カオルの不定期日記



ヤドカリ詩人 2006年06月26日(月)

  2006 6/25 (sun) 19:00pm
昨日は「不思議な夕焼け」を目撃した。


やどかり。
推測だが彼らは「身体の成長」に合わせて
「自分にピッタリの貝殻」を探して暮らしているのでは。
そんで「新しい宿・貝殻」がミツカルまでの
「むき出し・ハダカ」の状態というのは緊張で不安なのではないのかと。

「うむ。現在の貝殻が窮屈になってきた。
 古いし光ケーブルは繋がらないし何よりも飽きてきたぞ。
 面倒だが仕方ない。新しい宿を探すか。
 しかし不安だよな。貝殻に守られていた我が肉体がむき出しになる。
 天敵の恰好の標的になってしまうじゃないか。
 それに裸ん坊でウロウロするのもかっちょ悪い。
 でもな。このままではカラダがデカくなり『出られなくなる』しな。
 よし。とりあえず前方30cmほどの貝までダッシュだ。あちょ〜」

カオルの「最近の心境」はこんなカンジである。

「ろくでなしのエチュード」というのを書いた。
エチュード。「習作・練習曲」みたいな意味だろう。
カオルは「下書き・ストレッチ」のように考えている。
あれに手を加え煮たり焼いたり転がしたりして
「小説のようなもの」に仕上げたいと思っている。
完成したものはたぶんHPには発表しない。
「本にしてやろう」という酔狂な人に出逢いたいのだ。

カオルという生物。
「ネコとタバコと夕焼けを愛し
 マガイモノが大嫌いで
 栄養ドリンクの成分表を読むのが好きだったオトコ」

「『浮気』を『取材』と言切り
 クレジットカードと官僚を憎み
 たまに『吸い殻のポイ捨て』をしてしまうオトコ」

そんなカンジで
死ぬまで生きてやろうと思っている。


おしまーい。
 

都市伝説詩人 2006年06月22日(木)

  2006 6/20 (tue) 18:40pm
沖縄ではもう梅雨が明けたらしい。


最近は新聞をジロジロと読んでいる。

コンピューターのすごい人「ビル・ゲイツ氏」が
50歳になったので一線を離れ
「資産の95%3兆円」を「寄付」するらしい。
死後「政府」に吸収されるのも嫌だし
子供に「莫大すぎる財産」を残すのもどーかと思って
12年前からそう決めていたらしい。

都市伝説。
「ちょっとそこ詰めておじさん」

JR京浜東北線・中央線・南武線などに神出鬼没。
白髪・銀縁メガネでヨレヨレのスーツを着た「学者風」風貌。
電車内の長イスにちょっとスキマがある。
座っている人にひとり7cmほど「詰めて」もらったら
「あと一人分」座れるスペースが出きる。
「ちょっとそこ詰めておじさん」はそういうスキマを見つけると
「はい。ちょっとそこ詰めて」と乗客に執拗に迫る。
コギャルに「はあ?」と言われても酔っ払いをたたき起こし
「詰める」まで「はい。ちょっとそこ詰めて」と言い続ける。
そして「一人分」が出来上がると満足そうにニタリと笑い次の車両へ。

アメリカ・セントルイスでの事件。
33歳の女性が買ったばかりのチワワ(生後4週間)が死んでしまったことに腹を立て
その売り主を「チワワの死体」で30回殴り代金を返済させた。
しかし「やりすぎ」と暴行罪に問われているらしい。

「ちょっと詰めておじさん」に遭遇してみたいがまあムリだろう。
なぜならばこの「都市伝説」はカオルが15分前に「捏造」したモノだから。
すいません。わたくし「でっちあげ」てしまいました。
他の記事はホントです。毎日新聞に載っておりました。
新聞の人が捏造したモノでなければ。

さよおなら。ぷう。
 

カオル詩人 2006年06月20日(火)

  2006 6/19 (mon) 18:50pm
むしむしのジメジメ。鎌倉のアジサイは今が盛りか。


「カオル部隊諜報班」の報告によると
日曜日某ライブハウスで「キトウケイゴ・ツカモトアキラ」両名が
我が名作「ジェネレーションズ」をアンコールで唄っていたそうだ。
両名は各地でこの曲を唄ってくれているが
カオルはまだ「暑苦しいデュオバージョン」を聴いたことがない。
「サビの裏声」は両名の不得意とするところ。
どう処理したのかいささか興味がある。

