カオルの不定期日記



詩人とマリねーちゃん 2005年10月30日(日)

  2005 10/30 (sun)
窓も開けていないし外に出ていないので天気はわからない


あらすじ。
下北沢のブルースクイーン金子マリさんに
「11/2横浜 THUMBS UPゲストで出てくんないすか?」と
御丁寧にお願いしたところ「いいよー」と御丁寧なお返事を頂いた。
そんで打ち合わせの電話やメールをしてたところ
カオルもマリねーさんも脳が溶けてるから話がまとまらず打ち合わさんない。
しかし彼女は「ホンモノのシンガー」だからたまにカッチョイイことも言う。
それは素敵な「詩の文句」のようでドキリとしたり。
カオルとちょうど10歳違うし子供もふたりちゃんとしたオトナに育てているので
「重みのあるコト」も。とにかく「キュート」な女性である。
でも基本的にカオルは爆笑してばかり。電話中は「うつ」が完全に姿を消す。

金子マリさんは70年代日本のロック創世期を生抜き
忌野清志郎さんから曲を貰っちゃたりするようなお方で
カオルの憧れのシンガーのひとりである。
ココ数ヶ月でムリヤリ仲良くしてもらっているが内心は「恐れ多い」のである。
以下「やりとり」を適当に抜粋したもの。マリねーさんの快諾済み。
 
電話。
「カオルです。11/2の曲どうしましょうか?
 オレは清志郎さんがマリさんのために作った『彼女の笑顔』がいいです」
「いいよ。あとアンタの曲もやろうよ」「おー。光栄でござる」
「ちゃんと歌詞覚えるから」「マリさんメールアドレスとかどうしましょう?」
「カオルくんの教えてくれる?ちょっとペンが。あ。アタシさ心臓痛くてさ。
 今日病院行ってきたの。日曜日もやってるところ」
「だいじょうぶなんですか?生きてますよね?
 オレ2日のお礼にパーラメント差し入れようとしたんだけど
 タバコより『うず救命丸』の方がいいですか?」
「パーラメントってオカマのタバコでしょ?」「マリさんの吸ってるヤツですよ」
「ねえタール1mgとかのダサいタバコの方がカラダに悪いらしいよ」
「マジですか?じゃ健康野郎ザマアミロですね。オレピース。21mg」
「アンタ不良なんだって?コバヤシ君が言ってたよ。脅かしてるんだって?」
「脅かしてないですよ。ペンション始めるらしいからタダで泊めろって言っただけ」
「アタシ達なんの話してたっけ?」「なんでしたっけ?あ。2日の曲だ。どうします?」
「アタシのメールアドレス教えるけど用意イイ?」「えー。はい。いつでも」
「じゃ言うよ。まず最初にさ。漢字でね」「え?ちょっと。漢字ですか?メールでしょ?」
「オヤジの戒名なんだよ」

メール。
「いやー 私はこの頃 『念のため』と『念には念をいれ』の念は果たして同じなのか?
 はたまたどういった念なのかとかんがえていたところです。
 胸の痛みおさまらずキリキリと魂まで届いてしまいそうでちょっといい感じですか?
 『朝日〜あたる家』私はキーはEmでした。
 確認しましたので。またメールしまっせー。Thanx byマリ」

「アロハー。オエー。カオルです。
 よくわかんないけどマリねーさんのメール『協力』ですね。
 それにしても「朝日のあたる家」って。
 『の』の1文字ぐらい『〜』で略さないでちゃんと書きましょうぜ」

「わりいわりい 最初のメール届いてなかったんだね。
 それとチカラ合わせてどうすんの?『強力』でしょ。 マリ」

電話。
「誰?」「あーカオルですけど。こんなピーカンに晴れた昼下がりに電話いいすか?」
「ホントに晴れやがってさ。アタマきたからサングラスして黒いコートで歩いたよ」
「オレはまだカーテン開けてない。窓も。」「それは正解だよ」
「なんか元気ないですね」「いやーこんなアタシでも落ち込むことあんのよ」
「何でも話して下さいよ。恋ですか?」
「6億」
「えーと。面倒そうだからやっぱ聞かないです」

メール。

「消せなかった閃きに終末の合図かんじても『黙れないよん』と
 『あっち側』(カオル注:死後の世界)の目的を真意をしろうとの(カオル注:素人?) 
 私の知る権利を再認識できた月夜のランデブーでありました。後でねーまた後でマリ」
追伸
「ライブ終ったのが23:50。 なんだかんだと地下鉄駅まで走ったものの
最終に1分間に合わず港区目黒区渋谷区世田谷区と
言ってみりゃ都心の三割位を二時間半以上サマザマなデキゴトを交えながら帰宅っす。
苦境においこまれてこそ明るい方向を見い出そうと
貫通したハートを潔く可燃ゴミ箱へシュートして
金星がやけに金色でパチもんにしかみえず
この空はしくまれたスクリーンではないかと17才のときちらっとかすめたままだった」

「あちょー。カオルです。
 すげーフレーズの連発ですな。詩人の端くれはこーべ垂れてます。
 オレも同じなんですけどマリさんの文にも「、」ないっすね。
 『金星がやけに金色』『ズタズタのハートを可燃ゴミ箱にシュート』
 そして『この空は仕組まれたスクリーン』。美しいコトバです。41歳小僧修業します」

