カオルの不定期日記



プール詩人 2007年08月09日(木)

  2007 8/9 (thu) 17:30pm
とても青くて高い空だった。


元町プールに行ってきた。
あいかわらずシーズン中なのにガランガランだ。
リハビリ代わりに50mのプールを15往復歩いたよ。
やすみやすみね。
たまに泳いだりしながら。

オレに必要だったのは「運動」だった気がする。

想っていたよりずっと「世界はまぶしかった」な。

イルカのように濡れたアメリカンハイスクールの少女たち。
ヒョウ柄のタイトな水着のガールは「パンの耳」みたいに日焼けしている。
毎年中央を陣取っているコドモに優しい「横浜魔界倶楽部」の集団。
「ジョニーウォーカー」と見間違えた黒人のオトコ。
(HP図書館誰ハロサブストーリー参照)
蚊取り線香をたきながらスタンプを押す係のおじさんおばさん。
入れ墨をいれたヒップホップのような少年。
木陰でハンバーガーを食べながら本を読んでる初老の夫婦。

今年も遊ばせてもらいます。

プールに入る。
そっと水面に手のひらを滑らせる。
揺れる水が手にやわらかく吸い付いてくる。
まるで好意的な軟体動物のようだ。
オレたちは「海から水から」うまれたんだと実感する。

水の中で仰向けになり空を見る。
耳は水面下にあるので「はしゃぐ声」もカゲロウのようだ。
まぶしい空。直線のない空。
クラゲの気分で漂う。ただ酔う。
ココロやカラダがリセットされていく。

やはりオレは冬より夏が好きだ。
「たくさん重ね着」より「ハダカに近い」方が自然に想える。

元町プールはナイターもやってる。夜21時まで。
その時間帯だったら水着でも恥ずかしくないし水着じゃなくても。
夜のプールサイドでは恋が実る確率が上がるんだぜ。
会社帰りに30分ぐらい汗を流してガーッと泳ぐのもいいぜ。

オレは元町プールが好きだ。
いくら市営といっても「時間200円」で「あの人数」じゃ
いつか「潰れちゃう」んじゃないかと想って心配になって
みんなの「プール欲」を刺激して書きました。

ジャボーン。
 


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