カオル隊長は「次なる作戦」を編み出せず四苦八苦していたが
「そっか。ただジェネレーションズとか誰ハロとか
 一生懸命唄うしかねーんじゃねーの?」と。

カオルはどのジャンルにも属さず
誰にも似ておらず「屁っぴり腰の生き様」自体が作品である。
ガハハハ。
言切っちまった。

なんとなく最近「アーティスト表記」を
アルファベットではなく我が国特有の
ある意味中途半端なカタカナの「カオル」にしようと考えている。
海外進出狙っちゃいないし。
もし次回のワールドカップの代表メンバーに選ばれた場合は
ギリギリまで監督にごねるだろうが最終的にはユニフォームを
「アルファベット表記」にするぐらいの協調性は持ちあわせている。
ガハハハハ。

若きストリートミュージシャンよ。
キミタチも路上で「ジェネレーションズ」唄いなさい。
諸君の功績により「カオルCD」が売れた場合は。
勲章をあげよう。
パウチで1行詩が書いてあるやつだ。
ガハハハハ。

またね。
 

隊長詩人 2006年06月18日(日)

  2006 6/17(sat) 21:41pm
昼間は晴れていたがいまは雨が降っているようだ。



「強い風が吹いても飛ばない帽子が欲しい」
ふむ。
「オレが帽子をかぶっているときは強い風は吹いちゃダメ」
ふむ。
「オレの帽子は吹き飛ばされるためにあるワケじゃない」
色んな言い方がある。

オレはマシンガンも牙もないので
「コトバ」で武装している。

Fall in Love. 恋に落ちる。
助詞を変える。
「恋は落ちる」「恋も落ちる」「恋と落ちる」
詩になる。

飄々と生きて行きたい。
肩で風を切り「世間」を斜めに見ながら。

満たされているヤツは
「希望の唄」を聴かないし唄わない。

圧倒的に不利な状況。
カオル隊長は作戦を練っている。
長期戦は覚悟している。
オレは最前線で戦いたい。
最前線の兵士は決してウツ病にならないらしいから。
「撃つ病」にはなる。

「レイン捕獲作戦」は大変だった。
病院に連れていった。歯茎が腫れていた。
どうやら「なりやすいタイプ」らしい。
定期的に連れていってやらなければならない。

キズついているヤツらの方が多い。
みんな「それぞれの何か」を抱え働いている。
「ちょっと楽しいこと」を探しながら。
不思議な時代だ。

バクダットで爆弾テロ。28名死亡。
渋谷の街は人が多くて歩きにくいが
地雷が埋まってないのでその点は安心だ。


オヤスミ。
 

毛糸玉詩人 2006年06月16日(金)

  2006 6/15(thu) 19:40pm
雨が降っている。オレは寒い。


区役所にいった。
以上。

宅急便を出しにいった。
以上。

とても眠かった。
景色や出来事が
まったくココロを揺らさない。

オレは疲れている。
オレは憑かれている。

色々な人に電話やメールをした。
相談やグチだ。
まだ誰からも返事はない。

お客さんからもらった「魔除けのシーサー」を壁に飾った。
なかなかよい顔をしている。
お客さんからもらったCDでライブ写真の整理をした。
よい顔は少ないなあ。
オレはもう慣れてしまったけれど
自分の顔があまり好きではない。
かっちょよくないからだ。

眉毛は剃っていない。
土曜日にレインを病院に連れて行こうと思っている。
「諸般の事情」があり今回mumixコラム「新最後のアジト」はお休み。

くそ。
6/9のワンマンが終ったら
「もつれた糸」がほどけると思っていたのだが
「乱暴に巻いた毛糸玉」のようになっている。
レインが調子がよかったら絶対にじゃれるぐらいに。

来週はバイトいっても2回だな。
いまのオレには超オーバーワークだ。
バイト中の昼休みには本を読んでいる。
アーウインショーの「夏服の女達」。
あれぐらいのサイズの文章を書いてみたい。
ひきこもりたくはないが「集中して整理する時間」が必要だ。