2日のライブではアニマルズの「朝日の当る家」をやる。
オリジナルではなく今年4月に他界したマリさんのお仲間の高田渡さんバージョンである。
原曲より歌詞が凄まじい。もちろんマリさんの唄がブルースですごい。
個人的には憧れの清志郎さんの曲を共演するのも楽しみだが
「カオル曲」をどう唄ってくれるかがドキドキである。

あと3日じゃん。
突貫工事じゃん。

ああちょちょ〜〜。
 

後輩詩人 2005年10月28日(金)

  2005 10/26 (wed) 19:30pm
暗雲が空を覆う。冷たい雨。濡れて確かめてみたんだ。


 川沿いの町で8年ぐらい暮らしていた。
30歳の時に離婚した。次のオンナが転がり込んでくるまで
朝晩掃除屋のバイトをした。毎日ダサい弁当を作って働いた。
月1回のライブは続けた。手書きのDM。問合わせも自宅の電話。
たまにフレンドがパンや酒やキスやクスリを持ってきたくれた。
最低の生活だったけど41年間でいちばん「タフ」な時期だった。
すくなくとも「うつ病」ではなかったし誰にも頭を下げなかった。

 掃除屋を辞め「ちょっとした印税」で生活が安定した頃
5年以上逢ってなかった掃除屋の後輩が突然訪ねてきた。
ドアを開ける。「よう」。後輩は黙って手を差出す。折り畳まれすぎてちぎれそうな千円札が2枚。
後輩の顔に表情はなかった。彼は「夢」を見ている。
ココロのどこかが「大破」しているか
ココロのどこかに「鍵」が掛けられている。本人はその鍵をなくしてしまっている。

 その後輩とはひとまわり歳が違うのだがなんだか気が合った。
家がわりと近所だったのでバイトのあと部屋で酒を飲んだり罪を犯したり。
奥さんが出ていった夜は「楽しい草」を持って慰めに来てくれた。
オレは「こんな時にそんなのキメて『バッドトリップ』しそうでヤベーな」と想ったが大丈夫だった。
「カオルさんつらくないんですか?」「つれーよ」
「そうですよね。このイチゴ牛乳うまいっすよ」「あめーよ」
「このギタリストすげー。誰ですか?」「ジミヘンドリックス。ヘロイン中毒」
「ヘロインやるとこんなカッチョイイライブできるんですかね?」
「逆だよ。こんなきついライブ続けるとヘロインが必要になるんだよ」
「カオルさんの話難しくてよく分かんないけどかっこいいですね」
「オマエヘロイン入手しようと思ってんだろ?」「なんで分かるんですか?」
「絶対辞めとけ。ヘロインと仲良くして無傷だったやつはいない。大抵死ぬ」
「カオルさん電話鳴ってますよ」「オマエ出て適当に話しといて」

目覚めると後輩はいなかった。代わりに懐かしいオンナがいた。
「おはよ。大丈夫?」「あ?オマエ。ひさしぶり。なにやってんだ?」
「ナニ言ってんの?おととい電話したら後輩のオトコのコが出て
 『カオルさん調子悪いからクスリ持ってすぐ来てくれ』って」
「おととい?今日何日だ?」
もう丸3日経っていた。「オレずっと寝てたのか」
「ううん。たまに起きてパン食べたり抱きついてきたり。
 『なんか持ってるか』って。アタシ薬屋じゃないんだから」
「なんか持ってるのか?」「あはは。カオルほとんど飲んじゃったよ。アタシも飲んだけど」「そうか。悪かったな。オレ寝言とか言ったか?」
「ねえ。カオル。怒らないで。フリスビー川に流しちゃった」
「あん?」「天気がいいから緑のフリスビー持って川行ったの。そしたらよく飛ぶんだもん。そんなにチカラ入れてないのに」

「オマエに金なんか貸してたっけ?」「はい。だから2000円です」
「オマエなんかやってんだろ?」「いえ。もうそういうの辞めたんです」
「大丈夫か?」「いまは。たまにブラックアウトしちゃうんですけど」
「オマエオレが誰だかわかるか?」「カオルさんでしょ。違うんですか?」
「当たりだ。上がっていくか?」「いえ。帰ります。それより金足りましたか?」
「ああ充分だ」「よかった。ずっと気にしてたんだけど来れなくて。よかった」
「駅まで送ろうか?」「いえ平気です。それよりお願いがあるんですけど?」
「なんだ?」「電車賃300円貸して下さい」

あれから10年。
後輩も薬屋のオンナも連絡をとっていない。

「2番だけの唄のようなボクらだった」

「誰もがハローといえる場所」なんて
しょせん「絵空事」ですかねぇ?明智さん。

お。珍しく黒ネコレインが飯の催促だ。
ちょっと待ってろ。これ「保存」するから。
〜ぼっくらは きっとカリを返すぜ 
ハロー。
 

坊さん詩人 2005年10月24日(月)

