カオルの不定期日記



カナリア詩人 2006年08月28日(月)

  2006 8/25 (fri) 17:00pm
涼しい一日であった。


おとといも昨日も原稿を書いたり労働をしたので
便宜上「いつの間にか夏休みは終わったぜ」と考えている。
全然休んだ気がしない。
だからまた改めて夏休みをとろうとかなと考えている。

チカゴロのカオルは不意に立ち止まって空や店の看板を眺めたり
駅前のベンチなどで人々や世間を見つめることが増えた。
なぜそんな「クセ」がついたのか自分でもわからない。
いまさら「現実」というモノを認識し「折り合い」をつけようとしているのか。
「仲間」を探しているのだろうか。

商店街のベンチでぼんやりしていた。
鳥のさえずる声が聞えた。
洋食屋の店先に鳥カゴが置いてあり
中にレモンシャーベットのような色をしたカナリヤが1羽。
近寄って口笛を吹いてみた。
カナリヤの節回しをマネして。
カナリヤは小首をかしげながらあたりを「コクコク」と見回している。
「仲間」を探しているのだろうか。

「炭坑」が世界中で盛んだったころ
炭坑掘り達はその深い穴の先頭にカナリヤを連れて行ったらしい。
カナリヤは有毒ガスにすごく弱いので「ガス探知器」のかわりに。
「お。カナリアが死んだぞ。よし。今日は撤収だ。ガスが出てるらしい」

確か「ポリス」のアルバムにそんなカナリヤの唄が収録されていたはず。

よく見るとカナリヤは羽が人工的にカットされている。
カゴの中で飛んで怪我をしないようにかな。
逃げても飛んでいけないようにかな。
オシャレのために?
それは「犬のパーマ」のように愚劣だろう。
でも生前に「自分の銅像」を建てて喜ぶ輩もいるような社会だからな。

「価値観」の問題?
違うな。「品性」だ。

「誰か」が「どこか」でカナリヤを捕まえてくる。
「適当な値段」でペットショップに卸す。
それをまた誰かが「販売価格」で買う。
恐らくは「カゴとエサ」を一緒に。
そして「カナリヤらしい名前」をつけられ
飼い主に愛され羽をカットされ
もう一生空を飛べないまま
鳥カゴの中でその生涯を終える。

そんな事を考えていたらとても哀しくなってしまった。
そしてそんな事を考えても「一銭にもならない」事に。
プレジデント達は「時間の無駄」と言うだろう。
いや。「それを言う時間さえ惜しむ」だろう。
経済を活性化させ我が社の企業価値を上げなくては。

オレの羽はカットされてしまったのだろうか。
いや。羽は天使にあるもので詩人にはなかったんだっけ。
そんな唄が「カオルのアルバム」に収録されているはず。

唄を忘れたカナリヤ。
より。
羽を切られたカナリヤ。
の方が。
圧倒的に哀しい。


おしまい。
 

夏休み詩人2 2006年08月24日(木)

  2006 8/21 (mon) 22:00pm
絶対に素晴らしい夕焼けになりそうな空模様だったのに見逃してしまったぜ。


あらすじ。

2日連続プールで潜水などをし筋肉痛のカオル。
ずっと惰眠を貪っていたかったのだが
歯医者と精神科のある日だったのでノロノロと猛暑の中へ。

先月から精神科を「近所」にかえた。
喫煙室はない。
先生は「ミステリー小説」などを書いている年輩の男性。
診察室にその本が数冊置いてあったので立ち読みしたが
あまり好みじゃなかった。

あまり喋らない先生だ。
「方針」なのか「夏バテ」なのか。
「どう?」
「波はありますが『ウツじゃ〜』つーのはないです。
 たぶん戦場のフロントラインに行けば治ると思います」
「だろうね。特に日本人は」

次は歯医者だ。
治療中に先生はカオルの頭上で30秒ぐらい激しく咳き込んだ。
オレは「スマン」と言って欲しかったけど何もおっしゃらなかった。
「方針」なのか「夏バテ」なのか。

