カオルの不定期日記



薬局詩人 2005年09月30日(金)

  2005 8/31(wed) 19:07pm
わかったよ。「夏」は終りなんだろ?


あらすじ。
今年の夏1度もプールに行けずにモヤシっ子のカオル。
突然9/11が「選挙」になってしまい影が薄れた感のあるカオル。
ヤケを起し「お薬3日分」などを飲み医者の人に叱られガックリのカオル。
「ワンマン動員100」を目指し「街頭運動」「押し売り」などに精を出してたが
あんまり前売れず現在「奇跡」をボンヤリと待ちながら
少しぬるくなったジンジャエールを飲んでいる。

カオルが服用しているクスリ。

・ノックビン  抗酒剤 酒を嫌いにさせる。 
        副作用 気分が沈む。幻覚・便秘・下痢・身体がダルいなど。
・セディール  安定剤 憂うつ感・不安・イライラを取り除く。
        副作用 身体がダルい。便秘・下痢・脱力感。
・マイスリー  睡眠薬 寝つきをよくし睡眠を持続させる。
        副作用 身体がダルい。物が二重に観える。食欲不振。
・ロヒプノール 睡眠薬 寝つきをよくし睡眠を持続させる。
        副作用 脱力感・アタマがボーッとする。食欲不振。
・グッドミン  睡眠薬 寝つきをよくし睡眠を持続させる。
        副作用 身体がダルい。ふらつき。食欲不振。
・ランドセン  ?   脳に働き神経の興奮を抑えケイレン等の発作を抑える。
        副作用 無気力。ノドがヒューヒューいう。イライラする。
・デプロメール 抗鬱剤 気分を高め憂うつ感・不安感を取り除く。
        副作用 食欲不振・下痢・便秘・不眠・身体がダルい。尿がでにくい。
・トフラニール 抗鬱剤 気分を高め憂うつ感・不安感を取り除く。尿漏れを防ぐ。
        副作用 食欲不振・ふらつき・便秘・尿が出にくい。頭が混乱する。
・グリチロン  ?   肝臓の働きを回復させアレルギー反応を抑える。 
        副作用 尿の量が減る・脱力感・手足のしびれ。
・センノサイド 下剤  大腸の働きを活発にし便通をよくするクスリ。
        副作用 吐き気・腹痛。

 某薬局のクスリと一緒にもらえる「お薬説明書」より抜粋。

なにがなんだかわからねー。

カオルは「32条(障害者・精神病のヒトは無料)」を適用されている。
それが10月ぐらいから「何%かお客様負担」になるらしい。
とても小難しい「丁寧語」でそんな「お通知」が役所から来てた。
カオルの場合は病院で300円・薬局で500円ぐらいの自己負担らしい。
面倒だったしカネがねーから病院やめようと思ってる。

カオルのような「自分の責任アル中・依存症バカ」はいいが。
「生まれながらの障害者・年金生活者」なんかにはヒジョーに厳しいだろ。
「負担させますけどいいっすか?」じゃなくて
「10月からちょっとお前が払うんだぞ」って「決定」だろ。
なにがなんだかわかんねー。

カオルは年金を払ってないからもらえない。
貯金やパトロンなどがいなければ野垂れ死に。
まあカオルのような身勝手なバカはどうでもイイとして。

あの提案なんですけど。
「オレ財産あるから年金いらねー」などの「年金拒否権」とか。
「わたくし息子が大金持ちですから。でも『貰えるものは貰っとく』ですわ。ホホホ」
とか抜かすババアには「やらねー」とかさ。

まあいいや。
法律わかんねー。

薬剤師。
ヤクザ医師。

あちょ〜。
 

詩人の苛立ち 2005年09月29日(木)

  2005 9/27(tue) 5:50am
だんだん明るくなってきた。世界はまだ静かだ。


台風一過。一面のうろこ雲。
薄いブルーの波に朝陽がすんなりと滲んでいく。
「今から天使達がワルツを踊ります」と言われても
すっかり信じてしまいそうな秋の夜明け。
街はすっかり浄化されている。
どうせ後数時間もすれば汚されてしまうのだろうけれども。

眠れずに考えていた。「答えのない」コトを。
通り過ぎていったモノ。通りすぎてきた場所。
放り投げてしまったモノ。 数々のあやまち。
都市の上空に輝く星の数より沢山のウソをついてきた。
相変わらず世界は幸せゴッコに夢中。
もしかするとオレもその一味だ。

都市は唸っている。
膨大な数のショップから流されるBGM。
エアコンディショナーのいささか目立ちすぎるため息。
販売機・キャッシュディスペンサーの人工的な「ありがとうございました」
おかしなイントネーション・省略語と限定的にしか通じない「若いコトバ」
仕事中の車・遊びに行く車の排気音。
携帯電話のメール着信音とそのメールに返信するボタンを打つ音。
様々なキャンペーンガールの声とエンドレスで流れる「今がチャンス」の声。
ゲームセンター・パチンコ屋の電子音と勝負に負けたオトコの舌打ち。
独特のリズムの社内放送・御案内・御注意がスピーカーを歪ませる。
サイレン・ランチタイムのお喋り・ハンバーガーの焼き上がる音。
ブレーキ・配達のバイクのアイドリング・ペットボトルを潰す音。
改札を通り抜けるときの音と通り抜けられなかった人への警告音。
イタル所にカメラが設置されモニターに映る我々を監視しながら
退屈そうにぬるいお茶を飲む再就職の警備員のあくび。

不協和音。

むかし奇才サルバドール・ダリは
「崖の上からグランドピアノを突き落としその音を楽しんだ」とされるが。
ダリ君。21世紀初頭のジャパンはすでに「シュールリアリズム」越えてますぜ。


カオルはつぶやく。
「うるさすぎる。オカシクなりそうだ」
ガールフレンドには聞えない。
カオルの声はノイズより断然小さいからだ。
「え?どうしたの?なに?」
「なんでもない。いや。なんでもあるが大きな声で喋りたくない。
 それよりマシンガンを買ってきてくれ。手榴弾でもイイ」
「え?マシンガンがどうしたの?」
「もういい」
「なにが『もういい』なのよ!?
 アナタがなんかモゴモゴ先に喋ったんでしょ!?」

教訓。
「都市でつぶやいた声はかき消されガールフレンドに届かない。
 その『届かないコト』でお互いイラつくのだからうっかり本音を言わないこと」

カオルは「自分で作った唄」を口ずさもうとしたがやめた。
街にあっさりと吸い込まれてしまいそうでそれが恐かったのだ。
もっと「毒性の強い・強力なコトバ」じゃないと街に「消化」されてしまう。
いや逆に「ラブ」か。「ラブソング」か。
「薄汚い都市」には「綺麗なラブソング」か。

違う。「清潔なラブソング」ならすでにあふれている。
吹き出しあふれて垂れ流され「排水溝」もすでに詰まっている。

渋谷スクランブル交差点で
「カオルが全裸で全身を金色に塗り『苛立ち』を大声でアジテーションしながら
 ピストルで脳天を打ち抜いた」としても
ワイドショーで20秒ほど流され忘れられてしまうのが関の山だろう。

三島由紀夫さん。あなたの「予想を遥かに下回る惨状」ですわ。
一休さん。「トンチもシャレ」もダメですわ。
ねえ明智さん。「負けるが勝ち」ってどういうことですか?
来るんですかねぇ「出番」。
早くしないと忘れちゃいますよ「台詞」。