  2005 10/22(sat) 18:15pm 
あ。さっき夕焼けだったのに外もう真っ暗だ。


カオルは頭髪がハゲてしまったら「坊主」になろうかと。
あ。ちょっと違うの。ヘアスタイルとしての「丸坊主」はもちろんだけど
「お坊さん」になろうかとわりとマジで思ってんの。生臭坊主。クソ坊主。
酒は飲まないし欲しがらないけど
肉も食うしタバコも沢山吸うよ。
カオルはたつ年だから頭部に「龍のイレズミ」を入れてもいいかなあと。
眉毛の辺りに龍の爪が。いてっ。

無宗派・無所属。
夢想流。酔生夢死。
お経のように詩を読むのも
唄のように8ビートで呪文を唱えるのも悪くない。
シンガーソングニセ坊主。

特定の神に縛られることなく
月の満ち欠けと太陽のリズムに身をゆだね。
カオルのこれまでの「罪・過ち・後悔」を唱え
この「神あふれる現状」をいったいどーなってんじゃと異論を唱えん。

だってよ。
世界はもはや「トラブル」がものすごい数になってるぞ。
個人の闇から国同士の争いまで。
誰が犯人だかもサッパリ分からんしさ。
被災地では愛も毛布も足りなくて「神の手も借りたい」状況だぞ。

カオルはね。信じてるとかじゃなくてバカにしてんの。神様を。
もしくは「神の名を語り好き勝手」なボケどもに。
とにかくね。あふれすぎててややこしくてイヤなの。
どの「教典」もいいこと書いてあるけど「わざわざ書くほどのことかよ」って想うの。
残念ながら我々は平等ではないの。
平等に扱われるといいなと想うけど平等には生まれてこないの。
貧富の差はもちろん国籍・容姿・身体能力・価値観・向き不向き。
足の速いやつが獲物に早くありつけるの。
それを「独り占め」か「分けるか」はそいつの美学と価値観と腹の減り具合。
足の遅いヒトは余り動かなくてイイ所で食料を「育て回収」するの。
それを「独り占め」か「分けるか」はそいつの美学と価値観と腹の減り具合。

給料日前でピーピーしてる時さ。お隣さんが「食料くれ」ってくるじゃん。
でさ我家大ピンチなのに父ちゃん男気出してへそくり渡すとすんじゃん。
当然お隣さん感謝すると想うけど見返り期待すんなよ。
それは「愛」でもあるけど「自己満足」でもあるんだよ。
もしかすると甲斐性なしのお隣さんを「甘やかした」だけかもよ。

「家族」って単位はある意味「国」と同じなの。
「なんであの家のが水沢山使ってんのにこのマンション水道代頭割りなの」
農家とかはもっとリアルらしくて「あの家の方が川に近いのに」とか。
なんだか「石油の利権・戦争」と「カタチ」は似ているんだよな。

とにかくこれを読んでお怒りになった神様は
ただちにカオルを「奇跡で抹殺」し
かわりにすべての兵器を「ポンコツ」にして下さい。

「ロザリオ」のマリーも言ってたぜ。
「毎日お祈りしたけど願い事が叶ったことなんてない」ってさ。

狂薫坊主はタバコを吸っている。
「 Love & Smoke 」とほざいているのは
「ピース」というのがなんだか照れ臭いから。
タバコを挟んだ指は自然と「ピースのカタチ」になるからそれで充分。
ちょっとヤニ臭い平和だけど「ウソ臭い」よりいいんじゃねーかと思って。

え?「カオルクン地獄へ落ちる」って。
体罰かよ。脅しかよ。ヒデーこと言うな。
あん?「天国へは行けません」ってか。
なーんだよ。「平等」って言ったじゃん。「資格」いんのかよ。
じゃあイイよ。面倒だから「三途の川」のほとりで掘っ立て小屋作って暮らすからよ。
は?ダメなの。美観を損なう?強制撤去だと。
オマエ役人みたいだな。
じゃあ「生まれ変わらせて」よ。
いいよ。人間なんて下等なもん。カオルは加藤だったけど。
ネコがイイが。羽はえてりゃスズメでもゴキブリでもいいや。
あ。癌細胞でもいいぞ。是非私腹を肥やしたボケ役人の肝臓にでも。

ち〜ん。

おしまい。
 

ダイエット講座詩人 2005年10月23日(日)

  2005 10/23( sun ) 13:40pm 
暖かいね。きっと綺麗な夕焼け。あ。「汚い夕焼け」って見たことないかも。


あらすじ。
不眠が続き「つくる」もぜ〜んぜんはかどらず不調のカオル。
学校を休んだり精神科のセンセイにも「焦んなよ。よく食べて休め」と言われるが
「休むのがヘタ」で「鬱の芽」も顔を出し体重も50kgを割ってしまったカオル。
黒ネコレインの世話だけはちゃんとやってるらしいがあたりめーだ。


よーこそ。カオルのダイエット講座へ。
本日御紹介いたしますのは北欧の方で有名らしく
赤道直下でも秘法らしいような「超簡単心配ダイエット」です。
お金もかからず5日で3キロなんてへーこいてプーであります。
ではてきとーに始めましょう。

まず御用意していただくものは「心配事」です。
多ければ多いほどいいのですが最低でも3つは欲しいですね。
例。「コラムの締切りが近いのに書けない。ついに枯れたか。心配だ」
  「黒ネコのレインがなつかない。すべてオレのせいだ。心配だ」
  「イイ曲が書けない。きっと枯れてしまったんだ。あー心配だ」
  「体調を崩し学校を休んでしまった。全生徒に申し訳が立たない。心配だ」
  「オレは何もしてない。若くないからニートにもなれない。心配だ」