帰り道に今日はまだ飯をくってないことを思いだし
「サーティーワン」でダーキュリーアイスを食べた。
アイスは美味しかったけどコーンは好みではなかった。
オレの食べ方がヘタなので(食べ物全般ヘタ)齧ったとたんに
アイスがテーブルの上に「ぺにゅっ」と落ちてしまった。
今度は落ちないようにコーンの中ににギューっと押し込んだ。
ベトベトになった手の感覚はガキの頃の駄菓子屋のムードだった。
あの頃はシラフでグッスリ眠れたし単純な夢しか見なかった。
ジャングルジムのてっぺんから見渡せる範囲が「世界のすべて」だった。
空に何か光れば「UFOだ!」とはしゃいでいた。
「壁を越えたボール」をみんなで日暮れまで探した。
捜索中誰かが「エロ漫画」を拾ってくる。
「秘密基地」に宝物が増えた。

そんなコトを回想しながら
駅前のベンチでボンヤリとしていた。
通りすがりの母親が子供を叱っている。
「ちゃんと前を見て歩かなきゃダメでしょ!」
一瞬「オレが怒られてる」のかと思った。

「ちゃんと前を見て歩かなきゃダメでしょ」か。
確かに。

あと10日もすれば子供達は学校へ行き
元町プールは来年まで閉鎖される。
カオルは「9/11ライブ」の準備をはじめるだろう。
あと2回ぐらい台風が来たらもう秋だ。
また長ズボンを履かなくてはならない。
それがたまらなくせつない。

明日もまだオレは夏休みだ。
短パンにサンダルだ。
何をして遊ぼうか。

オヤスミ。
 

夏休み詩人1 2006年08月23日(水)

  2006 8/20 (sun) 22:44pm
「夏の終わり」を予感させるような雲のカタチ。


あらすじ。

カオルはタダイマ夏休み中。
その間を利用して考えてみることにした。
どうすれば「気楽に生きられるか」を
「重く深刻」に考えてみることにした。

昨日と今日「元町プール」に行ってきました。
とりあえずバスタオルを敷いて陣地を確保。
すでになまぬるくなったコーラを飲みながら「深刻に」考えました。
プールサイダー。

しかし真夏の太陽はジリジリと。
毛穴が全開になり汗がダラダラと。
アタマがボーッとして。ムリです。
とりあえずプールにつかりました。
50mを3往復ぐらい歩きました。
とても気持ちがよくて楽チンな気分。
あ。せっかくアタマ冷やしたのに深刻じゃない。

こういう時には「サブマリンデイズ」のように
「いちばん深いところまで潜るしかない」と。
「プール横断」を目標に「潜水」を開始したのですが
何度やってもあと線1本のところでギブです。
深刻にはなれませんでしたが深呼吸は沢山しました。

元町プールはてろ〜んとしたプールです。
ただ「長方形のプール」があるだけです。
浮輪も焼きそばも売ってません。
ウォータースライダーもありません。
なんか来ている人達もてろ〜んとしてます。
大型レジャープールにありがちな「元取らなきゃ損」とか
「せっかく来たんだから思い切って遊ばなきゃ」というカンジがないのです。
プラ〜っと来て2・3時間ぱしゃぱしゃ泳いで帰っていきます。
木陰でムズカシイ本を読んでいるヒトやキスばっかりしてるガイジンのヒト。
濃い化粧やサンオイルを塗っているヒトもあまりいません。
非常に簡単なプールです。

カオルは暫定的な結論を着替えながら出しました。
「気楽に生きるには元町プールに毎日来ればいい」と。
しかし0.7秒後ぐらいに現実的な問題にブチ当たります。
「プール代が2時間400円だとしても
 交通費やジュース代を入れると結構な金額になる。
 しかもその間収入がなくなる」

プラプラ坂を下りながら深刻になっていると
黒ネコと白猫と茶トラのネコがいました。
話かけると茶トラのネコがよってきました。
「キミタチのように気楽に生きるのはどうすればいいのだ?」
しかしネコはふにゃふにゃ鳴きながら
カオルのサンダルにじゃれついたりして答えてくれません。
「来週までに考えておいてくれ」と言ってカオルは立ち去りました。

