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2005 2/22(tue) 18:30pm さっき「飛行機2本雲つき夕焼け」を見たんだぞ。
どうしてカオルは「夕焼け」が好きなんだろう。 いや。「大好き」なんだろう。 「愛している」とも違うし「マニア」でもない。 夕焼けの写真を飾ったり 夕焼けと一緒にラブホテルに行くこともない。 まあただ大好きなのだ。
もしかして「三日月」と「夕暮れ」の 「不倫の末できたコドモ」か?カオルは。
「朝焼けと違うのか?」と訊かれれば 迷わずにイエス。である。 朝焼けには2種類ある。 「徹夜明けで眺める朝焼け」と 「早起きして見る朝焼け」 前者は綺麗なことは綺麗なのだが なんだか「みんなもう帰ったよ。起きてるのはカオル君だけだよ。 みんな忙しいんだよ。ずっとカオル君とだけ遊んでるわけにはいかんのだよ」 酒を辞めてから「夜遊び後の朝焼け」を見たことないがせつなすぎるのだ。 (アルバム「詩人は夜明けにガムを噛む〜あとがき参照」)
穴掘りのバイトにいくときなどは後者「早起き朝焼け」を見る。 でもなんだか仕事のできるキッパリとした女性のようで 確かに綺麗なんだけど「さあ。はじまるよ。用意して」というかんじ。 ちょっと「マジメ」すぎるかんじなのだ。
夕焼けは「はい。もうすぐ今日も終わり。ごくろうさま。 でも真夜中になるまではまだ時間があるよ。何して遊ぼうか?」 なんか「まだチャンスがある」かんじがよい。
本日の夕焼けもステキだった。 カオルは「夕焼けの絵」は絶対に描かない。 描けないし「すでに完璧」であるから「アレンジ」の仕様がないのだ。
ドラマーの湊君はツェッペリン大好き。 でも「天国への階段」を演奏したがらない。 あれ以上「よくならない」から。そう言う。 ギタリストの橋本じゅん君はジミ・ヘンドリックス大好き。 でも「リトル・ウイング」は演奏したがらない。 理由は同じ。
だから先日のストーミーンマンデイで じゅんと湊が「リトル・ウイング日本語カオルバージョン」を 一緒に演奏してくれたのは奇跡である。ありがてーのである。
そのとき湊君に「サイン入りスティック」をもらった。 「 To my Friend kaoru 」とかいてある。 宝物だ。 カオルは湊君の音楽をイチロー選手のように愛しているのだ。 姿勢・美学・能力を尊敬してるのだ。
ボク達はメールをしない。彼らは持ってないから。 携帯も持ってないからFAXしたりする。 湊君MD聴けないし。CDはオッケーだけどそれだとカオルが「焼けない」 ベースのたねけんはそういうのしっかり全部できる(区役所もひとりで行ける) でもヒマがあるとずーっとスロットしている。 ミナト君もじゅん君もバクチはできない。 一緒にどっか行ったりとかもしない。 同じステージにいたり観たり観られたり。 ちゃんと「さよなら」はいう。たまにお互い消えちゃうけど。 カオルは飲まないがじゅんは酒が飯。でもタバコは吸わない。 ミナトは吸うし飲むけど料理はしない。 音楽したり無駄話をしているとなんとなく楽しい。 だからまた一緒にライブしたいと思う。
おしまい。 |
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