まあこんなかんじです。
これらを気に病みながら「徹底的に自分を責める」して下さい。
その際に「コンプレックス・どうせわたしは」を沢山盛り込み
なるべく「薄い暗闇」の中で「自己嫌悪」に陥って下さい。
難しかったら最初は「過去についたウソを限りなく想いだす・後悔」辺りから
始めるのもイイでしょう。

ポイントはとにかく「眠れなくなる」「食欲がなくなる」ことです。

だから部屋の中では普段着「寝にくい服装のまま壁にもたれてる」がいいです。
しっかりパジャマに着替えて熟睡しちゃったらどうするんですか?ダメでしょう?
『羽毛布団』なんてもってのほかです。「床にタオルケット」が原則です。
それでも「うたた寝」しそうになりますよね。
そうなったら「うつ伏せ」になったり「両手を胸の上に組む」したり
なるべく「悪い夢」が見られるようにしましょう。
悪夢で目覚めて汗ダラダラ。絶対ちょっと痩せてます。

食欲がないはずでつらく心配してても多少お腹が空きますが我慢して下さい。
「わたしは他の命を奪ってまで生きのびる資格があるのか?」と徹底的に追い込んで下さい。
しかし目的は「餓死」じゃなくて「ダイエット」なので
最低限「牛乳・キャベツ・パン」は許しましょう。
タバコも悩みながらガンガン吸いましょう。喫煙は「栄養の吸収」を妨げグッドです。
それと悩む場所ですが必ず外でも悩みましょう。運動不足はダイエットの敵。
携帯も財布も持たず鍵とタバコだけ持って
近所の墓場や火葬場や隅に金魚やペットの手作りお墓がある公園に行きましょう。
ちなみに近所といっても「徒歩15分以上」の所ですよ。近いと燃えませんよ脂肪。
そこで徹底的に悩み心配し死を身近にかんじてドンドン混乱しましょう。
帰りはワケがわからなくなり血走り「シャウト&ダッシュ」で。
雨なんか降ってきたら超ラッキー。「ずぶ濡れダッシュ」はカロリーを消費します。

ため息もドンドンつきましょう。その際は「腹筋」に注意して「フー」ですよ。
淋しくて死にそうになったら友人に電話・メールOKですが
その時は「方足立ち・上体起し・両足上げ」の姿勢で。

さこれがカオルお勧め「心配ダイエット」です。
みなさんもミルミル痩せましょう。
お金も貯まります。
カオルを買いましょう。

では。
スタート!
 

雨降れ詩人 2005年10月20日(木)

  2005 10/16(sun) 10:30pm
明日は台風が来るらしいんだろ?


カオルはi-bookという時代遅れのPCを使用している。
ワープロソフトは「 Apple Works 」。たぶん標準装備されていたものだと思う。
しかしこれが相当に使えない。まず年老いた公園の管理人の様に動きが悪い。
起動時には6分ぐらいかかる。顔を洗って歯を磨いて
タバコを吸い終ったときに「書ける状態」になっていたらラッキー。
互換性も悪くmac同士でもダメな場合が多くwindowsだと致命的。

だから本日から唐突に「 Word 」というソフトに変更してみる。
ココまで書いた時点で明らかにこっちのが使いやすいのだが
「新しい真っ白なシューズをワザと汚さないと恥ずかしい」というかんじ。
なんとなく「文章の切れが悪い」気がするのだがもちろんカオルのせいではない。

最近「日記のアップ」が激減しているだろ。
ストック切れなの。
だって書けねーんだもん。
どんな文章書いてもさ「あれ。ジョーカーひいちゃった?」ってかんじで。
冴えねーの。
飯だってこぼしてばっかりさ。

「オレって誰だ?何するヒトだ?
 おもしろいのか?」

あ。地震だ。10/19 20:45ぐらい。
でも逃げないで書いてんの。
冴えねーから。
色んな意味で「逃げ場所」ないし。

じゃあ冴えないから。
この辺でな。

あ。タイトルの「雨降れ詩人」ね。
最近雨多かったじゃん。
じゃあもう「ずっと降ってれば?」ってふと思ったの。
でさ。ちょーしがいいときならね。
「傘の株変え。えら呼吸覚えよう」辺りのジャブから
「暴走」するんだけどね。
冴えねーから。

おわり。
 

立ち退き詩人 2005年10月14日(金)

  2005 10/11(tue) 4:40am
雨が少し強くなったようだ。


4年ほど前「マンション建てるから立ち退きね」で引越した。
そんで次の物件を探したのだがすごく大変だった。
カオルの絶対条件が「ネコ6匹可。横浜まで30分以内」で
さらに「歩いて15分以内に『酒が売っる場所(販売機含む)』
 アルコール関係がない場所」だったから。
カオルは当時「断酒初心者」でいつ「悪い虫」が騒ぐか分からなかったので。

