カオルの不定期日記



カフカ詩人 2006年03月30日(木)

  2006 3/30(thu) 18:00pm
考えごとをしていたから定かではないけれど風が強かった気がする。


あらすじ。
愛猫レインを病院に連れて行ったら歯槽膿漏だった。
ずっと我慢してたんだ。ゴメンな。水冷たかったろ。
奥歯を抜かれた。カオルも先日奥歯が欠けた。
オレ達なかよしだな。

でもそれからすっかりレインは調子がよくなり
ヨダレも止り食欲たっぷり。カオルも過食中。
オレ達なかよしだな。
ブラッシングだってねだるようになったんだぜ。

レインは煮干しをなぜか食べない。
カオルもアイスばっか(最近は日に3本以上)喰ってばっかいられないので
その「ネコ用減塩煮干し」を食べることにした。
あ。もしかするとレインは「カオルの過食対策」にワザと食べなかったのかも。
レインと腹を割って話がしたい。
村上春樹さんの「海辺のカフカ」に登場する
ネコと話ができる愛すべき「ナカタさん」のように。

なんて思っていたら突然「ピン」と来ちゃったの。
「海辺のカフカ」はまだ2回しか読んでいないんだけど。
嗚呼なんで忘れてたんだろ。気付かなかったんだろ。
カフカのテーマのひとつに「エディプスコンプレックス」がある。(とカオルは思う)
「エディプスコンプレックス」というコトバはちょっと説明が大変だから
みなさん自分でお調べになっておくれ。
「エディプスコンプレックス」。
少年が「自立」して「オトナ」になるためには
父を殺し母を犯さねばならない。
そう。カオルの「ウツ・依存症」の「ねっこ・境界例」にあるのは
まさに「甘えと甘やかされ」。

ちょっと専門用語が多くてゴメンな。
それに「海辺のカフカ」を読んでないヒトには「はぁ?」でゴメンな。
でも自分や仲間に「心当たり」のある人は是非読んでくれ。
それに間違いなくトップクラスの小説だし。

とにかくカオルは再読してみよう。
いい誕生日を迎えるために。
この冴えない日々からズラかるために。

なんか慌ただしいけどこの辺で。
おしまい。
 

ダル詩人3 2006年03月29日(水)

  2006 3/28(tue) 21:20pm
突然強い雨が降り始めたぞ。


あらすじ。
最近は夜10時前に寝てしまうことが多い。
昼寝も沢山する。なのに朝もグズグズ。

ムリヤリ起きて自由ケ丘のスタジオへ。
はじめの1時間はほとんど何も出来ず。
アイスクリームを食べたり居眠りしたり。
後半少し盛り返したが集中力が続かない。

駅までとぼとぼと歩く。
すれ違う人達が皆しあわせそうで「アテ」があるように見えた。
自由ケ丘の景観に最も似合わないのは
「不精ヒゲでウツのオトコ」だと
不精ヒゲでウツのカオルは痛感した。

今回も「書きかけで放置」してある日記を。
下記の「悪夢」は現在ではかなり軽減されている。
「悪夢止め」の薬のおかげかも。
そう。信じられないことにそういうものが存在するのだ。


  2006 3/1 (wed) 23:27pm
  とても冷たい雨が降っている。いつになれば晴れるのだろう。


 昨年末ぐらいから。
 特に今年の2月ぐらいからカオルは「悪夢率100%」状態になった。
 とにかく眠るたびに「息苦しい・恐れている」夢を必ず。
 以前アル中末期の頃幻覚に悩まされたがその頃と「夢の仕組み」が似ている。
 夢の内容が「あまりにもリアル」で
 起きた直後「どこまでが本当か」を理解するの時間がかかる。
 「誰ハロ」に収録されている長編「サブマリンデイズ」は
 そんな「夢・幻覚」から着想を得た作品。
 特に前半部分はほとんど「そのまんま」だ。

 よく学生の頃「テストに遅刻した・勉強してない」と大慌てして
 「お。夢だったのか。テストは明日だ。よかった」という経験があるが
 最近のカオルの場合「そのテスト自体存在してない」のに
 目覚めてしばらくはそれが理解出来ないことも多い。記憶の混同。


ここで終っている。
これはムリだ。この手の「重い内容」を書き上げる体力がない。
それに内容自体がジェネラライズ(一般化・共感)できるか疑問だ。

でも。
それでも伝えたかったのだろう。
オレは「本当に苦しいんだ」ということを。

明日まで降るのかな。
そしたら傘なんか持たずに
びしょ濡れて歩いてやる。
洗い流したいんだ。

おしまい。
 

ダル詩人2 2006年03月27日(月)

  2006 3/25(sat) 15:35pm
穏やかなとてもよい天気。だけど出かける予定はない。


夜明けにガムを噛んでいたら
右の奥歯が5ミリほど欠けた。
うっすらと茶色く変色しているが
なんとなく捨てるのがもったいないので保存してある。
下の歯だから屋根の上に投げるんだっけ?

