カオルの不定期日記



誕生日詩人 2010年03月30日(火)

  2010 3/29 ( mon ) 20:00pm
まだ寒いな。


宮崎のアニキにもらった黒い高級傘を盗まれた。
レインハウスのドアの屋外テレビのところに置いてあったのだが。
犯人に心当たりがある方はレインハウスの詩人まで。
賞金はカツオフレッシュパック食べ放題です。
また「ワケアリ」の黒猫さんも歓迎します。

もうすぐ誕生日だ。
でもオレはあまり誕生日に「思い入れ」というのは少ない。
誕生日はなんとなく食事をして暮らしていれば
わりとすんなり訪れるからだ。
個人的には「5/1 断酒9年目突入」の方がアイツ。

46年。
あまり実感がない。
でも人生の半分は過ぎたんだろうなとは想う。
いまのところ「徒花(あだばな)のような人生だな」と。
徒花:花は咲くけれど実を結ばない花

「酔生夢死」ということばが好きだ。

毎年たのまれもしないのに
自主的にやっている「ヒッピーバースデー」は愉しみだ。
去年は渋谷クレストでやった。
コインロッカープレゼントや写真詩集プレゼントをした。
ながい階段にも工夫をした。

今年はそういうアイデアはいまのところない。
でも「 eros 初ライブ」が愉しみでしょうがない。
アシタと2日がリハだ。
なんとか新曲を間に合わせたいと考えている。
お客さんといっしょに誕生会を終演後にできたらと考えている。

毎日ライブの準備で忙しい。
ピアノには影響がないけれど右手の薬指をヤケドした。
レインが風邪気味でなかなかよくならない。

密かにだけれど。
オレはすごく燃えている。

おりょー。
 

こっぱみじんぎり1詩人 2010年03月24日(水)

  2010 3/23 ( tue ) 23:50pm
雨。夢子の誕生日。


チカゴロすぐに腹が減る。
多い時は日に3回もご飯を食べる。
粗末な食事だがインスタントは食べない。
たまにミチコママのご飯を食べると美味しいなあと想う。

ビーン。

チカゴロはiPodを常に持ち歩いている。
はじめは「1000曲も入るのか」だったけど
もう容量がほとんどない。

MDからハードディスクレコーダーに変えた。
これは便利だ。
バンドのリハをすぐにメンバーに送れる。
(というか。みんな自分で録音して下さい)
erosのリハの音源を聴いていると楽しくて
いろいろなアイデアが浮かんでくる。
あと2回しかリハはないけれど
4/5にはなんとか10曲は仕上げたいと考えている。

デジタルの台頭で世界は変わった。
よくも悪くも変わった。
それ以前は迷惑メール自体が存在しなかった。
しかしいまは「それにさえも慣れつつある」だな。

カセットテープで録音していた時間は「巻き戻しの時間」がイライラした。
デジタルになってそれは解消されたけれど
操作を間違えると一瞬でデーターが消滅するという事故が起きる。
カセットの時より事故は増えた。

まあオレはデジタルの恩恵と弊害を使い分けているが
「まだデジタルに詩は書けない」というのがなんとなく愉快だ。

カーン。

チカゴロいろいろなところで
「レインちゃんのブログ読んでますよ」
「日記の文章が好きです」と言われるのだが
あまり動員や売り上げとは比例しないようだ。

ジューン。

お茶のティーバックをくれ。
保存のきくブタの豚肉をくれ。

ひゅー。

今日の擬音では「ひゅー」がいちばんだな。

最後に。
我々は。
誰もが。
苦しむために生まれてきたわけではない。
だが苦しい時期が続く場合がある。
自分が原因なら自分を快復。
「他」に原因があるのなら戦う。
「旗を振るのは苦手だ」というヒトは
たとえばカオルを応援する。
曲にしてこっぱみじんぎりにしてくれるわ。

ガハハハハハ。

じゃいなら。
 

仮名鈴木さん詩人 2010年03月22日(月)