「おいこら。トンカチども。好き勝手やりやがって。
 カオル様の登場だ。さあ姫。後ろに。
 かかってこいやぁ〜。ギッタンギッタンにまとめて成敗してくれるわ。あちょ〜」

おしまいじゃー。
 

スタンドバイミー詩人 2005年09月24日(土)

  2005 9/23(fri) 13:30pm
秋らしくない「ほの暖い」かんじ。サンダルにした。


カオルの親友にガク様5歳がいらっしゃる。
9月が誕生日だったので「御指名のミニカー」と絵をプレゼント。
「オレおんなじの持ってるのにまたおんなじ車だ。でもカオルのヤツの方が綺麗だね」

9/11のライブに「カオルにそのミニカー」を見せびらかしに来てくれた。
ガク様には「女子をおびき寄せる才能」があるらしくその日の打ち上げの席で
大量のミニカーとガク様を10名ほどの女子が囲んでいた。
「隊長の唄ではなにが好きなの?」
「はっはっはっはハレルーヤとドレミファソラシドの唄。
 そのCDの(プロモーションビデオ)には
 オレがペッタンコになって(写真)入ってるんだぞ」
「ねえガク君。カオル隊長とはお友達なの?」
「うん。すげーなかいいよ。子供の頃から知ってるんだぞ」
盗み聞きしていたカオルは「ガク様のお言葉のセンスただ者ではない」と。
最近ギターで遊んでいるらしいので15年後ぐらいにバンドやりてーなと。

最近「アル中時代に垂れ流しで見た映画」を観直している。
酒を飲んでみていると途中で寝たりブラックアウトしたり。
なによりも「ずっと濁って」いたのがなくなった。

「スタンドバイミー」を観た。
カオルの少年時代となんとなく似ているなあと微笑みながら。
「狂言回しのコディ君(だっけな?)」がカオルと同じタイプだなあと。
酔ってた時期には気が付かなかった「登場人物達の様々小さなキズ」も発見した。
少年たちが主人公のせいかなぜか「英語がよく理解」できた。
「ビビり屋のバーン」という子役は今どうしているのだろう?
「笑いとか間のタイミング」を理解しているイイ役者だと想ったので。
たしか観るのは3回目でこの映画のムードみたいなものが
カラダのどこかが覚えており「誰ハロの歌詞の大きな要因」のひとつなのを確認した。

ガキの頃のカオルは「ギャグ・野球・小説・漫画・唄・工作」が大好きであった。
野球はヘタクソだったけれど日が暮れるまでひとりで壁にボールをぶつけ練習していた。
でもわかっていたのだ。「カオルみたいなヤセのチビはホームランを打てない」と。

イタズラも大好きだった。落とし穴。水風船爆弾。ロケット花火。
星新一さんが好きで本屋でよく立ち読みをしていた。主人にはたきで追出されるまで。
タイトルに興味を持ち6年生の時「カミュの異邦人」を万引きしたのだが
当然なにもわからず今でもわからず「不条理」というコトバを辞書で調べてもわからず
でも冒頭の「今日ママンが死んだ」というフレーズが気に入っていた。
タイガーマスクとチャップリンの映画。
ドリフターズとビートルズ。
川崎大洋ホエールズと川崎球場。
肉体労働者のヒトが現場に残していったエロ本とタバコ。
手品とピーンボール。
プールとプールサイドとアイスキャンディー。

「証拠」はすべて残っていない。
写真もグローブも星新一さん全集も作文も工作も
レコードも去年のイマゴロ捨ててしまった。
「宝物はココロの中に」

小学校5年生の時にかってもらった白いビートルズのフォークギターだけが
「とち狂ったカオルの過去の精算・決別」のジェノサイドを逃れ実家に残っている。
先日弾いてみたのだがいい音がしない。
30年ぐらい弦を張り替えてないから当然だと想う。

「異邦人」は実家の古本屋から万引きした。
ビートルズはCDですべて買い直した。
星新一さんもそうしようと想っている。
小さい頃の写真はどうしようもない。
観たって別に面白くもなんともないし。
死んだ時に飾ってもらうのは
「詩人は夜明けにガムを噛む」のイタル画伯のカオルイラストがイイと想っている。
イチロー選手は大好きだけれど野球は全然興味ない。
「絶対にイヤだ」と習わなかった実家のピアノも今は毎日のように弾いている。
唄もずっと唄っている。
今年中に小説を書いてみたいと強く想っている。

50年代のアメリカンポップスがステキにBGMされている「スタンドバイミー」とは
そんな気分にさせてくれた映画であった。
絶対にもう一度「冒険」をしようと。
目ぼしいものがなかったので9/11のダルマにそう誓ってみた。

おしまい。
 

詩人の通信簿 2005年09月21日(水)

  2005 9/20(tue) 12:30pm
せっかく布団干したのに曇り。だらしねーぞ残暑。


通信簿。偏差値。体力測定。
カオルは体力測定が嫌いだった。
パンツになって体重とか握力とか。「ナニ計ってんだよ。おら?」ってかんじ。
高校入学の時の測定で仕方なく服脱いでたら
ポケットから「タバコグッズ」が床に落ちてしまい怒られた。
「これは兄のを間違えて着てきたので」とその場しのいだが
「カオルてめー長男じゃんか。今度やったら停学だぞ」と。
その後「廊下で吸ってるところ」「音楽室のピアノで吸ってるところ」を発見され
たしか2回停学になった。突然の休みが嬉しくロックを聴きまくってた。
ミチコママに殴られた。「停学」と「爆音」で。

握力は「左5右7」ぐらいだったと想う。
「ちゃんと強く目一杯握って下さい」
「やだ。疲れるから。きゅっ。っと。はい。これで」
「いいんですか?一生記録残りますよ」
「どーぞ。そんな記録ヘーこいてプーですから」

ホンの一時期だがカオルはとても「偏差値」がじょうずだった。
59か61か65。素数ぽかったのを覚えている。
カンニングのおかげ。高校の時は科学のテストで「教室の横の黒板」に
「化学記号」HとかAgとかを書くという大胆な方法に出た。同級生よ。感謝せよ。
高校受験の時「たぶん大丈夫でしょう」という先生のコトバを信じ
「滑り止め」の私立の受験費用を大金だったのでレコードやデートに使用した。

国語。
わりとよかったと想う。
でも教科書に載ってる小説や詩がダサくて嫌いだった。
漢字はダメ。書き順とか知らない。「クチ」という字を書くときは
「左上からゆるいカーブで一筆で楕円のように」書く。

算数。
たし算引き算かけ算九九はOK。
割り算は苦手。分数の割り算なんて今じゃ絶対わからん。
2次関数とかコサインとか意味わかんねー。
円すいの体積とかムリ。

理科。
虫は好きであったが解剖はイヤであった。
だから今でも魚は「切り身」しか買わない。
あのアルコールランプの実験の「石綿」ってアスベスト?