マジで大変だった。だいたい「ペット化の物件」自体少ないし
割高になっているので予算に合わない。
そして「酒」だ。ほとんどのコンビニには酒が売ってるし
ほとんどの町にはコンビニや「スナック・小料理屋・居酒屋」がある。
情報誌などでは全然見つからず非常に困った。

しかし「言ってみるもん」である。
最初は不動産も「無理難題を押し付けられめんどくせー」ってかんじだったが
いつの間にか「運命共同体」的な雰囲気になっていった。
推測だが元々「山が高いほど燃えるタイプ」だったらしく
「ストックホルム症候群(人質にされたのにいつの間にか犯人の味方になっちゃう。
 でいいんだっけか?)」の様にカオルの境遇に同情し
さらに「プロとしてのプライドのカタマリおじさん」になっていった。
4件ぐらい「かなり条件に近い場所」を探してくれたが
カオルはロシアの殺し屋の様な冷酷さで
「イマイチ。キッチンがな」などとほざいていた。

ある日興奮気味に「ストックホルム不動産屋」から電話があった。
「たいちょー。バッチリのが見つかりました」
同行してみると「バッチリ」だった。
横浜駅から3つほどの路線にあるところ。
坂は多いが駅から12分夕焼けが綺麗な高台。
近所には見事にコンビニ始めアルコール屋がない。
リビング14畳。洗濯機置き場(ネコのトイレ部屋になった)3畳。
8畳の洋室。2階に廊下付き8畳の和室。家賃はヒトケタの一軒家。
車が2台停められる庭付き。即契約。
それにしても「好条件」過ぎる。きっと「ワケアリの事件」でもあったのだろう。

もちろん難点は沢山あった。
しかしそれは「一般的に」であってカオルにはどーでもよかった。
・ほとんどの窓雨戸が外れそうだし閉めたら開けるの超大変。
・カオルの背の高さまで「シロアリ」が虫食っていた。
・家が「パチンコ玉が転がる」ぐらい傾いており実際地震で「玄関が開かなく」なった。
・庭にかなり大きな「杉の木」があり花粉症の友人は絶対にこなかった。
・どこかに「隙間」があるらしく色んな昆虫がよく侵入していた。

その家を世帯主にも関わらず「家賃1年滞納」のため
同居していた女子に昨年の1月に追出された。
6匹のネコは分けられないので彼女に世話を任せて引越した。
「滞納分の家賃&エサ代」の送金を毎月「ちょっと」しているが
「完全返済」まであと5〜6年はかかりそうである。

ここ1年ほどカオルは朝方になり「12時就寝7時起床」している。
しかし今夜は「プチ鬱によるプチ家出」でこんな時間まで久しぶりに起きている。
当時は「午前3時ごろ」に日記を書いていたことが多く
深夜の散歩などもしていて「当時」が懐かしくなりこんな日記を書いたのだ。

雨が強くなったようだ。
そろそろアジトに戻り「黒ネコレイン」の朝飯を用意しなくては。
レインがカオルと「ツーショット写真」を撮らせてくれるようになったら
現在財布に入っている「6匹のネコチーム写真」と入れ替えるつもりである。

おしまい。
 

島村詩人 2005年10月11日(火)

  2005 10/10(mon) 23:05pm
今日の雨は「運動会嫌いな子」にはラッキーでしたね。


「海老で鯛を釣る」→わずかな負担や労力で大きな利益をあげること

島村イタル。
天才画家である。
カオルのCD「誰もがハロー」「詩人はガム」の
すごく素晴らしいジャケットを制作したヒトである。
チビで麻雀はヘタだが曲や詩などもすばらしい。

春ごろ「おいらパパになるぜ」のメールが来た。
カオルもなんとなく嬉しかったし
「浮世の義理」もあったので「絵」をプレゼントした。
カオルは勇気があるので天才画家にも
カオルのダサい絵を贈ったりできる。

数日後イタルからデカイ封筒が来た。
中には「ママのおなかのベイビー写真」などを利用し
カラフルなタバコ空き箱や怪しげな色々で作られた「作品」だった。
お手紙も付いていた。
それ自体もすげーかっちょよかった。
あまりにも素晴らしいその作品は現在カオルのアジトに展示されている。
「9/11のピース黒旗」の上に画鋲でブスリと。

そんで今日「ベイビー誕生」のメールがきた。
今度も「なんか釣れるかもしれない」ので
勇気あるカオルは下記のような詩を送った。
「やっつけ」にしてはわりとよい作品だと思っている。



「ベイビー島村へ」

誰もがハダカで生まれてきたんだ
だから気にすることはない

誰もが叫びながら生まれてきたんだ
オトナになっても泣いても叫んでもいい

きっとキミにはパパとママが名前を付ける
気に入らないかもしれないが我慢して欲しい
ふたりが知恵を絞ったんだから
それが親孝行ってもんだぜ

きっとキミにはフレンズが「あだ名」をつける
気に入らないかもしれないが我慢して欲しい
フルネームだとスポーツの時呼びにくいんだ
誕生日の唄の時なんかもね

いつかキミは「サイン」をするかもしれない
その時にキミは「自分で自分の名前」を考える
その日は「キミがオトナになった日」かもしれない

とりあえず「ベイビー」だ
ようこそ クソったれのジャパンへ
ホントは外国人になりたかったかもしれないよな
でもこのジャパンでキミのままとパパは恋をしたんだ
カオルとキミのパパは一緒にバンドを組んだんだ
「イエー」といって外国人のマネをしたんだよ