カオルは帰りに「アロハシャツ」のお店をいつも見上げます。
欲しいけれどたぶんレプリカじゃないから猛烈に高価いはず。
だからお店にははいらないのです。

中華街によっていこうかなとも考えたんだけど
泳ぎ疲れてクタクタだったので帰ることにしました。

「泳いだからクタクタになった。だから帰る。
 どっかで飯を食いレインのブラッシングをして日記を書いて眠る」

悪くない夏休みです。


おしまい。
 

蝶々詩人 2006年08月21日(月)

  2006 8/17 (thu) 20:00pm
午後からはそんなに暑くなかったな。


マクドナルドでボンヤリとしていたら
来客の自動ドアに乗じて「蝶」が店内に。
わりと大きな蝶でエアコンの風に揺られながらも華麗に舞っていた。
カオルは「風流じゃな。つーかある意味シュールか」と。
しかしほとんどの客が迷惑そうで
自分の席に近づくとタオルのようなもので追い払ったり
なかには「トレイ」で殴ろうと待ちかまえている輩も。
「店員がなんとかしろっつーの」と乱暴なコトバでささやくギャルも。

おい。綺麗で可憐な蝶々じゃないか。
何故そんなにキミタチは嫌うのだ。
オレにはキミタチの最大ボリュームで鳴る「着メロ」の方が不愉快だぞ。

オレは立ち上がり自動ドアの「マット」の上に。
外へ出してやろうとダサいBGM3曲分ぐらい「開けっ放し」に。
なかなか蝶は「外へのルート」を見つけられない。
店員が現われる。なんと手には雑巾となにかのスプレーが。
おい。殺す気か?
外のチャリンコでもマットの上に乗せて蝶が出るまでほっときゃイイじゃんか。

殺気を感じたのか蝶はスーッと外へ。

夏休みだぜ。
蝶は刺さないぞ。
本日も改めてカオルは「この国は腐っておるな」と痛感した。

8/15の「3バカ THUMBS UP 」は大盛況だった。
突然の参加を打診を快諾し遠路はるばるやってきたアキタ君もとてもよくやってくれた。
「終戦記念日」を念頭にいれカオルセレクト「桑田佳祐さんの『しゃあない節』」も
非常に好評であった。
カオルは当日「心身ともに不調気味」だったのだが
お客さんにのせられ心地よくやれた。
オレもそうだったけれど
「明日と終電」さえなければ会場の誰もが「帰りたくない」かんじだった。
9/11用のテーマソング「 sweet revolution 」は唄いながら「よい唄だ」と思った。

ふと思ったことがある。
3流の歌手は「自分のため」に唄う。
2流の歌手は「お客さんのために」唄う。
そして1流の歌手は。
「作品のために唄う」のではないのだろうかと。

オレは今夜から「夏休み」を自主的にとろうと考えている。
何をしたいとかそういう計画はない。
期限は決めてない。

最前線の兵士達も夏休みをとればいいのに。

もし戦車の中や宿営地やアジトに
ヒラヒラと蝶が舞い込んできたら
彼らはやはり「撃つ」のだろうか。
「新手のテロ・敵の陣地から来た」とか言って。

神の名の元に。
戦場の蝶を救いたまえ。


また。新学期に。
あちょ。
 

タイガー詩人 2006年08月15日(火)

  2006 8/13(sun) 20:00pm
冷房の効いた室内にいたから。


あらすじ。
オイラのパソコン i-book は「時代遅れ」であった。
まだ6年もたってないのにデジタルの世界は進化が早すぎる。
それで毎晩お星様にオイラは祈っていた。
「最新型のマックがある朝枕元の靴下に入っていますように」と。

メガ醒めた。
のそのそと布団の上に起き上がり
目覚めの一服をしていた。
ぼんやりとしたアタマであたりを眺める。

あ。靴下の中になんか入ってる。

あけてみてびっくりだ。仰天だ。
なんと「最新型のマック・タイガー」が。
おお。そう言えば昨晩レインがはしゃいでたな。
妖精さんありがとう。

まず最初にタイガーのふたに黒猫レインシールを貼った。

適当にいじっていた。
うむ。何から何まで最新型じゃねーか。
また「イチ」から始めないとな。
このアイコンは何だ?
お。突然画面上に「カオルアップ」が。
むむ。パネル正面にカメラがついている。
おお。ボタン押したら写真が撮れたぞ。
むむ。「スライドショー」ができるのかな。