社会。
全然ダメ。
五重の塔も縄文土器も五箇条の御誓文も源平もよくわからん。
明治と大正どっちが先かも自信がない。昔のこと言われてもな。
現在でも白地図には「北海道・青森・沖縄」しか記入できない。

物理。
テストの時「公式」をカンニングペーパーに記入し
本番を迎えたのだが「どれにどの公式を当てはめるのか」がわからず
結局白紙はイヤなので「詩や絵」を記入した。
シャレのわかるオンナの先生で「40点」もくれた。
「たぶんカオルはこういう生き方でイイと想うから」
よくねーよ。ちゃんと叱ってくれてれば。公務員になれたかもだぞ。
ロックとか言って眉なくてお嫁にも行けないんだぞ。

英語。
ロックの歌詞や映画のタイトルは好きだったが
文法・発音がセンスなし。関係代名詞とか食ったことねーし。
doとかbe動詞とか今でもわからん。
カオルの英語は「矢沢永吉喋り」
「oh.baby.you nice.give me kissssss. my angel. free?」

体育。
走るのは陸上部からスカウトがくるほど速かった。
しかし「パワー」がものすごくないので柔道剣道アウト。
チビなのでバレーボールもスパイク打てたことない。
「タックル系」も漫画のように吹き飛ばされていた。

美術。
デッサンとかはまったくダメだったがなぜかいつも「5」だった。
工作も好きだった。豚の彫刻はなんとか賞をもらった。
カオルのオバサンが「二科展の審査員」の画家なので油絵を習ってたが
当時は野球の方が好きでほとんどサボっていた。
ちゃんとやっときゃと後悔している。

音楽。
理論ダメ。楽譜読めず。弟ふたりはピアノを習っていたのだが
カオルは遊んでばかり。しかし「今弾いている」のはカオルだけ。不思議なもんじゃ。
唄うことは嫌いじゃなかったのだが「選曲」がな。
クラシックを聴くだけの時間は好きだった。
たて笛はツバが溜まって臭いので嫌いだった。
合唱コンクールとかもなんかね。

通信簿に「遅刻・早退」を記入する枠があるのだが
カオルは遅刻が三桁で枠が「二桁想定」だったのでいつもはみ出てた。
24年ぶりに白状するが高校2年の時4組の「出席簿」を盗んだのはカオルでーす。
2年前までFAXの下敷きにしてたのですが
昨年の「とち狂い過去のモノ大処分(過去日記参照)」で捨てました。
ゴメンなさい。

ヨイコのみなさん。
お勉強しないと「こんなオトナ」になっちゃいますよ。
アル中で貧乏で嫁に行けないんですよ。

先生のみなさん。
カオルも専門学校の講師してるんですが。
少年少女の「言葉づかい」ヒドすぎですよ。
何をおしえたんですか?「添削」というコトバを知らんヒトが12名もいましたよ。
その中で4名は辞書読ませても「意味わかんないしー」と変なコトバ喋ってましたよ。
学校で英語やってんのに駅前留学ですよ。大卒が。
生意気なガキは殴りゃあいいんですよ。お尻を素手で。
性教育も「実践向き」のにして下さい。

文部省ヨロシク。

あちょ〜。
 

飛ぶ詩人 2005年09月20日(火)

  2005 8/29(mon) 12:00pm
なんだか涼しくてモノたりん。猛暑よ。見損なったぞ。


「空を飛ぶ夢」を見るんだ。
両手をヒラヒラさせるとスーッと浮かんで
「南の島と青い海」「ネオンの夜景と涼しい風」が見降ろせるんだ。
綺麗なおねいさんや子供も登場する。
「教えて。飛び方」と言われるんだけどみんなにはできない。
「飛ぶ」というと「横向き・ウルトラマン型」を連想するでしょ?
でも違うの。カオルの場合は「空中散歩」。

そんで見てきた景色や「暮らす人の会話」などをみんなに話す。
情報の早いテレビの人が来て
「不思議発見」の真面目そうで拷問に強そうなクサノさんにインタビューされる。
得意気に話すカオル。山場は「宇宙へ行ったこと」。
オンエアーを楽しみにしているんだけど「もっと大きな臨時ニュース」で中止。
でも腹が立たないの。それは「仕方のないこと」だから。

スッキリ目覚める。
「空中散歩の余韻」がまだ残っている。
とてもタバコが美味しい。
ここは新アジト。6畳一間・バス・トイレ・リモコンつき。
場所は横浜のはじっこ。それ以上は明かせない。
そこから「ミチコママの古本屋」に「出勤」する。
9時〜5時。PCしたり文書いたりピアノ弾いたりうたた寝したり。

新アジトにはまだモノが少ない。音楽が聴ける装置と洗濯機。
テーブルは段ボールで作った。ギターはある。青いギター。
殺風景なので壁や天井に落書きをした。まだ途中。部屋自体が「巨大写真立て」のよう。
ピアノがないので沢山のピアノの絵を描く。ネコの写真を飾ったり。
冷蔵庫が入っていた「巨大段ボール」を改造して色を塗ったりして
「ラブホテル風陳列棚」を。香水や綺麗な空缶などを並べる。
拾ってきたスダレや薄いブルーの布切れでカーテンを。
ボンヤリといつも「部屋が静かに青い」から落ち着く。
DVDは観られるよ。でもテレビは繋いでないから。パソコンもできない。

家賃とかそういうのはどうなっているのだろう?
それよりネコを探しているんだ。
アパートのすぐ近くで小さい黒ネコを発見した。
「カツオフレッシュパック」を用意して見張っているのだが遭遇しない。
名前は決めてある。
「ジャック」だ。
黒ネコのジャック。
ブラックジャックだ。キズを手術してくれる。
カオルは「キング」。王冠を持っていないキング。
じゃあ残るは「クイーン」だな。
青い目をした青い部屋と黒ネコが好きなクイーン。
名前は決めてある。
「その名前」を呼んで「振り向いて柔らかく微笑んでくれたヒト」。
「ガリガリ君ソーダ味」を用意して見張っているのだが遭遇しない。
だから溶けてしまうからカオルは毎晩アイスキャンディーをかじってる。
そのせいか体重が少し増えた。

いつか部屋の写真をHPで自慢する。

もうすぐ秋だね。
 

詩人は快楽主義 2005年09月19日(月)

  2005 9/17(sat) 18:00pm
たいしたことない夕焼け 夜になるのが早くなった


以前の日記で「夏木マリさんのアルバムが素晴らしい」と。
「今後のカオルの『姿勢』に対してもヒントが」とも書いた。
そのアルバムは生徒がMDにダビングしてくれたもの。
(注。著作権違反です。Iちゃんは無罪。マリさんCD買うから許してね)
だからタイトルも歌詞カードもない。でもしびれた。
すべての曲が「ロザリオ」のようで
「かっちょよくアンニュイな幸の薄いオンナたち」の物語。
でも最後の曲で「あばずれマリーのような詞」がたんたんと続くのだが
サビで唐突に(そう。いきなり)「戦争はたぶんなくならないのだろう」と
ストーリーには関係なくステキにリフレインされる。
曲自体ステキだしフレーズもよいのでいささかの疑問を残したまま
「おー。この突然この詩がな。うん。素晴らしいよな」と聴いていたのだが。
今日Iちゃんにアルバムをタイトルを教えてもらってビックリした。
「カオルちゃん。タイトルは『戦争は終わった』っていうんだよ」

そうか。カオルは勝手に疑問が氷解し自由に解釈した。
「戦争は終結・終ることがあっても『なくなること』はないんだな」と。
さらにプロデューサーの意図・センスを深読んでいくが
「アルバムタイトルと最後の『戦争はたぶん〜』のフレーズを強調するために
 戦争とは対極に位置する悪女・失恋・あばずれ・不良・嫉妬・恋のイタズラ物語を
 しつこく(他の曲と主人公が入れ替わってもわからないぐらい)唄わせたのだろう」
「そして『戦争なんて言ってもさ。どーにもなんないじゃん。』という
 気怠く・アンニュイなやるせないムードを漂わせていたのではないのか」と。