くいしばってんだ。

くそ。
うまくいかないぜ。
でもな。焦っちゃダメだ。
思うツボだ。
めげずに「ピース」を配り続けるんだ。
「突撃のラッパ」を錆びつかせてはいけない。

オレの「もつれた毛糸玉」でセーターを編んだら
いったいどんな模様のができるんだろうな。
「偶然いい感じ」に仕上がったら
今年の冬はそれを着るぞ。


ちょー。
 

パンク詩人 2006年06月14日(水)

  2006 6/13 (tue) 20:20pm
雨が降ってなかったことが本日唯一の救いだった。


あらすじ。
連日の「ファクトリーミッション」にそなえ
ワールドカップも観ないで22時には睡眠薬をのみ布団にもぐり込んだのだが。
なぜか午前3時頃まで目が冴え眠れなかった。
当然朝は起きるのに大苦戦した。
しかし約束は果たさねばならんので
在庫わずかの根性をひねり出し自転車に乗って工場へ行った。

指を2ヶ所怪我をした。
部品の入った箱を足に落としてしまった。
どちらもたいした怪我ではないのだが
今日は「ケアレスミス」が多かった。
弁当のフタもオレと同じようにたるんでいて
汁が漏れリュックがちょっと臭くなっていた。

18時にタイムカードを押し帰った。
ヘロヘロで使いモンにならないので。
自転車にまたがりノロノロと発進する。
500mぐらい走ったところでタイヤがグラグラしてきた。
パンクだ。

1時間かけて自転車を押して歩いて帰って来た。
途中にある自転車屋は「火曜日定休」だった。
実家の近くの自転車屋に行った。
小銭しか持っていなかったから財布をとりに戻った。
代金を払うとき店のおやじに言われた。
「走ってすぐにパンクしたんでしょ?
 たぶんこれは誰かに刺されたね。キズが不自然だから」

冴えない1日だった。

というわけで「今夜のコラムの締切りムリ」です。

さらば。
 

シェリーとサッカー詩人 2006年06月13日(火)

  2006 6/12 (mon) 20:50pm
じっくりと観察したが月も星も見えなかった。


戦後最大級にくたびれた。
もはや「ぐうの音」もでない。
今日のバイトはきつかった。

オレは「トンカチ・ヒモ・ロクでなし・バツいち・弱虫・ビンボー人」などと
ののしられるのは全然平気である意味「誉めコトバ」とも思っている。
しかし「仁義のない恩知らずだ」と言われるのは嫌だ。
だからなけなしのガッツをふり絞って11時間も働いてしまったよ。

たくさん重たいものを持った。
そんで苦手な「かけ算・たし算」もたくさんした。
「暗算」も「暗記」もオレはヘタクソだ。
すぐにアタマの中の「左脳船」が暗礁に乗り上げてしまう。

明日もあさっても忙しいらしい。
「カオルの手でも借りたい」ほどに。
だから今日は「ワールドカップ日本戦」は見ないで寝る。

人手不足で「メインのおばさん」が腰を痛めていて
「かけ算の上手な女子」が辞めてしまい
社長がドイツに行っているのだ。(たぶんサッカー観戦)
とても「コラムの締切りがあるので」とか言える状況ではない。

サッカーは一度だけ生で見たことがある。
日本はオーストラリアと戦うんだったな。
オーストラリアか。縁がないな。

いや。「シェリー」だ。あのオンナはオーストラリア人だった。
お尻に蜘蛛のイレズミがあるロングブーツの似合うシェリー。
一度だけ彼女のアパートメントに遊びに行った。
30歳目前で奥さんが家出したころだったかな。寒い夜だった。
「サキちゃん」という名の三毛猫を飼っていた。
小さなイイ匂いのする部屋。化粧台に家族の写真がたくさん飾ってあった。
「スージーQ」のビデオを観た。トイレもシャワーも共同だった
その頃はオレも酒を飲んでいた。安物のバーボンを持っていたんだ。
「化粧をしてくれ」と言われたので「バカ殿」みたいなメイクをした。
ふたりとも「母国語」しか喋れないので会話が面倒になりキスを。
なんだか「あやとり」のようなキスだった。
約束でもはじまりでもお別れでもない「ままごと」みたいな。
彼女が酔いつぶれてしまったのでオレは夜明けに帰った。
立ち上がると「サキちゃん」が強く鳴いた。
そうか。「シェリーのメイク」を落としてやらんとな。