キミが唄がヘタだとしたら
パパのせいにすればいい
それがオヤジのギムってもんさ

ありったけの愛を込めて always kaoru love&smoke


あちょ。
 

野口詩人 2005年10月10日(月)

  2005 10/7(wed) 16:00pm
天気?暑かったような気がするが。


先日12/11ワンマン用のリハに入った。
橋本じゅん・湊雅史・大西真さん。
カオルの「準備不足・ハリキリの空回り・曖昧な方向性」で
リハは「さんざん」であった。
1流不良のメンバー達はそれでもかばってくれたし(飲みながら)
助け船を出してくれたのだがカオルは「ダメダメ君」であった。

仕込む時間は沢山あったのに全然つくれなかった。
考えすぎハマっていく。「どのフレーズがよい」のか判断できなくなる。
欲張りすぎ「ねっこ」を見失っていく。
食欲がなくなる。体力・集中力が落ちる。焦る。

大西さんの「金子のマリちゃんはきびしーヒトだから」の脅しを真に受け
自信喪失・食欲不振・五里霧中・草食動物状態の最中「のぐち」からメールが来た。

なんだかとても嬉しかった。
カオルは「自分の作品が題材にされる」のが夢だったので。
以下「まんま」を事後承諾にて添付する。
野口君。「とても素敵な作品」に仕上げてくれてありがとう。
このアレンジは「絶対カオルでは出来なかった」なので。


> カオルさんへ
>
> ベイビークリシュナラバーズバンド、野口です。
> 退屈な仕事場で「カオルの不定期日記」を読むのにハマりました。
>
> 「詩人の苛立ち」に共感しまして。
> 詩人の数あるフレーズの中からお気に入りのフレーズを並べて
 シコシコ楽しんでた ら、
> お気に入りのサンプリング&コラージュ(コピー&ペースト)ができました。
> ループの頭を裏返したら、
 マイナーキーがメジャーキーになったような感じを(カオル注。オレもそう感じた)
 勝手に楽しんでます。(含む、俺ってスゲー感)
> 一人で楽しんでるのも不謹慎なので、ここでご本尊にお帰しします。
> (添削なんて出過ぎたマネと間違わないで!コラージュです。リミックスです。)
> 楽しんでもらえたらこれ幸いということで。(カオル注。ありがたかったから幸い)
> また楽しく読ませてもらいます。
> 寒くなります。お体には気をつけて。
>
> のぐち
>
> --------------------
>
> 教訓。
> 「都市でつぶやいた声はかき消されガールフレンドに届かない。
>  その『届かないコト』でお互いイラつくのだからうっかり本音を言わないこと」
>
> 携帯電話のメール着信音とそのメールに返信するボタンを打つ音。
>
> 販売機・キャッシュディスペンサーの人工的な「ありがとうございました」
>
> 様々なキャンペーンガールの声とエンドレスで流れる「今がチャンス」の声。
>
> 膨大な数のショップから流されるBGM。
>
> 都市は唸っている。
>
> 「清潔なラブソング」ならすでにあふれている。
> 吹き出しあふれて垂れ流され「排水溝」もすでに詰まっている。
>
> 「もういい」
>
> 「なにが『もういい』なのよ!?
>  アナタがなんかモゴモゴ先に喋ったんでしょ!?」
>
> 「おいこら。トンカチども。好き勝手やりやがって。
>  カオル様の登場だ。さあ姫。後ろに。
>  かかってこいやぁ〜。ギッタンギッタンにまとめて成敗してくれるわ。あちょ〜」
>
>
> 台風一過。一面のうろこ雲。
> 薄いブルーの波に朝陽がすんなりと滲んでいく。
> 「今から天使達がワルツを踊ります」と言われても
> すっかり信じてしまいそうな秋の夜明け。
>
> だんだん明るくなってきた。世界はまだ静かだ。


この「沈静化」していくカンジをカオルは気に入った。
カオルは野口のバンドや「ニセ哲学者風センス」が好きなので
「カオルの作品」を弄んでもらって嬉しく想う。
「野口詩人」とタイトルする。
野口君はもうバイクにひかれないほうがイイと想う。危ないから。
どうしてもまた「事故に遭いたい」と考えているのなら
「あらかじめ踏まれたように割れたDVD」とかを持ち歩き
「あ。データーが。ボクのカラダは無傷だが。ちょっとした骨折だが。
 本日中に『カオルエレキテル』に入稿しなくてはのDVDがグチャグチャだ。
 コピーはない。困り果てた。だからとりあえず6000万円ください」
とホネホネ詐欺しなさい。
分け前は6:4でいいよ。

keep on rock!
always kaoru Love&somke
 

ジェネレーションズ詩人 2005年10月08日(土)

  2005 10/1 14:20pm
光がまぶしい。なんだかそれが嬉しかった。


カオルが先生している専門学校前期最終日に
その日出席した生徒全員に手書きのカードを強制的に渡した。
カオルの絵と「 always kaoru Love & Smoke 」のサイン。
それとひとりひとりに「いい加減」なメッセージ。
ちょっと「先生ブリたかった」のであります。