カオルもついでにカタルが(ついでの使い方違うような気もするが)
カオルは快楽主義者であり「愛と平和のヒト」なんかじゃない。
気持ちいいかそうじゃないか。かっちょよいかダサいか。ロックかどうか。
これがカオルの価値判断の「ねっこ」である。

ロックンロールは気持ちいい。
戦争は気持ちよくない。
でも気持ちいい戦争映画はある。
無意味に子供達が死んでいくのは
戦争だろうが変態の仕業だろうがハリケーンだろうが気持ちよくない。
ジョンレノンの「イマジン」は気持ちいい。
「反戦のイメージソング」っぽく思われているがカオルには英詩わからんので。
「歌詞がいい」とかじゃなくとにかく最初のジョンの声とピアノが気持ちいい。

動物がイジメられてイルのをみるのは気持ちよくない。
でも「わたしたち動物愛護団体ですから」ってやつらは生意気でかっちょ悪い。
「平和」は気持ちよさそうだが「体験したことない」のでわからん。
戦争がない状態が平和だとしたら。
ジャパンどーなんじゃ?変な事件おおすぎだぞ。
変な病気・ムダな長命・ムダなゆとり教育。
「スローライフを楽しみましょう」うげー。気持ち悪い。
そんなの宣言しねーで勝手に「ノンビリダララ」とやりゃあいいんだよ。
「スローライフを楽しみましょう」のあとには「罠」があんだろ。
「そこで新提案です」とかクソコトバでなんか「買わせる」んだろ。

無力感。
夏木マリさんのそのアルバムは「無力感を楽しむ」モノのような気がする。
無力感というネガティブな思考を「気持ちいい作品」に昇華させた稀な例だと思う。
そんでカオルはそういう種類の「気怠さ・無力感・アンニュイ」作品に
ずいぶんガキのコロから理由はわからんが致命的に魅かれていた気がする。
悪友山田晃士が「スーパーネガティブ」と先に言っているので我慢しているが
カオルも「暑苦しいポジティブ君・プチブルジョアさん」大嫌いじゃ。
カオルは晃士の「嘲笑・皮肉・アンニュイロック」が好きだ。
なぜかというと「救いようもない」からだ。
それでも「うたう」晃士が好きだ。
だってカオルも「ねっこ」は一緒だから。

なんだか話がそれてきたぞ。
まあいい。「辻褄を合わせる」ぞ。
えー。その夏木マリさんのアルバムに
晃士のガレージシャンソンショーの相方「佐藤君」が
アコーディオン弾いていまーす。
合ったな。つじつま。
「なんでもまっすぐにしないと気がすまない病」のヒトスッキリしたな。
「オチがないと気持ち悪い病」のヒト気持ちよかったね。

はい。終り。
 

天使と詩人 2005年09月17日(土)

  2005 8/13(sun) 20:30pm
おぼろ月。半月。妖怪どものお出ましじゃ。


恋人。
愛人。
ガールフレンド。
奥様。

愛。恋。浮気。浮カラダ。

肉体関係。
セックスレス。
ルームメイト。
ママ。

永遠の愛。
最後の恋。
一夜の遊び。
カネで買ったオンナ。

世間体。
刺激。
借り。
パトロン。

「ありふれた天使」でいいんだ。
いつもそっと笑ってそばにいてくれれば。
                    

「ありふれた天使」でいいんだってば。
ずっと隣にいてくれてたまに空を飛ばしてくれれば。

詩人はハネがない。カネもない。
キスも腕を組む散歩もひとりではできない。

天使だって救われたいんだろうが
カオルは「お。天使だ。遊んでもらおう。許してもらおう」と
天使さんの都合も考えずに甘えてしまう。

でもたまに積極的に「天使を甘やかしてんだ」とほざいたりもします。

「解けない謎」だと思います。

なんだかカオルは「淋しくって仕方ない」のです。
こんなおぼろ月夜の帰り道は。

オヤスミ。
 

夢のあと詩人 2005年09月15日(木)

  2005 9/15(thu) 15:00pm
涼しい。街中がホッとしているような。


 帰り道がわからない。いつも帰るのは夜だから。
朝と夜だと景色ががらっと変わってしまうのだ。メトロポリスの場合。
あ。いつもシャッターが閉まってたこの店は果物屋だったのか。
アメリカンチェリーが食べたいがずいぶんと高い。
それにしても「黄色い果物」がずいぶんと多いなあ。
「帰ってる」はずだったのにいつの間にか「仕事場」へ。
カオルがその班のリーダーらしい。短パンで半裸・イレズミの少年たちが。
「さっきみた夢」でヤリカタを知っているから。
まず薄紫の餅のようなものに粉をはたく。ちぎって丸める。
「手榴弾の様なカタチにするんだ。それを16個。4×4に並べる」
子分の少年たちはメモをしている。「監視役の巨大な老人のヒト」が無表情に。
「次にこの剣山で穴を開けるんだ。ブスッと3回」次の部屋へ行く。
なぜか「ボスの娘の部屋」だ。とてもほっそりとした髪の短い女の子。
「カオル。ゲームしよう。これは新しいホラーモノでね。
 テレビの中に入って『実際に主人公』になれるんだよ。
 男女のペアじゃないとダメなの。手を放しちゃダメよ」
いつのまにか細長い曲がりくねった薄暗い廊下をを彼女と歩いている。
壁からヤリが飛び出てきてカオルの串刺し。痛い。恐い。ゲームオーバー。
何もみえない。真っ白な声が聞こえる。「カオル。アト3回やり直せるから」

ベタベタした床のトイレの様な狭い部屋にふたりで抱き合っている。ハダカだ。
早く暗号を。「仕掛けの謎」を解かなければならないのに。焦る。
突然天井が開き巨人症の陽気なオトコが右手の洗面器でで黒い液体を。
左手でピンクの液体をホースで。ふたりとも声さえ出ない。
どんどん液体が溜まる。彼女を抱き上げる。せめて彼女だけは。
ツイにカオルの口まで。背伸びしてもダメだ。もうすぐおぼれ死ぬ。
彼女が叫ぶ。「カオル君。あなたまだ私の名前決めてないでしょ。その罰よ」

息苦しくてメガ覚めた。
今日は朝から「9/11までの足跡」というかんじの
「セットリスト特別編」を書こうとしてたのだがイメージ通りに書けない。
実際エネルギーを使い果たしたので集中力もない。
ゴロンとする。ネコのレイちゃんの耳掃除をする。
いつの間にかうたた寝。そんで「息苦しい夢」を4回もみた。

久しぶりのバンドによるワンマンライブ。
とても楽しかったしお客さんも沢山来てくれた。
ふと想う。「あれは『現実』のことだったのだろうか?」
ビデオもMDもあるがチェックしてないし。
メンバーはすでに別の音楽で動き出している。
英二は名古屋からメールをくれた。「ELLのシゲさんが『カオルもしぶといな』って」
庄太郎は本業&曲作りの日々。
おおしまはニューアルバムのリリースで忙しいらしい。

つわものどもの夢のあと

いつ何に書いたか忘れてしまったが。
カオル語録「神様はボク達の夢の中に。
      ボク達は神様の夢の中にいる」

ねえ。「現実」ってなんだ。
みんなが「思い込んでる」だけじゃないのか?
突然「醒めるとき」が来るんじゃないのか?
それが「死」ってやつなのかな。

夢の中の少女の名前は「ミスティー」にした。霧。
とても薄いバレリーナのような胸と手足だったと想う。
あ。そっちが「ホントの世界」なのかな?
「眠ってる間がホントで起きてるときが夢」
まさか。

いや。
 

カード詩人 2005年09月14日(水)

  2005 8/12(tue) 20:00pm
暑くてボーッとしてたから天気忘れた。


電車の中吊り広告。
「エビちゃんOL vs 優OL vs もえカジ」
「実樹バングスはやめられない!」
「夏色セレブシンプル服!」
「ココロもカラダも健康的」

カオルにはまったく解読できなかった。
唯一最後のヤツは推測できたがなぜ「的」なのじゃ?
「ココロもカラダも健康」じゃいかんのか?

