カオルの不定期日記



タバコCM詩人 2007年11月09日(金)

  2007 11/8 (thu) 18:00pm
もうすっかり陽は落ちている。


携帯電話のバッテリーが冴えないのでドコモショップへ行ってきた。
「お客様はあと2ヶ月でこの電話機は2年になります。
 そうするとバッテリー交換は無料です。いまだと有料です」
オレはあんまり電話を使ってない。
メールもiモードもやってないのに寿命は早いやねと想った。
「機種変更」という方がいいようなコトを言ってたんだけど
「カメラがついてないヤツ」ってのは「需要が少ない」らしいな。
とにかくオレはあと2ヶ月生き伸びてバッテリーを無料交換しなきゃだ。

オレの当面の「生きる目標」ができた。

話はブイーンと変わる。

「街」へ出たのは久しぶりだ。
気のせいかもしれないけれど「そこら中が禁煙」だった。
コーヒー屋も2件「全席禁煙」だった。
仕方ないからマチカドの喫煙コーナーでタバコを吸う。
清志郎さんの「トランジスタラジオ」じゃないけど
「タバコのけむり とても青くて」ってカンジ。

そこに張り紙があった。
「来年ぐらいから歩行禁煙は罰金」だとさ。
善良なる市民のみなさまと健康と綺麗なまちづくりがなんちゃらで
偉いヒトたちが会議をして決めたのさ。

オレは3億円ほど欲しい。
罰金が1回3000円ぐらいだとして。

オレの当面の「人生の意義」ができた。

タバコ会社のヒトへ。
倒産しないで欲しいのでCMやPRをテレビでもお願いします。
「ご時世」のコトはじゅーじゅー承知ですが
そのうちに「未成年は買えない販売機」とかになるそうじゃないですか。
絶対に売り上げ落ちます。
すると単価を上げますね。
すると「おこづかいのないヒト」は禁煙します。
喫煙者が減ると灰皿やライターの会社がダメになります。
ホームズ探偵もパイプがやれないので推理が鈍って迷宮入りが増えます。
肺ガンや脳卒中のヒトが減ると病院ももうかりません。
あと「困ること」をもう思い付けません。

カオルはCMを考えました。
ギャラはピース5000本ぐらいでいいです。

チャップリンとかキートンみたいなムードで。
「紛争地の国境。
 気の弱い兵隊がビビりながらパトロール。
 バッタリ敵の兵隊さんとはちあわせしてしまった。
 やべ。撃ち合いは恐いし逃げるのもダメだ。
 そう考えて兵隊さんはとりあえずタバコを差し出しました。
 同時に敵も差し出しました。
 お互い火を点け合いました。
 照れ笑いをしながらふたりは敬礼をしました。
 かくして銃撃戦は回避されました。
 ふたりはタバコを挟んだ指で『ピース』と言いました」

どうよ。
そんでテロップ入れよう。
「未成年者はタバコも戦争もいけません」

嗚呼。
なんだか「手のこんだ負け惜しみ」のようだぜ。
嗚呼。
オレはね。
「いい音楽とうまいコーヒーと喫煙の店」が好きなんだ。
でもよ。
それって「昔の普通の喫茶店」なんだよな。


じゃあな。
 


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