  2010 3/21 ( sun ) 20:40pm
ゆうべから風が強い。


オレもレインもなんだか暴風が楽しくて
窓を開けたままいっしょに徹夜でちょびと盛り上がった。

「暴」というコトバはわりと好きだ。
暴走/暴言/暴力/暴飲暴食/暴風雨など
逆に「強」というコトバはなんとなく嫌いだ。
強制/強姦/強欲/強情/弱肉強食など。

暴力的なオトコが暴風雨の中暴走しながら暴言を吐いたあと暴飲暴食。

強情で強欲なオトコが強制的に女性を強姦し「弱肉強食だ」とわめいた。

ブイーン。

「レインハウスのポストの謎」
あらすじ。
カオルは「ゴミの分別がなってない」と区役職員に指導を受けた。
「紙の分別」がとても難しい。
燃えるゴミと古紙の区別が。

だからカオルはポストに日々ぶち込まれるチラシを放置した。
家を買う予定も引っ越す予定もない。
ピザはひとりでは食べられないし結婚相談も借金も関係ない。
だからポストはチラシであふれていくのだが。
だが。
なぜか気がつくとチラシが掃除されている。
想像だけれど同じアパートの仮名鈴木さんのシゴトだと想っている。
鈴木さんは朝5時に外で体操をする。
よく会う。
必ずなにかオレに声をかける。
「加藤さん。昨日はお母さん来てたね」
「加藤さん。今夜は寒くなるらしいよ」
いちばん多いのが「加藤さんはがんばってるねー」だ。
特にがんばっている姿を見せているつもりはないのだが
ニセモノの金のブレスレットをした推定70歳の鈴木さんの目には
オレががんばっているように映るか社交辞令だ。
とにかく「ポストのいらないチラシ」が綺麗になっているのは嬉しい。
ただ「大事なお知らせ」なども相似されている可能性も否めないが
これ以上仮名鈴木じいさんに求めるのは強欲だと考えている。
いくつもいっぺんにうまくいくわけはないのだ。

ブイーン。

どんなタイプの女が好きか?と訊かれれば
オレは「秀吉の時代の某涸らしの蛍みたいな女性」と答える。
某涸らし。すごいカタガキだ。
ロックの匂いがする。

ブイーン。

いまNHKの「オヤジバンド日本一」を観ている。
出演者の年齢はオレとたいして変わらない。
オレもオヤジなんだ。
だからオレの言う逆はすべてオヤジギャグなんだな。
面白いバンドはいまのところいない。
なんだかしょぼいラブソングばかりでつまらない。
ガーッと噛み付くような唄が聴きたいんだ。

オレがつくればいいか。

よし。
新曲の「逃亡者」を完成させよう。
聴きたいヒトはぜひ誕生日ワンマンへ。

では。
でわ。

「でわ」のが素敵。

あちょー。
 

死刑など詩人 2010年03月19日(金)

  2010 3/19 (fri) 23:00pm
特に天気の印象がない。


もし「カオルは死刑制度に賛成化反対か?」と訊ねられたら
オレは「わからない」と答える。

それよりも「なぜ終身刑がないのだろうか」と想う。
無期懲役といっても最高で15年ぐらいらしい。
人を殺しても優秀な弁護士がついて
模範囚として過ごせば半分近くの刑期で出所できるともきく。

死刑というモノは
「人間にとって死ぬのがいちばん怖い」という考えに成り立っている。
逆に言えば「死を願う者/死ぬことがまったく怖くないヒト」にとっては
「罰則」ではない。
おかしな世の中でおかしなヤツが増えている。
そういうタイプが多く出た場合に
「終身刑」がなければ対応できないと想う。

もしオレが死刑囚になって
映画のように「最後になにが食べたいか?」と言われたら
オレは「飛び切り時間がかかる料理」を選ぶ。
例えば「3日3晩煮込む料理」などを。
そしてそれをノロノロと食べるだろう。
少しでも長く生きていたいから。

清志郎さんの曲で「恩赦」というのがある。
オレは「金子マリバージョン」しかしらないけれど
今月それを収録した清志郎さんのアルバムが出るらしい。(3/21?)

http://ja.wikipedia.org/wiki/恩赦

すごくいい唄だ。


先日のブルースナイトはとても楽しかった。
機会があればまたやりたいと考えている。

3月の後半からだんだん忙しくなる。
でもそれは嬉しいことだからわくわくする。
誕生日ワンマンは現状では「ぜんぜん売れてないなあ」なのだけれど
なんだか今年は「焦り」みたいなモノがない。
「もしお客さんが5人ならそれがカオルの実情だろう」と。


アシタも休む。
たくさん遊ぶ。
例え火山が噴火しても
オレは遊び呆ける。

レインも同じ意見だ。

じゃ。

また毎週。
 

香木詩人 2010年03月10日(水)

  2010 3/9 (tue) 23:59pm
雪らしい雪が降った。


雪の中 eros のリハへ三鷹のスタジオへ。
まだ2回ぐらいしかやっていないのだけれど10曲仕上がりつつある。
誕生日ワンマンの初エロスが愉しみだ。
個人的には「人生最後に相応しいメンバー」だと想っている。