今日もワケもなく気が重い。
とっても憂鬱だ。
やるべきことは沢山あるのに
何もやる気がしない。
あとバースデーライブ1週間。
気分はすでに42歳。

窓を開けた。
陽射しの中にうずくまっていた。
太陽は平等に照らす。
菜の花畑も冴えないカオルも路上の吐瀉物も。

1時間ぐらいうたた寝をした。
ほんの少し気分がよくなったので
レディグレーのティーバックを入れ
この日記に着手した。
着手?おおげさなコトバだ。

ガムを噛んだのはミントの作用が
「食欲抑制」に効果があると聞いたから。
過食気味は相変わらずで少しづつ体重が増えていく。

昨日の英二とタネちゃんとのリハーサルは楽しかった。
でもその3時間以外は憂鬱だった。
不味いだろうと思って入ったそば屋は不味かった。
悪い予感ばかりよく当たる。

夜が来るまで何をしよう。
 

ダル詩人 2006年03月23日(木)

  2006 3/21(thu) 21:20pm
素肌にコートだけで外出したら寒かった。暖そうな雲だったから。


あらすじ。
三寒四温のようにアップダウンの激しいカオル。
3歩進んで4歩下がったり。
日当たりの悪い部屋に時たま差し込む光。
そんな数少ないチャンスを狙い「日記・1行詩」を。

「産業スパイ」のバイトも2日しか行ってねー。
だって企業秘密教えてくんないし
部品運んだりして腰痛めたり指切ったから。
あーどうせヘナチョコですよ。
ヘナ?チョコ?

「最近の日記を読んで」みたいなレターがチラリンホラリンと。
みんな「きつそう」でございますな。
でもなぜかカオルに暖いコトバを。
つーことはだ。断然オレの方がキツイモンね。
ガハハハハ。
ヒトのふり見て我がふり直せだな。(誤用?)

ねえ。キツイヒトはさあライブ来ちゃえば。
4/1に「ウツにあえぐオトコ」のお姿を目撃しちゃえば。
ユルユルとさ。
新曲やるし。
あ。
言っちまった。
まだ「未完成」なのに。
でもたまに「ムリ」しないとね。

しかしこんな怠いカンジの日記でよいのなら毎日書けるかも。
ないようがないよー。
笑った人はオヤジギャグ!!ぷぅ。(音読ね)

新曲のタイトルを迷っている。
「アンバランスボーイ」
「ロマンティック中毒」


おしまし。
 

過食詩人 2006年03月18日(土)

  2006 3/13(mon) 20:50pm
昨日「春一番」が吹いたのに今日はすげー寒いじゃないか。


あらすじ。
最近のカオルの「ココロの具合」はやっかいである。
吐いちゃいないがかなり過食気味で1ヶ月もしないで5kg太った。
油っぽいガッツのある食事の後コンビニにダッシュし
チョコレイトやアイスクリームを貪ってしまうのである。
「落ち込んでてつらい」というより「無気力無感動」なかんじ。
今回は放置してある「書きかけ日記をそのママ」のっける。
とにかく「キツイ春」になりそうだ。


 2006 2/13 (mon) 22:00pm
 久しぶりに布団を干した。シーツから「おひさま」のニオイがした。

30年ぐらい前。小学校3年生ぐらいの時。
「カオル君。明日いつもより30分教室に早く来て」と女子に言われた。
よくわからぬまま登校するとその女子と彼女の親友がいた。
親友がモジモジする女子を急かす。「がんばって。今日しかないんだから」
女子はカオルに封筒を渡し教室をダッシュで出ていく。廊下に「黄色い声」が響く。
封筒はゴワゴワする。空けてみると「ハートチョコレイト」が。
「ん?なぜ彼女はオレにチョコレイトを。
 まあいい。センコーが来る前に喰っちまおう」
当時50円ぐらいのタバコの箱より大きなそのチョコレイトの味をおぼえている。
それが「愛の告白バレンタイン」と知るのは1年後ぐらいだと想う。


ここで終ってる。
たぶん「この先どうするか」に困ってしまったのだろう。
こんなカンジでほったらかしにしてあるものがデスクトップに「チョコ」っとある。
笑った人はオヤジギャグ!!!ぷぅ。(幼稚園児風節回しで音読せよ)

