カオルの不定期日記

■ 詩人の意固地

2005年01月25日（火）

2005 1/19(wed) 1:10am 外は夜だぞ。夜更かし久しぶりだあ。 正月にちょっとした縁で知りあったおっさんに言われた。 「そうか。兄ちゃん歌手か。買ってやるよ。幾ら？ＣＤ」 「誰ハロ2500円。詩人は2000円です」 「じゃあ高いほう10枚。ほら３万。つりはいらんぞ」 「嬉しいんですが。ライブみたり文章読んだりせめて試聴を」 「なんだよ。買ってやるっていってんだよ。20枚にしようか」 「うるせー。アホオヤジ。バブルバカ。じゃあな」 カオルは久しぶりに机を蹴っ飛ばしました。 そりゃあ１０枚売りたいですよ。本当に。 でもね。酔っ払いがね。聴きもしないでね。 ふざけんな。つーの。 そこまで落ちちゃいねーよ。 話題を変えるぞ。グイーン。 そのおっさん「ハゲ」でした。で思いました。 「なぜ男子はハゲることが恐いのだろう・女子に嫌われるのだろう」 カオルもできることならハゲたくないですが 遺伝的にはじいさん・父さんを見るとそろそろです。 ハゲたらスキンヘッドにします。 眉なし毛なし金もなし。 カオルは「ハゲのいちばんの原因はストレス」だと思ってます。 もちろん遺伝や病気・ガン治療などの副作用というのも知ってます。 でも絶対ストレスだと思います。 経験上あるアルバムのプロデュースをしてたとき猛烈に抜けました。髪。 その仕事のあと思いっきりサボったら抜け毛止りました。 だってさ。ホームレスとか浮浪者の人ってさ。 「レゲエ」とか言われるぐらいけっこう髪ボウボウの人多くないですか？ 彼らはたぶん「育毛剤」「アデランス」「頭皮マッサージ」とかしてないですよ。 だいたい冬は死に直結するので洗髪自体しないのでは。 そんで金もないけど家もないけど命令されないからストレスないですよ。 カオルはハゲることはイヤだけど恥ずかしくはないです。 もしアナタがカツラなどを使用してコンプレックスを解消し社会で闘うなら 娘さんなどの整形・付けまつ毛も認めないと不公平ですよ。 ピアスやイレズミ・ビジュアル系の化粧などもね。 ふう。 やっぱＣＤ売っときゃよかったですかねえ？明智さん。

■ カオル爆発寸前

2005年01月21日（金）

2005 1/17(mon) 13:00pm　 電車で本を読んでたら太陽がページに反射してまぶしかった。 この数日間ためこんでいる。 ヒントやフレーズを。 風呂に入りながら「江戸川乱歩　空気男とペテン師」を読んだ。 昨年末ワンマンの時お客さんから頂いた「バクダッドのモモ」。 「ツェッペリンの２枚組ＤＶＤ」５時間半。 「ビートルズホワイトアルバム」を繰り返し。 村上春樹さんの「アフターダーク」。 マンガ「美味しんぼ」1巻〜25巻。 「フォロン」の画集。 散歩しながら「キャロルキング　カーネギーホールライブ」。 つげ義春「無能の人」。 ＴＶふしぎ発見「アーサー王伝説」。 すべて「大当たり」。 たぶんもうすぐ「ためこんだモノ」が破裂する。 そのカケラのカタチのいいヤツだけ集めて まだ暖いうちに「作品」にする。 いつ・どこで・どんな風に発表するかは考えていない。 カオルの今年の作品づくりのテーマ。 「ちょこっと角度を変えてみる」。 例。 ・眠るために枕を選ぶ。 ・海を渡るために船をつくる。 角度を変える。 ・いい枕があったので眠る。 ・船をつくったから海を渡る。 将来の夢。 土をこねて茶わんを作るとする。 なんだかしらねーが「国宝」になり20億円になる。 その茶わんで仲間を集めたパーティーの時「コーラ」を注いで飲む。 そんでわざと落として割る。 カケラのちいさいのでも２万円ぐらい？ みんなに分けてまたいつか集まって 茶わんを復元する。 ジグゾーパズルのように。 じゃあ。これから歯医者。 泣かないぞ。 あちょー。

■ 詩人のためいき

2005年01月15日（土）

2005 1/15(sat) 12:16pm 雪が降ると言ってたので期待していたのだが雨。 たまに「詩人」という肩書きが 猛烈にイヤになるときがある。 かっちょよいロックバンド。 雨雲を切り裂くようなギターのチョーキング。 「演説」を中断せざるを得ないドラムのスネア一発。 クタクタでも踊らずにはいられなくなるベースのリフ。 一枚のモノクロ写真。 一枚のカラフルな絵画。 １００万個の言葉が一瞬で消し去られてしまう。 そして「言葉」には常に 「ウソと意味と理屈」がつきまとう。 どこか外国へ行く。 言葉は通じない。 でもすでに「祭り」は始っている。 楽器なら溶け込める。 ラッパを吹けばいい。太鼓を叩けばいい。 絵で「通じ合う」ことが出きる。 キスの時。音楽の時。殴り合いの時。 「言葉」はむしろ邪魔になる。 カオルは「詩人」であることに たまに猛烈にコンプレックスを感じ 恥ずかしくなるときがある。 「あいしてる」だって。バカじゃねーの。 この世界から「言葉」がなくなったとしたら ボクらはいったいどうやって「ウソ」をつくのか？ もちろん「言葉」でしかできないこともある。 はず。まだ発見できてないが。 「詩」には電気がいらないということが とりあえずの「救い」なのです。

■ あちょー。

2005年01月02日（日）

2005 1/2(sun) 14:00pm 日溜りをかき集めて昼寝した ふぁ〜。 よい天気だ。 陸橋の上から富士山見えたぞ。 正月はドラゴンクエスト三昧で ダラリダラリーンと過ごそうと思っていたが 何だかんだと忙しい。 ２月８日のSTORMY MONDAYの用意。 今年は「鳴らし語り」「ジゴロ」「ロック朗読」の ３本柱で表現してみようと考えてる。 イベントやライブハウスによって 「性格の違うライブ」をやってみようかと。 STORMY MONDAYは事実上のワンマン。 １部鳴らし語りで２部ロック朗読。 その作戦を練っている。 例えば８分の５拍子で５分ぐらい同じフレーズをくり返して カオルはひたすら思いついた言葉を投げていくと。 タイトルは「フラストレーション」。 楽器チームは一切のアドリブ・フィルを許さないとか。 自虐的な快感を得るランナーズハイのような。 とにかくSTORMY MONDAYは新アジトに相応しい。 楽屋もないのでみんなでがやがやと。 ３９席しかないので予約が必要。 あ。 あけましたから オメデトウ。 オレは音楽が上手になりたい。 文がかっちょよくなりたい。 まゆ毛はなくてもよい。 期待してろ。