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2006 10/21(sat) 22:53pm 晴れていたので布団を干したよ。
今日は精神科の日だった。 先生が「敬愛している作家」の本をオレは偶然一冊だけ持っていた。 ところが先生は「その一冊だけ読んだことがない」ということだったので 前回カオルCDを2枚も買ってくれたお礼にプレゼントすることにした。 一度だけざっと読み返して「絶版だけどまあいいか」と。 なんとなく「ワイロ」っぽくて「すげー気持ちよくなる内緒のクスリ」などを 処方してくれるかなと想ったが丁寧にお礼を言われただけだった。
あたりめーだ。
先生はカオルCDをちゃんと聴いてくれたらしく 熱心に感想を述べてくれた。 「私は音楽にはまったくの素人なんですが 『詩』が率直に素晴らしいと想いました。 ただ『現代社会』では伝わりにくいメッセージなのかも知れませんね。 もっと『妥協』すればいいのかもしれませんが アナタの場合それはまずできないことなんでしょうね。 それと本当に素人意見で申し訳ないのですが CDの声は『アナタの人の良過ぎるトコロ』が現れているように想います」
なるほどな。 確かに「妥協すれば売れるのか」的なコトはアルバムを出して以来ずっと考えてることだ。 でも「妥協」はやはり出来ないだろう。 うまく言えないけれど「世間と折り合いを付ける」コトが出来たらとは想っているのだが。 しかし「妥協・折り合い」をすれば「本当に売れるのか?」だし 「なにをもって妥協・折り合い」なのかがわからない。
とりあえずだな。 「カオル後方支援部隊ファンクラブ会員候補」の諸君はだな。 「誰ハロ」などを有線リクエストしたり 「ジェネレーションズ」などをいろんなヒトに聴かせたりして欲しい。 オレは本当に「宣伝」というのが苦手で 「買ってください」とかすげー恥ずかしいんだ。 変な意地を張っちゃうしくだらんことしか思いつかない。 「詩人〜のCDにガムをつけたらどうか」 「誰ハロを買うと『恋が叶う』とか女子高生2ちゃんねるなどでうわさにならないか」 くだらん。
世間と折り合いを付けるのなら 「丸め込む」という方が好みかな。 「トリックスター」だ。 「長靴を履いたネコ」のようなもんかな。 一歩間違えればただの「詐欺師」だが うまくいけばだまされた方もスカッとする「ペテン師」かな。 そっちのがオレにあってる。
やはり隊長であるからには「作戦」は練らなくちゃだな。 オレらしいやり方でな。
今年は「とにかく転ばないこと」を目標に唄ってきた。 「大きな成果は期待せずただ唄う」と。 とりあえず今のところはなんとかその通りに踊れている。 そろそろ「種まき」の時期だな。 そんな気がしている。
2002年に「詩人は夜明けにガムを噛む」を発売した。 2003年は「山賊・海賊」を。 2004年には「誰ハロ」と「ピース配り」を。 昨年は「裏DVDR盗賊盤」を発売したが 今年は「カオルシール」を制作しただけで何も作ってない。 新曲も何曲か作ったけど「リンダ」以外はすべて「ボツ」の予定。
6月頃の「毛糸玉詩人」で「もつれた糸がよけいに絡まった」と書いたが チカゴロは自然に「ほどけてきている」気がする。 あれだけ叩いても蹴飛ばしても何をしてもダメだったものが。 水が「高いところから低いところへ」流れるように。
ただ「ほどけるコト」が嬉しいことばかりではない。 切りたくないけれども「切らねばならない糸」もあるし 「結び直さなければいけない糸」もある。 「継ぎ足し」なども考えてとにかく一度「まっすぐ一本」にする必要がある。 なんだか「謎かけ」みたいなカンジで伝わりにくいと想うが カオルはなんとなく「動き出す時期」が来たのかなあと感じているんだ。
とりあえず12/22に「古巣ベルズ復活ライブ」も決まった。 ワンマンもそうだけれど応援してくれたら嬉しいと想う。
またね。 |
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