数日後に出席率の悪かった生徒や
テストしなかったヒトのために「補習」というのがあるのだがひとりもこなかった。
別に良い成績を収め「ママに誉められるためにお勉強」というより
「プロになる」のが目的だからそんなのいいのだが。

結局授業初日にしか出席しなかったA君という少年がいた。
妙に殺気立っており鼻はケンカで折られたらしく歪んでいた。
手首にも薄い傷がアリ宿命的に「退廃のオーラ」が彼を包んでいた。
初日には簡単なアンケートをとる。
「好きなモノと嫌いなもの3つ・明日で世界が終わるとしたら・
 世界で一番淋しいと想う場所・休日の過ごし方・」など20項目ぐらい。
A君は「好きなモノ嫌いなもの」の両方に
「金・オンナ・自分」と書いてあるだけであとは「白紙」だった。

ぐぐぐ。「守秘義務違反」とかだっけ。

カオル「オマエ休日は何してんの?」
A少年「わかんない。そん時による」
カオル「じゃあそう書けよ」
A少年「え?」
カオル「だから今オマエが答えたまんまを書きゃいんだよ」
A少年「わかった」
カオル「じゃあ明日で世界が終わるとしたら何する?セックスか?破壊か?」
A少年「そん時になってみないと」
カオル「よし。じゃあそう書け」
A少年「カオル先生。いいのこんなんで」
カオル「いいも何もそれ以外なんか書けんのかよ。しゃーねーだろ。
    わかんねーんだから。それと『先生』っていうな。カオルでイイ。
    気が向いたら『カオルさん』と呼べ。飽きたら帰っていい」
A少年「カオルさん。オレしばらく休むから。入院して鼻の骨治してくる。
    他にも色々ゴチャゴチャだから」
カオル「金とかオンナか?」
A少年「それもあるけど親とか。友達っていうか知合いのこと」
カオル「わかった。気の済むまで整理してこい」
A少年「じゃあもう書くことないから帰る」

他の質問に「どんなオトナになりたいか・なりたくないか」という項目があるのだが
両方に「カオルさん」と書いておりなかなかシャレの利いてるガキだと想った。
でもそれっきり。

カオルが18の頃はコンテスト優勝や雑誌などで「天狗時代」。
でも人気とは反比例で詩も唄もムチャクチャダサかった。進学する気はなかったので
1月の自由登校の頃バイトをしてその金で「ソープランド(当時トルコ風呂)」へ。
19の頃。大阪ツアーにいったりした。梅田の風俗街でぼったくられた。
20の頃。カオルは麻雀屋に入り浸りバクチと
女遊びばっかでリハーサルをすっぽかしたりしてたのでバンドは解散。
バイクに乗ってたら自動車に追突された。
バイクはムチャクチャ。カオルはほぼ無傷。軽いムチ打ちだけ。
「ダルマ落とし」のようにバイクだけ吹き飛ばされカオルはボンネットの上に。
当時は「ヘルメット着用の義務」もなかったのに。「運」を使い果たした気がする。
相手は「飲酒運転」だった。「儲けよう」と浅知恵を働かせ免許証だけ預かり逃がした。
近所の人が警察を呼んでいた。ひととおり取り調べられたあと
「バイクは自分で片づけて発言」に唖然。
「動かねーよ」「でもそういうキマリだから」

偶然通りかかった後輩と一緒にバイクを押して坂を登った。
事故で「そっぽを向いたヘッドライト」が夜空をデタラメに照らし綺麗だった。
「なんかさ。SF映画みたいだな。『未知との遭遇』とかさ」
「カオルさん。肩の当たり服破けて血出てますよ」
「お。ホントだ。それにしてもお巡り冷てーよな」
「あんなもんじゃないすか。死んだわけじゃないし」
「オマエも冷てーな。その割切った冷酷さは出世に必要だ」
「意味わかんないっすよ。それよりカオルさんち行っていいすか?レコード貸りたい」
「いいけど事故のこと黙っとけよ。な。あの酔っ払いから金ふんだくるつもりだから」
「ムリですよ。絶対ばれますよ。血だらけだし。そのバイクも。
 それに金とるのヤバくないっすか?保険屋に任せた方がいいっすよ」
「うるさい。大丈夫だ。作戦がある。バイクはナンバーはずしてこの辺に捨てていく。  シャツはオマエのと交換しろ。どれでも好きなレコード貸してやるから。な」

結局金は5万貰ったが「おかわり」を要求したら「痛い目」に遇わされた。
そのバイク「ジェンマ」は借り物で持ち主はニューヨークで「食器屋」を営んでいる。
例の9/11テロの現場すぐ近くらしい。
後輩は現在レコード会社で偉くなってる。
レコードはまだ返してもらってない。
事故に遭った交差点は「夢見ヶ崎」という名前で今でもたまに通りかかる。
ガードレールには「当時のキズ」が残っている。
「痛い目」のキズはカオルの左の腰にうっすらと残っている。

おわり。
 

出版詩人 2005年10月02日(日)