時代遅れのステップ。
よたよたとおどろ〜ぜ。
負け惜しみ?

帰りにレンタルビデオ屋でカードを作った。
2種類のがあるらしい。
「こちらは以前と一緒で制作に200円かかります。
 1年で更新となりその時にも200円かかります。
 こちらの新しいのは製作費・更新料無料です。
 ポイントなどもどーのコーのでお得です」
カオルは「じゃお得なほうで」
しばらくお待ちした。
「お待たせしました。次回御来店の時に
 この用紙に記入しておもち下さい」
「あん?ナニこれ?」
「金融機関などの口座とかクレジットに必要なもので
 必ずハンコもお願いいたします」
「あのさ。兄ちゃんさ。カオルはね。
 クレジットとかローンとか大嫌いなんだよ。
 だから必要ないから書きたくない」
「そうなりますとこちらの新しいカードはお作りできませんが」
「もういい。200円かかる方で。今日で手続き終りだろ?そっちなら」
「そうですが。お得ではないですよ」
「とにかくだな。簡単なほうで頼む」

めんどくせー。

「あのさ。デ・ニーロの『ブロンクス物語』とたけしさんの『DOLLS』ある?」
「お待ち下さい。検索しますので。あ。当店にはないですね。」
「あん?当店にはってことは他のTUTAYAならあるの?」
「はい。ある店とない店が。店舗の大きさなどで」
「じゃあこのカードで他の店で借りられるの?」
「はい。でも2週間後からになりますが」
「オレはさ。今夜みたいんだ。他店でカード作ればいいのか?」
「それはわかりかねますがお得じゃないですよ」

めんどくせー。

仕方ないのでたけしさんの「キッズリターン」と「Brother」を借りた。
「Brother」は3回みたが「キッズリターン」は観ずに返却した。

8/11ライブ当日「 kaox 」でスタジオ予約したのだが
「会員」などですごい面倒だった。
冗談で「兄ちゃん。このカードでクレジットできるの?」と。
真顔で「当店のではできません」と言われた。

当店のでは?

「顔パス」の時代が懐かしいぜ。
「昔はよかったなんて」おっしゃってないぞ。
「懐かしい」だからな。

寝るわ。
 

熱血先生詩人 2005年09月10日(土)

  2005 9/7(wed) 19:00pm
今年最高の夕焼け。認めよう。「夏」は終ったんだな。


 ライブ動員「最後のお願い」ってかんじで
 学校で「熱弁」をふるった。
 ただ「来なきゃ赤点」とかじゃ脅しだし。
 なんか「教えねーと」で
 「カオル クロニクル」というカオルの「音楽人生半世紀」を
 「A4 1枚」にまとめたやつを配付し
 「マネしちゃいけないコト」「できる近道」など喋りまくった。
 そんで「生徒半額割引」も80名ぐらいの生徒に配った。

 感触は「微妙」だった。
 「確約で来る」というヒトは3名ほど。
 
 「41歳眉なしアマチュア専門学校バイト講師」でも
 「100入れたという前例作りたいから」と。
 それと音楽業界では「音源・プロフィール・写真」の3点セットが必要だから
 音源だけにチカラを入れるなと。
 「デモテープ」は「デモンストレーションテープ」であって
 「あなたの作品ではなくアピールが目的」
 だから「不必要に長いイントロ」は聴いてくれない可能性大。
 「15秒以内にあなたのいちばんいいトコロ(声・詩・サビなど)が出てくるように。
 そして「影響されたアーティスト・趣味は映画鑑賞・渋谷を中心に活動」なんて
 「履歴書のようにダサいプロフィールはカオルは嫌い。アピールせよ」と

下記の「カオルクロニクル」は実際に仕事などで使用してたもの。
なんとなく最近「封印」してたのだが。

では。
 

カオル クロニクル 


1964  ヨコハマの片隅にある古本屋にて誕生。

1975  友人の兄に影響されて白いフォークギターを買う。
     その頃は「リードギター」という楽器が売っていると信じていた。

1982  高校在学中ボーカリストとしてロックバンドBURNに加入。
     第3回ヨコハマホットウェーブフェスティバルでグランプリ受賞。
     ゲストのサザン桑田さんにキスされる。少し気持ち悪かった。

1984  BURN解散そしてWHO'S WHOを結成。
    ’88年にはYAMAHA BAND EXPROSION日本代表になるが
     例の天皇ピンチによる自粛ブームにより武道館世界大会中止。
     バブル崩壊とともにCDデビューの話も消滅。
     ビタミンC破壊活動(喫煙)と肝臓虐待行為(飲酒など)に
     明け暮れる日々が続く。広辞苑を愛読し完璧な活字中毒者となる。

1990  アジアの風に誘われるままギターを抱えて旅に出る。
     香港のベッドで激しい下痢と闘ってる最中に神と出逢うが    
     後にそれは宿の主人であることが判明。バクチ好きの神であった。

1991  帰国後結婚。セックス・ドラクエ・ロックンロールを信条とし
     寝ている時間以外ひたすらその3つに没頭。当然他人からは
     後ろ指をさされ遂に狂ったかと陰口を叩かれるようになる。

1993  WHO'S WHO解散。離婚。世の中を斜めに見るようになる。
     弾けもしないピアノを鳴らしせつな系ソロ活動開始。

1995  河相我聞のCMソング採用をきっかけに作家活動開始。
     作詞家用のペンネームは薫風丸(くんぷうまる)。

1997  ライブハウス新横浜BELLSのプロデューサーに就任。
     偉そうな肩書きがイヤで名刺をグラフィックイコライザーに変更。
     低音を持ち上げたりハイカットに精を出す毎日。

2002  ワールドカップのフーリガンの暴動を恐れ新横浜BELLSを退社。
     ただのチンピラ詩人となる。今さら音楽で人生を棒に振ることを決意。
     その大馬鹿野郎ぶりを見るに見かねた酔狂な業界不良軍団が
     加藤カオルを囲む会「それで委員会」を結成。
     黒船に乗り込み向かい風の中ノロノロとあてのない航海に出る。



これじゃ仕事こねーよな。
まあいい。
 

ほうじ茶詩人 2005年09月08日(木)