これは「カオルヌード」なども撮れるし
編集したら写真集などもできるではないか。
あ。女子浴場などに持ち込めば盗撮も。
タイガー。作戦を練ろう。
レインの写真も撮れる。

妖精さん。次はデジカメが欲しいです。


おしまい。
 

セメント詩人 2006年08月08日(火)

  2006 8/5(sat) 15:30pm
今年はまだタンクトップを着てないな。


夏休み前ということもあって
カオルのロードーするファクトリーは
とても人手不足。
だから3人ほど期間限定で「ハタチの不良少年」を雇った。

うるさい音のバイクで通勤してくる。
「オマエら夜とか何してんの?」
「ドンキーの駐車場で喋ったり」
「そんでツバとか吐くんだろ?ロクなもんじゃねーな。
 そんなコトやってるとカオルのようになっちまうぞ。
 気高く目標を持ち『オッパイがデカいから』とか
 すぐに欲情ばっかしてないで生産的なことをせい」

とは言うモノの「若気の至り」は
「若いとき」にしかできないので
カオルは少年たちに「チーム名」をつけることにした。

「よし。仲間は大事だ。
 チーム名をオレ様がつけよう。
 うむ。
 よし。
 『セメント』というのはどうだ?
 鬱陶しいことやムカついたときは
 すべて『固めちまえば』いい。
 どうだ?」
「いいっすね。リーダー」
「オレがリーダーか。
 オレは隊長なのだが。
 まあいい。オマエらは期間限定バイトだ。
 契約が終了すれば2度と逢うこともないだろう。
 よし。オレ様のCDをやる。
 キズがあったり割れてたりするが気にすんな。
 固めちまえ」

少年たちは「固めちまえ」が気に入ったらしく
「流行させますよ」と。
バイト中も「働かないと固めちまうぞ」と連発していた。
将来彼らが「文字通りニンゲンを固めた場合」は
カオルは罪に問われるのだろうか。

T君S君Y君よ。
「生き物を固めちゃダメ」だ。
な。

CDには強制的にサインをした。
どういういきさつかは忘れたが
少年のひとりが名言を吐いた。
「記録(レコード)より
 記憶に残るメロディーっすよ」

最終日カオルは右手だけでバイバイして
先に自転車に乗って家路についた。
しばらく漕いでると少年たちのバイクが
重低音を響かせカオルをスーッと抜いていった。
「そのスピードの差」に「心地よい嫉妬」を感じた。


オシマイ。
 

ボクシング詩人 2006年08月04日(金)

  2006 8/2 (wed) 22:00pm
梅雨が明けていたということを今日知った。


久しぶりにテレビを観た。
ボクシングの世界タイトルマッチだ。
けっこう興奮した。

試合直前に国歌斉唱があった。
ベネズエラの国歌を唄った女性の歌手は
とても素敵な独唱だったけど
日本の国歌を唄ったオトコの人は声が生理的にダメだった。

試合は日本の選手が判定で勝った。
カオルはボクシングの「判定基準」はわからない。
ベネズエラの選手の方が「慣れていて巧妙」なカンジがした。
日本の選手には「ガッツと訓練」があると思った。
彼はまだ19歳だそうだ。

試合前に控室のシーンが映されていた。
自然と「自分の楽屋」と比較していた。
オレはほとんどのライブで落ち着かない。
息を大きく吸い込んだり吐いたりウロウロしたり。
タバコを燃やしながらじっと目を閉じていたり。
何度も何度も髪をとかし香水をつけ帽子をかぶり直す。
いつだって緊張する。
特に「ひとり」の時は。
バンドの時は興奮しているときが多い。
でも「どこかが奇妙に覚醒している」んだ。

ボクシングや格闘技・スポーツは「勝ち負け」がある。
音楽には明確な勝ち負けというものはない。
でもカオルは「勝ち負け」を常に「自分の基準」で考えている。
「勝てたライブ」は一晩中興奮しているし
「負けたライブ」の夜はため息が多くなり「徒労」を。
でも「見た目」にはわからないと思う。