  2005 9/30(fri) 19:10pm
もうすっかり外は暗い。今年もアト3ヶ月か。


カオルはですね。
生前に「出版」したいのですよ。
CDを2枚ぐらいと詩集1冊。
それと小説のようなもの。
「自費出版」とかはなんだかイヤで
「おー。カオル君のはおもちろいね。
 うむ。わたくしがパトロンになろう。
 書きまくりなさい。放送禁止用語とか考えずに書きなさい。
 カオル君のそのイカレタ美学に賛同する少数派の娯楽のために。
 キミの価値観を圧倒的に垂れ流しなさい。ゴー!」
そんなのがいいんですよ。
締切りに追われて逃げ出して捜索されるのもまた良し。

「、」なし日記文学チンピラ派。
こんなのが成立しなかなあと。
だってさ。カオルの日記おもしれーじゃん。
世界遺産に登録されるかもだぞ。

カオルは「評価されたい・認めてもらいたい」というのはちょっと違うの。
もちろんファンが増えるのはとても素晴らしいことだけど。
とにかく「知られたい」の。嫌われても「なにこいつ」でもいいの。
「カオルという生物が存在している」というコトを知られたいの。
例えだけど「つんくさん」を嫌いな人って1万人ぐらいいると思うんだ。
(根拠なしです。つんくファンの方ゴメンなさい。カオルのひがみです)
好きな人はもっと沢山いると思うけれど。
でもカオルは「1万人に知られていない」の。
それがシャクなんだ。

ネット配信とかあるでしょ。
そういうのもイヤなの。
「ブック・書籍」がいいの。
重みがあるヤツ。
何度も読み返されたいけど古本屋に売られてもいい。
そんで誰かがカオルのブックに「偶然巡り合う」の。
ページの間にはタバコの灰やコーヒーの染みなど「売った人の足跡」。
赤鉛筆とかで「線」引いてあったりしてな。
なんだか悪くないぜ。

もし出版できるとして可能であるのならば
カオルの文章は「横書き」で印刷して欲しい。
「縦書き」にも挑戦したんだけどしっくりこない。
別の人の文章に見えてしまうんだ。

見事出版されたあかつきには
「サイン&握手会」を開きたい。
そんで「文章のところ」に裏に沁み込むほど
油性マジックでサインして読めなくしてもう1冊買わせるの。

サインは決めてある。
「 always kaoru love&smoke 」

おわり。

パトロン随時募集中。
性別年齢国籍問わず。
経験者やや優遇。
ハキハキした明るい方。
知合いに「出版関係」の人いれば是非お勧めを。

またおわり。
 

詩人トレイン 2005年10月01日(土)

  2005 9/29(thu)  11:00pm
キリッと晴れている。秋の見本のような空。  


詩人トレイン。
「詩人電車」ガッタンゴットンどこへいく。
詩人ばっかり乗ってんの。
だからうるさいの。
「夜空を見上げ星屑のグチを聴きたまえ」
「いざ進め詩人トレイン。戻れない道などないのだから」
「イレズミだらけの手で落書きをするのはやめたまえ」
「その日暮らしい毎日さ。不幸の手紙も届かない」
「ラブジュースをホットで。シロップはいりません。ガムを」
「夢の中でなくしたコインなんかいい加減あきらめたまえ」
「キスがヘタクソなシンデレラの眠るためのバラード」
「どうか雨よ振らないで。黒ネコレインは雨が嫌い」
みんな「主張」したり「比喩」したり
「それっぽいこと」ブツクサしてうるせーの。

本当は「詩人とレイン」と書こうとしたの。
そしたら「トレイン」と変換されて。
ついでだから「でっち上げてみた」の。

黒ネコのレインがカオルのアジトに来日してもう11日。
全身ビロードのような黒。爪も肉球も黒。細くて長い尻尾も黒。
瞳はグリーン。フチがうっすらと金色がかっている。

トイレも覚えた。抱っこはイヤみたいだけれど
そっと触っていると「ゴロゴロ」とノドを鳴らす。
ご飯をあげてもそばにいるとなかなか食べない。
ハラペコのクセに。

相当の「人間不信」だと想う。
生後5ヶ月ぐらい。ノラ時代どう暮らしていたのか。
ずいぶんカサブタになったが細かいキズが身体中に。
台風も2回ぐらい来た。ドコに身を隠していたのか。
とにかくカオル制作の「レインハウス」からほとんど出てこない。
トイレや食事はカオルが寝ているときか居ないとき。

ニート?

タバコも気にしない。ロックも大丈夫。
最近少しだけ「カオルの手にじゃれる」。すこーしだけ。ささやかに。
マタタビにも反応しないし甘え方も知らない。
おもちゃや仕掛けにも興味なさそう。
たまに真夜中強く短く2回ほど鳴くがカオルには「ワケ」がわからない。
カオルがレインの「歩く全身」を見たのは合計2分ぐらい。
部屋を荒らした形跡も爪を研いだあともない。
いない間どうしているのか?

万歩計をつけてやろうと想ってる。
「お。レイン。たったの20歩か。
 ジャンプとかしねーのか?ダッシュとかさ」
4本足なので正確に計れるかどうかわからないけど。

レインはライ麦パンを食べた。
カオルも好きだ。
カオルとレインの共通点は
いまのところそのくらいしかない。
あ。「世間や人をたやすく信用しない」かな。

ゆっくりやろうぜレイン。
長い付合いにしよーぜ。

にゃおん。
 


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