大西さんは遅刻したけれど
「そのぐらいでちょうどいい」と想った。

ドラムのあやちゃんは面白かった。
オレが「エロスというバンドの目的のひとつには回春がある。
 みんなが10代の時に憧れのロックスターのポスターを壁に貼った。
 あの頃にやりたくてもできなかったことをやりたい」と言った。
あやちゃんが言った。「アタシは生まれてない」と。
「あやちゃんにも10台のときあったろ。みんなのガキの頃のことさ」

ギターのオオシマも面白かった。
4/5の時に「次回のエロス」を告知をしたいからストーミーに電話した。
空いている日が5/11 26 31だった。
みんなの都合などで「5/26に決定」にした。
オオシマが言った。
「5/25だと覚えやすいから5/25がいい」

帰りは大西さんが車で立川まで送ってくれた。
大西さんは早稲田の文学部中退なので
話をしていて「会話のストレス」がなくて嬉しい。
最近では「五臓六腑/無頼/カタルシス」というコトバを
「聞いたこともない」というヒトが多くて気を使うから。

ブイーン。

豪邸を建てた弟は東急ハンズで主任をしている。
「ぜんぜん売れないから」と家族の分の「香木」をくれた。
知らないヒトのために。 HYPERLINK "http://ja.wikipedia.org/wiki/%8D%81%96%D8" http://ja.wikipedia.org/wiki/香木

薄く削って香炉などであぶりたいのが機材がない。
だからオレは見る人が見たら倒れると想うが
「直火ライター」した。
1分ぐらいで白檀のとてもいいカオリがする。
小山羊の頭蓋骨ぐらいの大きさで
間違いなくレインハウスで「最も高額なモノ」だ。
詳しい方がいたら調査をして欲しいのだが
「0.31 KGS M-1 山」という札がある。

とにかくほんとうにいいカオリがする。
民族屋などで売っているサンダルウッドお香とは政治家とピカソぐらいの差だ。

ブイーン。

4月発売予定のDVDは「カオルトレイン」というタイトル。
時間もエネルギーも大量に消費したけれどいいモノが出来た。
大絶賛だ。(オレとレインだけが)
しかし200枚をひたすら焼き増しするのは本当に疲れた。
ぜんぶは時間的にムリだけどランダムに「エラーチェック」もした。
ボロいプレイステーション2で観られたので大丈夫だと想っている。

はじめは「盤面印刷と値段」を考えて白い廉価版を買ったのだが
なにしろ1枚焼くのに40分くらいかかるしエラーが出た。
だから倍速対応のいいヤツを買った。
エラーも出ないし1枚7分ぐらいで焼ける。
ただ印刷が出来ない。
プリクラや黒猫のシールを貼ろうと考えたのだけれど
それがはがれて買ってくれたヒトのDVDプレイヤーが壊れたら困る。
考えたあげく盤面にはタイトルだけをマジックで手書きした。

できるだけ多くのヒトに観てもらいたい。(200しかないけど)

ブイーン。

3/17に新横浜ベルズの「ブルース研究会」なるものに
オレとヒサカタは乱入しようと考えている。
オレは「ブルース」という単語を歌詞で使用するけれど
ブルースには詳しくないし「まず唄えない」な。
和製ブルースには挑戦するけれど英語のヤツは「アレは聴く音楽だ」と。

ビリーホリデーの名曲「ストレンジフルーツ/奇妙な果実」という曲がある。
(これについては図書館の「新最後のアジト」に書いてあるはず)
最初にこの曲を聴いた時はあまりの威圧感というか
ビリーホリデーのエネルギーで胸が息苦しくなった。
和訳の歌詞を読んで愕然とした。
たぶんマリさんにもこの曲は唄えないのじゃないかと。

オレは個人的に想う。
ブルースは「苦しい日々(ブルーな日々)を楽しむための音楽だ」と。
いろいろな曲があるけれど基本的には「コードが3つ」しかない。
メロディーも歌詞もシンプルなモノが多い。
これは「曲のキーさえわかれば誰でも参加できるように」じゃないかと。
だからこそ「個人の力量が問われる音楽」だ。
そんなことはオレにはムリだから避けて通ってきた。

そんなことを即興で唄いたいと考えている。

いま雪は雨になっている。
道路が凍らないといい。
アシタは精神科の日だから。
都市にしか住んだことのないオレは雪に弱いのだ。


また毎週。
 


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