじ君がスピリチャルデザインをし魂で印刷した。
6月のルックと7月のワンマンではギターも弾いてもらう。
パウチはオレとレインがやった。

ほぼ在庫切れになった「海賊 山賊 盗賊盤」の
「デザインリニューアルと焼き増し」とか。
「音源」には変化がない。

「山賊海賊盤」のジャケットの「題字」は
6/11共演者の「書道空手の有段者千綿偉功先生」にやってもらった。
荒々しいカンジのや清楚なヤツなど
たくさんのバージョンを書いてもらい「どれもいーなー」と嬉しい悲鳴。
ギャラは5千億万円という格安でお願いした。
歌詞カードはカオルが「80年代アングラライブハウスチラシ風」に。
盤面にもその「千綿先生の題字」を印刷する。
アイランドスタジオのあだち君と
渋谷のデザイナーミスせいどうにご尽力を頂いている。

「盗賊盤」はデザイン音源ともに変化はないのだが
ジャケットを「カラー印刷」にした。盤面も印刷する。
とても丁寧なよい仕事をしてくれたのが子分のわたる君。
しかも「料金」を立て替えてくれて
さらに「1万年ローンの無利子」にしてくれた。
感謝。

「職業カオル」の社運を賭けた大事業だ。
しくじったらレインは奉公に行くらしい。

他にも新曲を考えたり
黒猫物語を考えたり
塚本とジェネ会のハガキを書いたり。
リハーサルをしたり。

うまく言えないのだが「フーテンの寅さん」のようなカンジだ。

山形のライブでは主催者ががんばってくれて
満席に近い状態になっているとのウワサもある。
「16曲ぐらい唄っちまうか」という気にもなっている。

今日はこれからリハ。
28日はストーミーマンデー。「ジェネ会横浜編」
29日は休養と備品の買い出しなど。
30日は歯医者と(あと3回)密談など。
5/1はベーシストのたねちゃんとギャンブリング。

オレはいろんなヒトの「好意」で「生かされている」と痛感する。
恩返しのためには「倒れずにつくり続けること」なんだと思う。

ふと。
思った。

狩猟採集の縄文時代とか。
やはりいろんな「タイプ」のヒトがいたんだろう。
腕力の強いヒト。罠を作るのがうまいヒト。
でもオレは軟弱だから
「カオルはよ。狩りに行ってもアシデマトイだからよ。
 村に残ってガキどもにおとぎ話や壁画を描いてりゃあいいよ」と。

オレはその「いびつなDNA」を誇りに思う。

じゃあ。
歯を磨いてくるからよ。

ちょー。
 


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