  2005 9/8(thu) 14:25pm
夏の名残だ。深くたくましく晴れてイル。


海の中に潜って落とした100円だまを探す。
海中の砂が舞い上がらないようにそっとかきわける。
発見したコインをもって海からでる。
逆光で「影法師」の様な麦わら帽子の少年にコインを渡すと
「ダメだ。これは『ガセ』だ」よく見るとボンドが沢山ついている。
「千と千尋」の少女のような「カオルのお姉さん」に呼ばれる。
水面に浮かぶ「テーブルの上の引きだし」を開けると
小さな小さなボトルが沢山。その中からそっと新品のコインをくれる。
「今度は落とさないようにね」

いつのまにか「テレビドラマの撮影現場」にいる。
役者のオトコが去っていく白い服の女性に「プレゼントの箱」を渡すシーン。
何度もNG。カオルは思う。「絶対グリーンのクリスタルの壺の方がいい」
それで役者のオトコを押しのけ「カオルプランのシーン」を演じる。
みんな驚いている。「ステキだ。かっこいい」
でもカオルは「ダサいテレビドラマに出演」しているのが友達にバレると
カッコ悪いなあと考えまた海に戻る。

海ではお姉さんが食堂を経営している。
太陽はギラギラと。入道雲はモクモクと。
開店前なので忙しい。カオルに冷えたほうじ茶を出してくれる。
グラスが汗をかいている。「新しいメニューがあるから味見して」
トコロテンの温かいお吸い物。グリーンの山芋のようなあえもの。
サイコロステーキに濃厚な茶色いソースが沢山かかっているもの。
どれもおいしい。「全部美味しいよ」
「そう。本当はあそこにある『チャイナエッグ』を使いたかったんだけれど
 あれはお父さんが大嫌いだから。ねえカオル。学校なんか行かないで
 ずうーっとここでアタシのお手伝いをしない?夏は忙しいから。
 あなたの部屋もあるのよ。チビと一緒だけれど。
 それにしてもカオル。ハダカじゃダメよ。何かはいてきなさい」

カオルはグリーンのTシャツだけだ。恥ずかしくなりチビの部屋へ。
薄暗い部屋の中でチビはテレビゲームをしている。
「ねえカオル。手伝ってよ。ひとりじゃ勝てないんだ」
カオルは古いジーパンを見つける。リーバイス501。
「ちょっとこれはいてからな。その青い鬼が強いんだね?キバも鋭いし」
「そう!カオルよくわかったね。早くしてよ。待ってるから」
ジーパンのボタンがなかなか留まらない。
ノドが乾く。またあのほうじ茶が飲みたいと思う。

メガ覚めた。
大量の「写真立てに囲まれてた」からだろうか。
うたた寝中にそんな「白日夢」をみた。
何だか心臓がドキドキしている。
タバコがものすごく美味しい。
ふかくふかーく吸い込む。
吐き出された煙は蛍光灯のヒモ辺りに絡まって
そうしていつの間にかスーッと消えてしまう。

最近お医者さんに内緒で「1日3回の4種類のクスリ」を1回にしている。
カオルの勝手な判断だが「ベリー好調」だ。抗うつ薬なんて。

9/11にずらりと並べる写真立てをみると
「なるほど。だからカオル君はあんな夢を見たのだね」と思うはずよ。

ふう。
「夢の中で泳ぎ疲れた」よ。
 

端くれ詩人 2005年09月07日(水)

  2005 9/4(sun) 10:40am
曇り。とても静か。みんなおとなしくしているのだろうか。


やはり音楽というのは
「教えるものではない」のかもしれないなと。
例えば「弦の張り方」を教える。
ライブ中弦が切れる場合がアル。
だからボクらは教える。
「サブのギターを用意しなさい」
「早く弦を巻ける練習をしなさい」
「弦が切れてもなんとか弾けるように」
「ギターがトラブルの対処をしているとき
 ドラム・ベース・ボーカルのヒトが力を合わせ間をつなぎなさい」

でも「実際ステージで弦が切れたときのドキドキ」は教えられない。
ドアタマで切れたのかラストの曲で切れたのか。教えられない。
体験するしかないのである。

ある人からのファンレター。
「カオルさんは絵を描けるのですね。
 私はトラウマみたいなものがちょっとあって。
 小学生の時『色使いがよくない』などと教師に言われ
 一生懸命描いたその作品が『ダメな例』としてとりあげられたのです」

カオルは猛烈に腹が立つ。
そんな先公殺してしまえ。
あのな。「好きな絵・嫌いな絵」はあって当然なんだ。
イイか悪いかじゃないけど「うまい絵・ヘタな絵」もある。
でもな「ダメな絵」なんてこの世に存在しないんだよ。
買い手が付かない絵もあるし技術的にはヘタだけどココロを揺らす絵もアル。
でも「ダメな絵」ってのはな。
少なくとも「教える立場の人間」が絶対に言ってはいけないことのひとつなんだ。
オレはそういう連中が大嫌いだ。
そしてそういう鈍感な連中が権力を持ってたりすると最悪だ。
だからオレは年中文句ばっか言ってる。

友人が死んで葬式がアルとする。
カオルは喪服の用意がない。
近くに黒い服を強奪できる子分などがいなければそのまま普段着で駆けつけるだろう。
ある人は訃報を聞いてゆっくりとシャワーを浴びて
相応しい黒い服に着替えて焦らずに式場に行く。
そのヒトは慌てて「事故に遭う」ことを恐れ
「最後の挨拶」のために精一杯のオシャレをしていくんだろう。

「葬式っていったら黒ネクタイで行くもんでしょ?」って
理由なくマニュアル通りで「選択」をしてないやつがカオルは大嫌いなんだ。

カオルも教師の端くれだ。
一生懸命やってるつもりだが
うっかり「NGワード」を言ってしまってるかもしれない。
前期はあと4回で終了。
カオルにしか教えられないことを探してみる。

では。
 

空論詩人 2005年09月06日(火)

  2005 9/5(mon) 8:50am
台風が近づいているらしい。都心直撃をちょっと望む。


あらすじ。
9/11選挙。「カオル部隊」の隊員は投票に行き「カオル氏」と
かいて来なさいと。当選したら爆笑だしカオルの宣伝にもなると。
そんでカオルは「白紙」投票しようかなあと思っていたのだが。

先日雨の中立候補者が演説をしていた。
かなり多くの人が通り過ぎていくのだが誰も立ち止まらない。
カオルはヒマだったし聞いてみた。
とてもわかりやすいコトバで多少理想論が多い気もしたが
彼なりの「明確なビジョン」を語っていた。
「組織票がよくないんです。みなさんが興味がないと選挙にいかないと
 その政党が結果的に政権を握るのです。その組織の方々は雨が降っても
 槍が降っても選挙には必ずいくのです。それは危険なことなのです」
カオルと同意見だった。
候補者に話しかけカオルは約束した。「あなたに入れる」。名刺をくれた。

カオルは「名前がついているものはすべて存在している」と考えている。
だから「神様」も存在していると思っている。
ただカオルの場合「神様」を「名詞」としてではなく『形容詞』だと。
よく無神論者と振興宗教勧誘マンの「不毛な理論対決」のなかで
「じゃあ神様連れてこいよ」なんて言うのがアルが。
神様は「形容詞」なので連れてこれないのです。ムードなのです。
「愛」「悪意」と同様「なんとなく愛っぽいなあ」というかんじで
愛のカタチは見せることができませんのです。