始発を待つ間に突然「歌詞とメロディー」が浮かんできた。
とてもイイ曲になりそうだったので公衆電話からオレの巣の留守電に吹き込んだ。
「ラブレター」という曲だ。
帰り道はどしゃ降りだった。
冷たい雨だったけどずぶ濡れになるのは「酔いざまし」にちょうどよかった。
でもシェリーの「電話番号を書いた紙」が滲んで千切れてしまった。
それっきりだ。

これが小説ならや映画なら
「今夜の日本対オーストラリア戦」の生中継で
テレビ画面に観客席のM社長とシェリーの姿が映るはずなのだが。
しかしオレはその「奇譚的可能性」をも排除し
明日の「ファクトリーミッション」にそなえ眠るのだ。


オヤスミね。
 

疑問符詩人 2006年06月12日(月)

  2006 6/11 (sun) 21:00pm
もう梅雨入りしたのかな。苦手な季節だ。


明日から「ファクトリーミッション」が3日間ある。
自転車で行くので雨は降って欲しくないが
梅雨だし「日頃のおこないが悪い」のでムリだろう。

ワンマンの疲れが残っている。
ライブは「楽しんだ」というよりは
「必死で精一杯」というかんじだった。
終ったあとは「達成感・満足感」はなく
「からっぽ」になった気がした。

お客さんを増やしたいと心底想うが
どうしたら増えるのかわからない。
世の中の多くのアマチュアバンドと同じように悩んでいる。
どうすればいいのだ?

マクドナルドのトイレに入った。
便器の中に「105円」落ちている。
3秒ほど悩んで拾った。
石けんで手と一緒にゴシゴシ洗ってポケットへ。
「窃盗」になるのだろうか?

「占われた詩人」でも書いたしワンマンでも喋ったのだが
カオルは「異性に不自由しない」と占い師に断言された。
ちょっと疑問がふつふつと。
「異性に不自由しない」というのはどういうことなのだろうか?
例えば「結婚している人」や「特定の恋人がいる人」は
「異性に不自由してない状態」だろうし。
よくわからなくなった。
異性に不自由しない?

ワンマンの時に配った「1行詩カード」は
半分ぐらいあまった。
なんとなく放置してある。
捨てるのはなんとなく気が引けるが
あれはあくまでも「当日来てくれた人のため」だから。
どうしよう?

ライブが終わったら「スッキリ」すると想っていた。
でも「よけいに課題が増えた」気分だ。
先の予定を考えると少し途方に暮れてしまう。
まあ結局のところ一喜一憂せず唄うしかないのだが。

「カオルにしか出来ないこと」とは?

もうそろそろ眠らなくてはいけない。
明日は「マシーン」になる日だから。

それにしても「?」という記号は誰が発明したのだろう?
確かに「はてな?・ん?・え?」という雰囲気がする。
世界共通なのだろうか?


おやすみなさい。
 

抗体詩人 2006年06月11日(日)

  2006 6/9 (fri) 13:48pm
雨だ。


ギターとカバン。
傘をさすのは面倒だ。
「雨粒の間」をすりぬけて
うまく濡れないように歩けないモンだろうか。

ここ3日ぐらいレインの調子が悪い。
またヨダレが止らなくなって
アゴの辺りを触ると痛がる。
とりあえずクスリだけ貰ってきたが
いまのところほとんど変化はない。
たいしたことなければいいのだが。

週明けに病院に連れていこうと思うのだが
また「バイトのミッション」があるので
ミチコママに頼まないといけない。
しかしレインを「カゴ」に入れるのは
ものすごく大変だから。

あと10分ぐらいで出発しなきゃ。
雨が降っているんだな。
ギターを濡らさないために
面倒でも傘はささなきゃか。

この1週間ぐらい会う人が
みんな(6人ぐらい)風邪だった。
密室にこもったりしていたのだがオレは平気。
運良くそのタイプの「抗体」を持っていたのだろう。

たぶん明日は何も出来ないと思う。
グッタリのバッタリだろう。
気持ちの緊張もプッツリだろう。

じゃあそろそろ時間だから。
唄ってくる。
 

詩人の1曲目 2006年06月08日(木)

