カオルの不定期日記



プリンセス詩人 2007年08月23日(木)

  2007 8/20(mon) 21:50pm
新品のナイフで切り取ったような抜群の半月。


もうそろそろ学生さんも夏休みが終わる。
ひと夏の体験をしたり髪を染めたり
宿題をやっつけたりいい想い出はできたか?
チカゴロじゃなんでも「カメラでカシャ」だけど
オレの経験では「記録より記憶」だぜ。

新聞で読んだのだが「卒論代筆業 1文字5円」というのがあるらしい。
大学側は「そんなズルは許さん。とりしまる」と。
グーグルだかヤフーとかも「その手のインターネット広告は規制する」と。

なんだか非常にくだらない。
こういうのを「世も末」と言うんだ。
せっかく「実力で入学」したんだから卒業も自力でさ。
「落第したらもう1年遊べるぜ」ぐらいのカンジでいいんじゃないか。
まあオレは大学生だった経験がないから「門外漢の戯言」なんだけれどね。

オレが音楽専門学校の講師をしていた頃。
「始業後30分以降の入室は欠席」というルールがあった。
ある日入れ墨ピアスの兄ちゃんが「35分ぐらい」で到着。
「カオルさん。オマケして欠席じゃなくて遅刻にしてくれよ」と。
オレは言った。
「いいよ。5分ぐらい。
 でも。その入れ墨が泣くぜ。
 オマエは良い成績でご卒業してママにほめられるのと
 パンク魂をつらぬいてプロになるのとどっちが目標なんだい?」
その兄ちゃんは「そりゃあプロだけど単位落としたくないし」と。

なんか価値観が「卒論代筆お願い君」と似ている。

新聞で読んだのだが「相撲の横綱のヒト」が
「精神的病」になり相撲を続けるのが厳しいとのコト。
生まれ故郷である「モンゴルに帰り治療が望ましい」と専門医が。
それについてカオルは特に意見はない。
ただ「精神的病が報道されているプリンセス雅子さん」は可哀想だと想った。
「雅子さんは実家に帰りのんびり静養と治療を」と誰も言ってくれないみたいだから。
(これは古い週刊誌の情報を元にしたカオルの勝手な憶測です)
天皇の奥様というのは我々庶民と比べて質の異なる多大な「ストレス」がありそうだ。
「気晴らしにディズニーランドでスプラッシュマウンテン乗ろうぜ!」とか
「元町プールでコロナビール飲もうぜ」とか絶対に許可されないのではないか。
まあオレは皇族だった経験がないから「門外漢の戯言」なんだけれどね。

プリンセスは「携帯電話」をお持ちなんだろうか?
トモダチに愚痴メールのひとつでも送りゃあいいんだ。
あ。
「レインのブログ」読めば?
オレは鬱病だけど「黒猫」は効果があるぜ。
「コメントに投稿」する時は「実名」はまずいからコードネームは「プリン」な。
「プリンです。毎日儀式で大変ですけどレインがおもしろくてがんばります」とかな。

あ。
オレは今年はまだ「ひと夏の体験」をしてねーじゃんか。
まずいな。
髪は脱色しないと決めたし
服装とコトバはこれ以上乱れようがないし。
まずいな。
あと10日だ。
なんとかしないと「チンピラ詩人」が
ただの「詩人」になってしまう。
無料の詩人。

どっかに「非合法の地下プール」とかないかな?

ねーよ。

おりゃー。
 

プール詩人 2007年08月09日(木)

  2007 8/9 (thu) 17:30pm
とても青くて高い空だった。


元町プールに行ってきた。
あいかわらずシーズン中なのにガランガランだ。
リハビリ代わりに50mのプールを15往復歩いたよ。
やすみやすみね。
たまに泳いだりしながら。

オレに必要だったのは「運動」だった気がする。

想っていたよりずっと「世界はまぶしかった」な。

イルカのように濡れたアメリカンハイスクールの少女たち。
ヒョウ柄のタイトな水着のガールは「パンの耳」みたいに日焼けしている。
毎年中央を陣取っているコドモに優しい「横浜魔界倶楽部」の集団。
「ジョニーウォーカー」と見間違えた黒人のオトコ。
(HP図書館誰ハロサブストーリー参照)
蚊取り線香をたきながらスタンプを押す係のおじさんおばさん。
入れ墨をいれたヒップホップのような少年。
木陰でハンバーガーを食べながら本を読んでる初老の夫婦。

今年も遊ばせてもらいます。

プールに入る。
そっと水面に手のひらを滑らせる。
揺れる水が手にやわらかく吸い付いてくる。
まるで好意的な軟体動物のようだ。
オレたちは「海から水から」うまれたんだと実感する。

水の中で仰向けになり空を見る。
耳は水面下にあるので「はしゃぐ声」もカゲロウのようだ。
まぶしい空。直線のない空。
クラゲの気分で漂う。ただ酔う。
ココロやカラダがリセットされていく。

やはりオレは冬より夏が好きだ。
「たくさん重ね着」より「ハダカに近い」方が自然に想える。

元町プールはナイターもやってる。夜21時まで。
その時間帯だったら水着でも恥ずかしくないし水着じゃなくても。
夜のプールサイドでは恋が実る確率が上がるんだぜ。
会社帰りに30分ぐらい汗を流してガーッと泳ぐのもいいぜ。

オレは元町プールが好きだ。
いくら市営といっても「時間200円」で「あの人数」じゃ
いつか「潰れちゃう」んじゃないかと想って心配になって
みんなの「プール欲」を刺激して書きました。

ジャボーン。
 


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