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2005 3/24(thu) 16:00 pm どちらかと言えばよい天気である。
今日は2週間ぶりに何の予定も入っていないホリデー。 たくさん眠ろうと思ったが朝7時には目を醒ました。 もちろん「2度寝」したけれども。 オレが「朝型」になるなんて3年前には 酒を辞めるまでには考えられなかった。 その頃は毎日夜更けまで呑み 時には昼頃まで呑み夕方少し前にモソモソと起きて シャワーを浴びたりジャンクフードを齧っていた。 ほとんど二日酔でというかずっと呑んでいたのでいつも「酔ってる最中」だった。 振り返り幾らか「マトモ」になったカオルは その過去を「クソバカ野郎のロクでなし」と認める。 ある意味「ロック」ではあったが。
注文の写真立てを作りながら つけっぱなしのテレビを右の耳で聴きながら。 「おー我ながらウデがあがっているなあ」と自惚れながら。 その製作中にふと「男性用顔パック」を貰っていたのを思い出し 説明書などを読みながらその黒いパックを塗りたくった。 鏡を見ると決戦前の部族のようでなんだかかっちょいいと思った。
説明書の指示にある時間の倍ぐらいパックした。 「時間が長い方が綺麗になる」ような気がしたから。 パックを剥がすのは楽しかった。ペリペリペリッ。 特に綺麗になったかんじはしなかったがスッキリした。 所々パックの跡が大きめのホクロみたいに残っていたが 別にヒトと逢う用事もなかったので 次にシャワーする時に掃除すりゃあいいやとそのままにしている。
テレビを眺めるのも久しぶりで 相変わらずくだらん番組ばかりでグルメやバラエティやほりえもんだった。 親が子を殺したり子が親を殺したり 暴れたり暴いたり覗いたり覗かれたり結婚したり別離したり。
たった今「小説の1行目」を思いついたので 日記をやめて小説に移動する。 だからオチが必要だがいいモノがない。 よし。ショパンにしよう。 カオルは最近「ショパンのピアノ」をBGMにしている。 ある時ミチコママが言った。 「アンタショパンなんて聴くの?」 「おう。ショパンのピアノは超ロックだ」 「え?ショパンは弾いてないよ」 「そんなはずない。このCDにはショパンと書いてある」 「ショパンは作曲家なの。ショパンの時代には録音装置がなかったのよ」 「マジか?」 「うん」
別に馬鹿にされてもカオルはかまわないし怒らない。 休日には「争わない」と決めているからだ。
おしまい。 |
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