  2006 6/8 (thu) 22:00pm
明日は雨になるらしいな。


グランドピアノ。
タバコの煙がユラリ。
外は雨なのだろうか。

ライブの前日は
いつもほんのりと興奮している。
荷物をカバンにつめこむ。
なんだか「旅」に出るような気分になる。
しばらく帰らない旅のような。

オレはステージで唄うくせに
たくさんのお客さんに見てもらいたくせに
見られるのがなぜかとても照れ臭い。
とても。

久しぶりに音楽を聴いている。
またトム・ウエイツだ。
落ち着くんだ。

オレは今までに何本ぐらいライブをしたのかな。
たぶん300本はやっていないと想う。
そしてこれから何本ぐらいできるのだろうか。
うん。なんとか採算が取れるようになったら
「ツアー」にでもまたいきたいもんだ。
そういえば5年ぐらい千葉より遠いところにいってない。

今回は時間がなくて「写真立て」も「絵」もつくれなかった。
ほとんどしてないネックレスやブレスレットでも売るか。

よし。明日の1曲目は「特別な日」にしよう。

オヤスミ。
 

詩人とリンダ 2006年06月06日(火)

  2006 6/5 (mon) 5:50am
外はもう明るい。それにしても冷える。


徹夜になっちゃったよ。
また睡眠薬フライングして昨日の夜の分なくなっちゃった。
けっこう疲れてたのに全然眠くならないんだ。
本当に「眠るのがヘタクソ」で参るよ。

「プライベート日記」によると。
「もういい。つらい。消えてしまおう」と決意したのは
ちょうど2年前の6月5日だ。時間帯もイマゴロだったと想う。
そんで「どうせならロックの日にしよう。6月9日だ」と。
9日病院に行って貰った睡眠薬を2週間分98錠ポカリスエットでのんだ。
でも運良く発見され助けられた。
感謝している。

足が冷えるので靴下を履いてきた。

今日は病院だ。
そのあとスタジオに行こうと考えている。
もうすぐワンマンライブだから。
まだまだ「お見せできる状態」じゃないからな。

リンダよ。オマエは宝物を持っているのかい?
それは「触れるもの」か。

レインはいまのところオレにしか気を許してないからな。
ブラッシングが大好きだからしょっちゅうしているよ。
だからレインの毛並みはツルツルだ。
リンダの黒いシルクの下着のように。

レインはオレの左腕に絡まって遊ぶ。
舐めたり噛んだり引掻いたり。
だからキズだらけなんだよ。
リンダのハートのように。

書き始めてから30分経過した。

さてと。ヘタに眠ると病院に行けなくなる。
しかし「それまでの間」やることがない。
まあどうせあと1時間もすればレインが起きてエサをねだるだろう。
食べたらおもちゃでガチャガチャと遊びだすだろう。
オレはたぶんシャワーを浴びる。
そしてリュックに荷物を詰めて駅へ向う。
月曜日は憂鬱だ。
そして不安だ。

土曜日は「吉野家」で夕飯を食べた。
新メニューはとても不味かった。
アルバイトの店員が2名。新人女子とベテラン風男子。
男子は的確に優しい言葉で「シゴト」を教えていた。
女子は遅いけれど丁寧に素敵な声で返事をしながらがんばっていた。
「恋の予感」がした。
厨房が華やかだった。
新メニューの不味さを差し引いても「チャラ以上」の気分になれた。
お金を支払うときに思わず「ありがとう」と言ってしまった。

よし。7時だ。
レイン。ちょっと早いけど飯にするか。
オレはイイ。
なんだか胸がいっぱいだから。

「猫は絶対に自殺をしない」と教えてくれたのはリンダなんだよ。


グッドモーニング。
 

占われた詩人 2006年06月05日(月)