「人類」という生物が世界各地で表れてきたころ多くの人は
働いたり子供の世話をして暮らしています。しかしナマケモノもいます。
「あれ?何か不思議なことが起きるなあ?あの空に輝くかけたり丸くなったり。
 あれはなんだろう。それにしても今年は『ハッピーなこと』が多いなあ。
 なんだか我々の力を越えた存在というか宇宙の法則というか運命というか
 必然というか偶然というか。何か逆らえないチカラというか。うーむ。
 『カミサマっぽい』と表現するしかない出来事があるんだなあ。
 多分これは大事なことだからみんなに伝えよう。
 しかし『すげーんだよ。神様っぽいんだよ』じゃイマイチ説得力ないしなあ。
 よし。「神話」作っちゃえ。そうすりゃ説明しやすいし
 イメージも伝わりやすいからな。よし。文書こうっと。
 今夜満月だから集会の時そんな話しようっと。」

そんなことを世界各地で「気が付いたヒト」がいて
「神話やお経・説法・教え」として書物にまとめたり。
でもその呼び名(アラー・お釈迦様・キリスト)は違っても
「根本・根っこ」は同じじゃないかとカオルは思うのです。
小さな奥地の村では「巨木」を「神様っぽい」の象徴にしているところもあります。
とてもマイナーな神様です。でも根っこは同じだと。

結論を言うと「食事の制限」などは宗教によって様々ですが
「人を殺す」ことはどの宗教でも「絶対ダメだぞ」になっていると思うのです。
その「教え」を「政治」「カネ」に利用する愚か者が多すぎるのです。
「神の名の元のに」

カオルは思います。
預言者・占い師さんはたとえその真実が見えたとしても
「ヒトが混乱したり恐がったりおびえたりするようなことを言ってはいけない」です。
だって「それはまだ起きてない」ことだし。
「地獄へ落ちるぞ」も同じだと思います。
「天国へ行けるぞ」も「ガン治るよ」と同じだと思います。
カオルは生まれ変わりに関しては「?」なのですが
あるとしたら今度は人間じゃないものがイイです。
ネコとかクロヒョウなどが理想なのですが
テントウムシでも猿でもゴキブリでもいいのです。
とにかく何億回も生まれ変わって「地球と一緒に滅亡」してみたいのです。
地球が壊れるところに「参加していたい」のです。

地球上には沢山の生命体がいます。
ほとんどの人は「人類が1番えらい」と常識的に思ってます。
「虫けら・犬死に・豚野郎・犬畜生」など。
「癌細胞」だって生きているのです。

エイズの確実な治療法。(カオルのデタラメな空論ですよ)
現在40年近く「保菌者のまま発病してないヒト」が
元黒人の売春婦さん始め何人(何十?何百?)イルらしいです。
全人類に「エイズの菌注射」してはどうでしょう?
多くの人が死にますが数パーセント生き残ります。
「エイズが発病をしない遺伝子」を持っているからです。
当然そのカップルからの子供も「遺伝」すると思います。
その子供も「発病」しなかったら「エイズは病気じゃない」でしょ?
そんで「数パーセント生き残った人数」が
「地球にちょうどよいヒトという生物の数」だと思うのですが?
国籍・収入・地位などを越え
「次世代の人類」は「エイズに選んでもらう」ってのはどうでしょう?

ダメ?
 

映画詩人 2005年09月05日(月)

  2005 9/2(fri) 17:30pm
この日記が書き終わるころには素敵に夕暮れてるだろう。


あらすじ
カオルはある時期TUTAYAで毎日のように日に
3本以上映画を借りてみていた。エロ含む。
レンタル料延滞なしで月2万円超えてた。
たけしさんの作品はすべて2回以上みている。
ライブハウスのブッキングマネージャーをしていたころは
休日には10本近く借りていた。仕事柄「ザ・音楽」は聴きたくなかったし
テレビなんて絶対に観たくなかったし本を読むチカラはなかった。
そして映画を見ている(流している?)間ずっと酒を飲んでいた。現実逃避。
ワインなら3本ぐらい。バーボンならボトル3分の2ぐらい。
よく途中で眠ってしまったし記憶も定かではないので
最近「よかったはずの映画」を「しらふ」で観直し始めている。

イタリア映画を見るといつも思うのだが「色」が綺麗だ。
街の道路のや建物の色も。恋人達の服装も。
それと「イタリア語」のリズムが好きだ。
ブラーボ。 チェルト。 パルコ。 チンクエ。 パルコ。
クアットロ。 アレグロ。 ベニッシモ。 ティアーモ。
カオルは巻き舌が得意だからかな?

「ニューシネマパラダイス」を観た。
「完全版」というやつかな?
「名作」のひとつだと思う。
内容には極力触れたくないし
ヒトによって様々な感じ方がアルから「お節介」だと思うのだが。

「ニューシネマパラダイス」のラストシーンに意見がある。
これは「監督・脚本家サイド」というより
「役者に感情移入した場合」のカオル個人の意見である。

オレがアルフレード(盲目の元映画技師)だったなら
絶対に「トト」と「セレナ」を結びつけるように努力しただろう。
「映画的」にはもちろんアルフレードの行動の方が盛り上がると思う。

さてと。
今夜は「スモーク」を観るとしようかな。
でも明日学校で早起きだから早寝かな。

あ。「靴」の用意をしなくちゃ。

では。
 

半ズボン詩人 2005年09月02日(金)

  2005 9/2(fri) 11:50am
明日から新学期。長ズボンをはかなくては叱られる。


小さいコロから夏の間はほとんど半ズボンで過ごす。
麦わら帽子とサンダル。タオルをはち巻きにしていることも多い。
もう10年ぐらいになるのかな。1年中パンツをはかなくなった。
パンツをはく必要性がわからないのだ。どうせ寝ている間には脱いでしまうし。

長ズボンが嫌いなわけじゃない。
とても気に入ってるのも何本かあるし。
ただ切ないのだ。「ああ。夏が終わるな。またしばらく短パンはけないな」

昨夜から「9/11ワンマンライブの開場時にずっと流れている40分を越えるSE」
の録音作業に丸2日費やした。
どうしても古いアップライトピアノで録音したくて
ミチコママの家にあるヤツを貸してもらった。
40分途切れずに譜面もなく(あっても読めないが)弾き続けるのは
結構集中力がいる。
お喋りなミチコママには「録音するからこれから1時間立ち入るな」とお願いした。
ネコと外を走るトラックにはお願いしてもムダだろうと思いあきめた。
ミストーン・ミスタッチも気にせずに録音した。
「致命的なアクシデントでもない限りワンテイクしか録らない」と決めていたから。
思いつくままたまに「何語だかわからんコトバ」をつぶやいたり口笛吹いたり。
それをハードディスクレコーダーに取り込んでコーラスを入れてみた。
もっと他にもダビングしたかったのだが
カオルのハードディスクレコーダーは超初期型で540メガしかなく
40分の曲だとすぐメモリーがパツンパツンになってしまう。

「サイレントブルース」とタイトルを付けた。
確認用にプレイバックするのだが途中で居眠りしてしまう。

ピアノという楽器が好きだ。
弾けないくせに生意気を言うが
「感情が伝わりやすい」気がするのだ。
それにピアノを弾いている姿はなんとなく知的で
「お。カオルの野郎あいつ大学出てんのか?」なんて誤解されたりも。