以前はその「緊張感」に耐えられなくてお酒を飲んでいた。
オレは基本的に「会場入り」したら外へでない。
メンバーが食事に行ったり飲みに行ったりしても
楽屋でひとりでじっとしている。
初対面の対バンの人達だとほとんど口をきかない。
終って楽屋に戻ると突然話しだす。
緊張が解けるからだ。

試合を観ながら色んな事を考えた。
沢山の様々な色んなコトだ。
ひとつだけ述べるとすれば
「美学のないオトコはダサい」ということだ。
「美学を貫かなくては」と再確認できた。
だから「刺激的な試合」を魅せてくれた両選手に感謝している。

ガッツか。

そうだ。
チャールズ・ブコウスキーという詩人の作品に
「ガッツのあるラジオ」というのがある。
(「根性の」と訳しているバージョンもあるがカオルは絶対「ガッツ」の方がいい)

あらすじ。
働いてヘトヘトで帰ってくる。
ラジオをつけビールを飲む。
オンナとくだらないことで言争いになる。
アタマに来たオトコはラジオを投げる。
窓ガラスを突き破りラジオは外へ。
翌日シラフになったオトコは窓ガラスを買いに行く。
帰り道に投げたラジオを拾う。
ラジオはまだ鳴っている。
「なんてガッツのあるラジオなんだ」

今夜はオチなどつける必要はないだろう。

お休むぞ。
 

詩人のチカゴロ 2006年08月02日(水)

  2006 8/1 (tue) 18:09pm
湿度が少なく晴れており「アイスクリーム日和」であった。


チカゴロのカオルはなぜか忙しい。
「日記を書く時間」などが捻出できない。
昨日も12時間労働をしてしまった。

チカゴロのカオルは携帯電話の使用頻度が激減。
3日間ぐらい誰にもかけず
誰からもかかってこないことが多い。
で「料金プランの相談」を
通りすがりのドコモショップでしてきた。
おねいさんの指示通りコトをすませた。
「10年使ってるのにポイントが少なすぎる」と言われ
指示通り「なんとかプラン」とかにも入った。
請求書に同封されるチラシはいつも読まずに捨てている。

チカゴロのカオルは歯医者に通っている。
本日も行ってきた。
帰りに「サーティーワン」のアイス屋があったので食べた。
名称は忘れたが大好きな淡いグリーンの酸っぱいラムフレーバーのヤツ。
まだ麻酔が効いておりクチビルがうまく操作できずに
先ほどお茶を「小便小僧のようにピュー」っと吐いてしまった。

チカゴロのカオルは浮気をしていない。
つーか出来ない。
なぜなら「専属の恋人」がいないからだ。
どうもカオルには「長年にわたりただひとりを愛する」という能力が
致命的に欠落しているようである。
どーせなら。
飼い猫にはならずに
「近所のあちこち」に気紛れにエサをねだりに行くような野良猫に。
台風などは驚異だが「首輪」よりマシか。
目標は「山手線・東横線のすべての駅に愛人」。
すべての愛人から合い鍵を頂きチャラチャラと生きていきたい。
「逢うローテーション」などはまだ考えていない。
人妻不可。専属のオトコがいるヒトもダメ〜。未成年者不可。
年齢の上限はなし。禁煙不可。クーラーは26度まで。
酒飲み不可。布団は並べて敷いてくれ。腕まくらは出来ない。
楽しくはしゃいだり穏やかにロマンティックな夜希望。

あ。レインどうしよう。
連れて歩くか。
15分ほどオマエの存在を完全に忘れてしまったぜ。
スマン。

「猫トイレ必須」です。おもちゃは持参します。
エサは缶詰めで。カオルは有り合わせのものでいいです。

チカゴロのカオルはプールに行きたい。
夏のモクモクとした雲が青い空をノンビリと移動する様を
寝転んだりしながら眺めているのが好きだ。
中華街を抜け元町商店街を汗だくで歩き
「ウチキパン」でレモン風味のパンを買い
アールグレーの紅茶とラジカセを。
目標8月に3回。

チカゴロのカオルは眉を剃ってない。
現状は「まばらで気持ち悪い」カンジ。
ヒゲは先週完全に剃り落とした。
8/15のライブではどのようになっておるのか。

おたのしみに。
 


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