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2006 1/18(wed) 22:50pm とても中途半端な天気だったと思う。
オレは人を判断する基準のひとつに 「傷だらけの天使オープニングの牛乳の飲み方をしたかどうか。 探偵物語と同じ火力のライターを持っていたかどうか。」というのがある。 意味がわからないヤングは今すぐTUTAYAへゴー。 「懐かしのテレビドラマシリーズ(ジャパン)」から 「傷だらけの天使」と「探偵物語」を借りて穴があくほど観なさい。 カオルは「傷だらけの天使」のデタラメなぶ厚い生き方みたいなモンに 小学生のクセに感化されいまでも憧れている。 「そんなのは画面の中。現実にはムリだ」と「とっくのとー」に気づいてはいるが 「ウルトラマンの背中のファスナーを見えないフリをする」的に 今度の春で42歳になるというのにまだ追いかけている。 だって「傷天の2話」なんか女子のオッパイ丸出しなんですよ。 平日のゴールデンタイムっすよ。制作スタッフガッツあり過ぎですよ。
同世代の男子と話していて「お。気が合うな」というヤツは なぜかそいつも「傷だらけの天使が好きだった」って場合が多い気がする。 もちろん統計なんてとってないぞ。 ただの思い過ごしだ。
1970年代から80年代初頭。 世の中がいまよりずっと単純で携帯電話なんてなかった頃。 カオルは「青春時代」を駆け抜けていた。 メールがないから「ラブレター」と「伝言」を活用した。 あの娘の家に電話をする。「パパ」が出た場合は切るしかない。 「てめーこんな夜遅くウチの娘になんの用だ。つーかてめーは誰だ?!」 昔のパパはおっかなかったのでござる。
プレステも当然ないからボクらは喫茶店で 「ピーンボール」か「インベーダーゲーム」をする。 1ゲーム100円は当時の物価からして高すぎたから 「パワー系」のヤツはその辺の路地裏でカツアゲをし 「頭脳系」のヤツは電子ライターで機械を誤作動させたり 5円玉にセロテープを器用に巻いて機械を騙したりした。 たまにタイトスカートをはいた茶髪のウエイトレスのおねーさまに 「あんたらいい加減にしなよ。タバコはいいけどさ。マスターにチクるよ」と。 昔の喫茶店の方々はおっかなかったのでござる。
そろそろ「怠い回想シーン」にケリをつけよう。 オレ達が青春じゃ〜性春じゃーと哮り狂っていたころ すでに「現代の裏帝国」を構築するのに躍起になってたやつらがいたと。 ベトナム戦争もうやむやにされていたと。 当時の建造物なんかがイマゴロ「ボロ」が出て来てると。 「堀江氏」を売ったのもその頃の「権力者」じゃねーかと。
最近たまに「傷だらけの天使」なんかを観直しているんだけど 「ヒント」が沢山あるのよ。「このままだとひでー世の中になんぞ」って。 それに気づかなかったのがなんだか悔しいのよ。 ただそれだけ。
おしまい。 |
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