  2006 6/4 (sun) 23:30pm
スタジオの中は暑かったが外は寒かった。


「料金を払ってあげるから」と「占い館」に連れて行かれた。
20分3150円。
占われた。

「テレビで紹介された」とか
「占い師と有名人のツーショット」などのチラシが貼ってある。
これが「食い物屋」だったら絶対に入らないのだが
おごってもらえるんだし「占ってもらう」のは初めてだから。
まあ「日記のネタ」にでもなればと。

占い師は年輩の男性でベレー帽をかぶり占い師のような服を着ていた。
もうひとりやや美人の女性占い師がいたので
「アナタとの相性は?」とか言いたかったのだがそっちは「先客」がいたので。

占いの結果。

カオルの産まれた1964年4月5日は日曜日。
そんで「日曜日生まれの人は親分肌」らしい。
つーことは「7人にひとり」が「親分肌」ということか。

手相を見て言われたこと。
・かなり頑固。
・女性に不自由しない。
・情にもろい。
・あと15年から20年は現役でバリバリやれる。

オレは「名前と生年月日と唄ってる」以外喋らず黙って聞いていたが
「オンナに不自由しない」と断言された時は不覚にも吹き出してしまった。

カオルコメント。
僭越ながら「オンナに不自由」したことないです。ずっと「ヒモ」ですから。
情にもろいです。でもこのふたつの組合せは「痴情のモツレ」になる場合があり危険です。
みんなに「カオルはヒモでヒマのトンカチだ」とよくバカにされますが
それなりの「苦労」はあるのですよ。「職業カオル」を貫くには。
15年以内にカオルが死んだ場合その占い師はハズレです。

顔を見て言われたこと。
耳・額・目・鼻・クチビルをじっくり見られました。
特にものすごく「鼻のカタチがいい」と言われました。
・話し上手。
・意志が強い。(鼻がその象徴らしい。かなりの頑固だとさ)
・視野が広い。
・とことん突き詰めるタイプ。
・眉毛はあった方がいい。
・頬がもっとふっくらしているといい運勢になる。
・不言実行タイプ
・直感が強い

カオルコメント。
「喋ること」は基本的に好きだ。ただ「上手」かどうかはわからない。
意志は強くない。むしろ弱い。偏屈で変なトコロが頑固だという自覚はある。
有言実行タイプかな。「宣言して追い込む」。今回の「100枚1行詩」のように。
直感はわからないが「出る」と感じたスロットで負けたほうが多いような。
「眉の手入れ」は最近面倒なのではえるかも。でも頬はふっくらなんかしたくない。
視野は「広くありたい」と想っている。「突き詰める傾向」は確実にあるな。

これは結局「統計学」なんだろうな。
いろんな人の「手のしわ」や「顔のパーツ」を沢山サンプリングしていって
「このカンジはこんなタイプが多い」みたいに統計をとるのだろう。
それとその本人の「喋り方・目の動き・服装・雰囲気」などで絞り込んでいくのだろう。

そのあとは「手の込んだおみくじ」。
「普通のサイコロ1個」と「ムズカシイ漢字のサイコロ2個」を振る。
そんで「出た目」で「卦」を見る。
いわゆる「当たるも八卦。当たらぬも八卦」ですな。
ほら。ガキの頃さ。靴とかゲタとか投げて「明日の天気」占ったじゃん。
あれと同じ。

結果。「現在」は「山の上からじっと見渡している状態」と出た。
「未来」は「結婚して尻に敷かれるとトントン拍子」と言われたがそんなの絶対嫌だ。
あ。これも「頑固」か?

感想。
「オレにも出来そうな商売」だと痛感したでござる。
「花屋のオンナ」とデキてその「2階で占い師」をやる。
「花と占いの店」だ。「花占い」というのはどうだろう。
黒ネコレインをうろつかせ神秘的なムードを漂わせる。
髪を束ね和服のようなものを着てヒゲを整えお香などを焚く。
「黄色の花を飾るとブラボー」とかほざいて売り上げに貢献する。
ヒマなときは野口君とパソコンで囲碁をする。
やれそうな気がしてきた。

昔の「インチキ占い師」には「キマリ文句」があったらしい。
開口いちばん「あなたのお父さんは死んでいませんね」と言う。
生きている場合。「死んで(は)いない」と解釈。
死んでいる場合。「死んで(すでに)いない」と解釈。
どちらにもとれる。

そこそこ面白い体験でございました。

おわり。
 

野口詩人2 2006年06月04日(日)

  2006 6/2(fri) 22:22pm
夜は涼しい。遠くで花火の音がしていた。


熱はすぐ下がった。
風邪じゃなかったのかな。
寝てばっかいるからすぐ治るのか。

友人の「野口君」が「囲碁」をはじめたらしい。
大変素晴らしいことだと想う。
カオルにも熱中できる「趣味のようなもの」が欲しい。

「リンダ」の詩はみんなどう感じたのだろうか?