始めは編集が楽チンな用に「デジタル音源」でやっていたのだが
今回の曲に関しては「全然ダメ」であった。「生」じゃないとダメだった。
念のために言っておくがカオルは「デジタル音痴」だが「嫌い」ではない。
デジタルでしかできない作品もあるし実際名作もある。
ただ「そっちのが効率がイイから」ってかんじで
「アナログなんて古いぜ」ってかんじで手軽に使うヤツらが嫌いなのだ。

基本的にアナログが好きだ。
半ズボンが大好きなように。
でもデジタルのよさも知っているつもりだ。
長ズボンではないと「危ない・失礼・ダサい」時というのもあるのだ。
ただ「長ズボンはいてネクタイ締めれば紳士」と思い込んでるやツラが嫌いなのだ。

今回の作品は半ズボンで録音し長ズボンで仕上げをした。
ネコ達の声もずいぶん入っている。オヤツをねだったり
カオルの膝に登ろうとしたり。だからネコ達を押しのけたりしながら弾いたので
ミスが多い。モンクがあるならネコに言ってね。
今回弾いたピアノは確かカオルより「年上」だったと思う。

それでは。
 

カミナリ詩人 2005年09月01日(木)

  2005 8/23(tue) 19:40pm
すげーカミナリと雨。傘なしで開き直って歩いた。


あらすじ。
最近かる〜いスランプ気味のカオルは「詩人のスランプ」を書き終え
4日間「書けない」でいた「カミナリ詩人」に着手する。
日付が前後しているのはそのせいである。日時と「天気」だけ書いて放っておいたのだ。

カミナリなんて恐くねー。
最近のヤングガールは「へそ」だしてるのに
「うっそー。マジヤバイ。ヘソ盗られた」なんてニュースがないので。
カオルはむしろカミナリが好きだ。
ディズニーやシーなどの「新アトラクション」より
カミナリの方が断然スリリングだ。
ストロボ・空が張り裂けるような爆音。稲妻。
感電死のキケンなどもあるのだろうが
「木のそば」が「いい」のか「悪い」のか忘れたが。
カオルはカミナリが来るとワクワクする。
さらにビビり屋の女子がいると「抱きしめてやるぜ」とたぶらかせるので。
「さあ。目を閉じてごらん。カオルの心臓の音の方が大きいよ。
 ドキドキしているからさ。キミがいるから。オーベイべー。
 鳴り止むまでずっとキスをしていよう。さあ大丈夫だよ」
アホじゃ。
女子のヒト注意ね。

地震は怖い。
「揺れること・倒壊すること」よりそのあとのこと。
都市機能マヒ・群衆の暴挙・集団パニック。
コンビニエンスストアーが「救援物資保管場所」と判断され
水・食料・ファーストエイドが強奪されるであろう。
あ。その飲料水強奪の時なんだけどさ。
オマエらさ。「賞味期限」確認すんだろ?
サプリとか。アミノ酸とか。カロリーオフとか。

そんで「火事」か。
これも恐い。ほとんど「人為的」が原因だろう。
放火・寝タバコ・お鍋空焚き・不始末・漏電。
数年前横浜CLUB24事務所が火事になりデモテープなども焼失し
ボス・大村君(現在渋谷O-Crest)ががっくりしてた。
カオルは軍手を買い「後始末」の援軍に駆けつけたのだが
大村君はひとりで必死で大掃除してたのだが。
顔やアタマが「ドリフターズの爆破ギャグ」みたいにススだらけで黒くて。
面白かったから差し入れのビールを飲んで酔ったから手伝わないでカオル帰っちゃたの。
だから今度の渋谷O-Crestワンマン客入んなきゃまた大村君ドリフだぞ。
だからキミタチは来ないとダメだぞ。ススだらけだぞ。あ〜ん?

地震・カミナリ・火事・オヤジ。
恐いモノベスト4だが最近オヤジ恐くねーよな?
つーかカオルはオヤジだから代表して「恐くなる」ぞ。
道端とかのヤングに注意するんだ。
「おめーら。なぜ道路にツバを吐く?アスファルトの気持ちになってみろ。あ〜ん」
「ギャルよ。なぜオッパイ寄せて上げる?重力に逆らうとニュートン泣くぞ」
「おめーら眉毛チビチビ剃ってんじゃねー。誰も気にしてねーぞ。オマエの眉。
 カオル様を見習いオトコらしく全部引っこ抜いてしまえ。
 ナニ?汗が目に入って痛いだと?ボケ・トンカチ・オタンコ・ナス野郎め。
 イレズミ入れてるくせによ。ピアス空けてるくせによ。汗でオメメ痛いだと?
 しょぼい。しょぼすぎる。よくわかんねーけどよ。ポカリスエット買え。
 毛抜き買え。毛抜き産業の株買え。剃る勇気がないのだな。ガハハハハ。お子様め。
 青いな。タオル買え。タオル産業の株買え。タオルといったらカオルだろ?
 カオルのCD買え。2枚聴く時間でちょうど全部眉が抜けるように
 計算して慎重に選曲してあるCDだぞ。先見の明ってやつだ。
 ナニ?カオル様気が狂ってるって?
 ムチャクチャ言ってるって?だからオレは精神科行ってんの。バカだから。
 よしカオルの株買え。値上がりするぞ。1株10ポンドだ。え?ユーロだと?
 しらねーよ。そんなの。イギリスはポンドなんだよ。カオルイギリス人だしさ。
 あ〜ん?イギリス人に見えないってか?てめー外見で判断すんじゃねー。
 今日はイギリス人なんだよ。バカ。国籍はジャパンだよ。ムードだよ。
 な。ジムモリソンなの。うるせーラップバカだな。オマエだって気分は黒人だろ?
 とにかく眉剃れ。手プラプラさせんな。ちゃんと唄え。
 『ヨーヨー』とかオマエ夜店かよ。ダボダボズボンは認める。もっとダボダボでよい。
 布をムダに使用し布産業に貢献して布産業の株買え。ポンドじゃねーよ。布は円。
 まったく勉強がたりんなあ。カオル様のようにがくりき高めろ。うるせーな。
 わざとだよ。『学力がくりょく』だろ。ラップだろ?シャレのわかんねーガキだな。
 重力はじゅうりき。な。よし重力の株買え。ニュートン様とリンゴに敬意を払え。
 なに?『それでも地球は回ってる』って。ナニいってんだ。おめーみたのかよ?
 回転を。ガリレオ?なんじゃそれ?ヒップホップの新人バンドか?
 そんな歌詞あんのか?バカだなそのガリレオってバンド。火あぶりだな。あん?
 もう火あぶられましたってか?お前がやったのか?ヒデーことすんな。
 ボクではありません?じゃ誰よ。ユーロか。マルクスか?石川五右衛門か?
 もういい。オレは忙しいんだ。とにかく眉抜け。ガリレオ焼くな。リンゴ丸齧れ。
 リンゴ産業の株買え。いくからな。よし今度はあの路上フォークに注意してくる」

カオルは高校生の時「歴史1」でした。
だって「すげー昔のこと」ばっか先公(死後だが復活させよう)話すんだぜ。
200年前の日本では。とかさ。未来を見つめようぜ。
そうだ。20000年後の学生は「歴史」大変だな。いや。そーでもねーな。
絶対文部省「はしょる」な。21世のことなんか3ページぐらいだな。
いや。そんなレベルじゃないな。
絶対その頃は「混血」増えてる。
ハードディスクとイギリス人のハーフとか。
1000ギガとガリレオと日本人のクオーターとか。

1000ギガありゃ楽勝じゃ。

じゃあな。
 


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