太ったからまた「炭水化物抜きダイエット」をやろうと想い
ミチコママに協力を要請した。
しばらくはパン・米抜き豆腐オンリーで行くと。
といってる矢先に食卓には肉ジャガが。
「ミチコよ。カオルは過食症の危機に瀕し太ってきたので
 また炭水化物抜きダイエットを始めようと思っている。
 その旨は伝えたはずだが。これは」
「これはって肉ジャガじゃない」
「それは見た瞬間に理解した。そうじゃなくて炭水化物抜きダイエットだが」
「ジャガイモはビタミンよ」
「んが?ビタミンか?」
「そう栄養あるのよ。おかわりあるよ」
前回のダイエットの時ミチコママは
「栗」を「あれは木の実だ」と言切った。
なんだか「炭水化物抜きダイエット」というモノ自体不自然に思えてきた。
やはり「粗食と運動」しかないのだろう。


おしまい。
 

五里霧中詩人 2006年03月14日(火)

  2006 3/5(wed) 21:40pm
今日は晴れたのでチャリンコでカルく高飛びをした。


あらすじ。
ライブが近いというのに心が重い。
いつになれば晴れるのだろう。

こう考えていた。
「一日1コなんかする」と。
HP日記を書くとかピアノを1時間練習するとか。
ポジティブというか試練というか。
とにかくなんか「建設的な義務を楽しく」と。
「よくなる」より「これ以上悪くならないように」と。
しかしだ。
根本的に甘ったれのナマケモノの依存症(元アル中)カオルにとっては
それでもすげー荷が重かったのだ。

そんでその「最低限の義務(雨戸を開けるのが精一杯)」を果たせずに
それで「オレって冗談抜きでダメな野郎じゃ」とクヨクヨの日々。
突破口が見つからない。
のでムリヤリ初心にかえってみた。

どーせ残り少ない人生じゃ。
「デタラメ」に暮らそう。

例えば3日連続16時間眠ってしまったとする。でもクヨクヨしない。
「明日以降なんかするためのチカラを蓄えた」と考える。
例えば3日連続おねいちゃんと遊んだだけで一日が終ったとする。反省しない。
「ふむ。この体験が新たなる詩のワンフレーズに」と都合よく。

祭りの準備。 祭り。 穏やかな眠り。
眠るのに飽きたら次の祭りの準備。
このくり返ししかないんだろう。
ずっと世間と向きあわないで来たんだ。
いまさら「丸く納めよう」ってのがいかんよな。

そう想っているのだが春はまだ遠い気がする。
 

詩人と僕 2006年03月06日(月)

  2006 3/3(fri) 22:26pm
オレが歩いているときだけ雨が降っていた。


〜 時々すべてが無意味に 〜

ライブの曲目を考えるときに「迷い込む」コトがある。
なんだかどの歌詞も「嘘っぽく・空々しく」思えて。
まあ「古い唄」や「衝動」で作った唄には
「温度差」を感じるのが当然なのだろうけど。

9日の「3バカライブ」の打合わせがてら柿島に訊ねた。
そしたら「選曲に迷う?そんなのありまくりだよ」と
例のスーパーポジティブな笑顔でおっしゃられた。
(電話だから見えないけど絶対に笑顔)
今年になってカオルはこの傾向が強くてモゴモゴしてる。

〜 時々すべてが無意味に思える
  それでも僕らは唄をツクル 〜

「唄いたい唄がない」なら作りゃあイイじゃないか。
でもそう簡単にはいかない。
うまく言えないけど「唄がつくれる時」なら
「自分の言葉に迷いがない時」なんだ。
逆に言えば「自分の言葉に迷ってる時は新曲出来ない」なんだ。
このコトも柿島に訊ねたんだけど
「オレはそういう時は作らないことにしているよ」と
スーパーポジティブな笑顔でおっしゃられた。(電話だから見えないけど絶対に笑顔)

そんでカオルは今回の3/9のTHUMBS UPのライブで
柿島伸次作詩作曲の「僕」を唄わせてもらうことにした。
自分のどの曲より「カオルのいまの心境」にピッタリだから。
「僕」は演奏が見た目よりすごく難しい曲だからカオルには弾けない。
だから晃士と柿島に演奏をお願いするのだ。

電話の切り際。
「なあ柿島。最近の路上のフォーク少年いるじゃんか。
 なんであいつらみんな『おんなじ声とメロディー』なんだろうな」
柿島も同感だと言った。
みんなにはどう聞こえる?

オレ達がガキの頃にも(カオルも)「マネッコ」は沢山いた。
清志郎さんかぶれ。長淵剛・桑田佳祐のマネッコ。
じゃあ最近の路上フォーカーは何に憧れているんだ?

3/9ライブ当日カオルが覚えていれば
この質問を「蒸し返して」柿島を困らせてやろうと思っている。


おいしま。
 


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