ワンマンの時に何を着ればいいのだろうか。
最後にちょこっとギターを弾くので
弦に引っ掛からないように髪を切らなくてはな。

「しみったれワルツ」の詩はみんなどう感じたのかな。

野口君が囲碁を。

なんでこんなに怠いんだろう。
リンダの詩は。
ギターを弾くのに邪魔にならないように髪を切る。
囲碁はルールがイマイチわからない。
あの石を「パチン」と打つ音は「おとな」ってかんじだ。
でもなぜ野口君は囲碁を。

風邪をひいたばかりなのに風邪をひきそうだ。
髪を切りすぎないようにしなくてはいけない。

このように駄文を連ねている間にも
わたしは刻一刻と死に向っているのだという事実。
「碁盤」に生まれ変わったら痛いのだろうか。
それとも「ツボ刺激」のように気持ちが良いのだろうか。
あの碁盤に引かれた線のまじわるところがツボか。

「パチン」

囲碁を愛するヒトは
「石」と「碁盤」のどちらに生まれ変わりたいのだろう。
石の場合は「白か黒」のどちらだろう。
野口君の場合はどうなんだろう。

きっと囲碁を愛するヒトは
「ペイブメントの正方形の石畳」なんかの直線を見ると
「次の一手」とか考えてしまうのだろう。
昔オレの友人が「テトリス」にハマッてた時
「機材車への楽器の積み込み」に神経質になってたように。
得点が下がるので「スキマ」が許せないのだ。

髪を切るのはギターの邪魔にならないように。
「アンプ」に生まれ変わったら自分も「うるさい」のだろうか。
野口君はギターも弾くから「アンプ」や弦に生まれ変わるかも。
弦に髪の毛が絡まりたくないから髪を切らなくては。
ワンマンの時にちょっとだけ弾くから。
野口君はいずれ「碁石をピック」にするのだろうか。

スタッフのヒトへ。
6月9日のワンマン「野口×2名」で招待を。
ドリンク代は頂いて下さい。
「プレゼントカード」は引かせてあげて下さい。


おわり。
 

ぬいぐるみ詩人 2006年06月01日(木)

  2006 5/31 21:15pm (wed)
夜空には靄のかかった三日月が。


熱を計ったら37.3度ある。
どうりで怠かったわけだ。

日曜日は地下のスタジオにこもっていた。
たねちゃんも英二もタバコを吸う。
靄がかかって2m先の英二の顔が見えない。
たねちゃんは風邪をひいている。
それでもタバコを吸う。
オレ達は換気扇を回すのを忘れていたのだ。

変なことを想いだした。
「児童。ぬいぐるみとすり替わり事件」だ。
詳細は忘れたし「事実」かも忘れたが。
NHKなどの教育番組。民放かも。
児童と唄のお兄さん・おねいさんがでてるやつ。生放送。
「さあ。次は『き』で始まるコトバね。知ってる人いますか?」
「は〜い」
「じゃあ。ケンちゃん。(仮名)」
「キンタマ!!!」
「(クチビルを少し歪ませながら)う〜ん。もっと『綺麗なモノ』で他にない?」
「は〜い。はいはい!!」
「んぐ。じゃあケンちゃん今度は何かな?」
「綺麗なキンタマ」

そのあと画面は突然録画の「みんなの唄」の様なモノに切り替わる。
そのコーナーが終り再び児童達とおねいさんに。
よくみるとケンちゃんがいない。
ケンちゃんの座ってた位置にはクマのぬいぐるみが置いてある。
たぶん「強制退場」させられたのだ。

あーダルイ。
いま熱を計ったら37.5度だ。
ダルイからおしまい。
 


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