カオルの不定期日記



夏終了詩人 2007年09月14日(金)

  2007 9/13 (thu) 13:00pm
だいぶ涼しくなってきた。


「 Good by Blue Sky 」
ピンクフロイドの曲だ。
インターネットで動画が観られた。
便利なのだが不思議な時代だ。

もう夏は終わってしまった。
また長ズボンの季節がくると想うと寂しい。
それに靴をはかなきゃならない。

「来年まで閉鎖」の市営プール。
管理人たちはプールサイドの汚れと
ロマンスの残骸をデッキブラシで掃除している。
彼らは(彼女たちは)来年までいったい「なにを管理」して暮らすのだろう?

なまぬるくなったコーラの甘味。
黄昏のカケラが入道雲に突き刺さる夕暮れ。
指輪と水着のあとだけ日焼けしてないガールフレンド。
クリームソーダのグリーン。

ヒマワリはいつのまにか枯れてしまった。
鈍い午後の太陽がその影法師を長く伸ばす。
干涸びたセミの死骸を踏むと乾いた音がした。

グッバイ ブルースカイ

どうしてオレの絵の具はいつだって「黄色」ばかり減るんだろう?

今年の夏は暑かった。
熱気でアタマがぼわーっとして
「むずかしいコト」は考えられなかった。
プールサイドにいる限りオレはしあわせだった。
水面にくらげのように浮かんで
青空を眺めてなるべくオレは別の生物のフリをする。
紫外線とタバコを栄養源としている別の生物だ。

どうしてプールは「空と同じ色」にペイントされてるのだろう?

オレは6月ごろに髪を切った。
「9/29のライブにちょうどよくなるように」と。
でもヘタクソにやってしまい毛先がくりくりになってしまった。
夏が終わったあの日に微調整をしたのだが
事態はけっこう深刻になった気がする。

プールサイドにいる限りオレは髪型なんかどうでもよかった。
どうせ濡れてしまうのだから。
鏡にはヒカリが集まってきてまぶしくて見えないし。

8月の終わりには飛び入りライブの練習で
ひとりでスタジオに入った。
でも「新しいメロディー」はみつけられなかった。
なによりも「コトバ」がみつからなかった。
そのうちにコンピューターで「作詞」ができるようになるのだろうか?

ずいぶん涼しいのだがオレは扇風機を回している。
さっき止めたら「静かすぎる」ような気がしてな。

今日はこのへんで。
グッバイ。
 


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