カオルの不定期日記



ネコと少年 2004年11月19日(金)

  2004 11/19(fri) 22:00 
明日は小春日和だって。そしたら日なたぼっこだ。


あのな。カオルは(kだよ〜ん。このあとね)
また素敵なシーンに出逢ってしまったのだよ。
ある日のことだ。朝がけっこう寒くなってきてからのことだ。
よし。語るね。

kは早朝7:00頃ぶら〜んと散歩をしていたのだよ。
そうしたらば路上にだらしないイマドキのカッコをした少年が
座り込んでいたの。髪は金髪。ぶかぶかズボン。でろ〜んとね。
そしてkは思ったの。「最近の小僧共はまったくけしからん」と。
そんでその少年の前を通過しようとしたの。
そしたらね。少年の脇に段ボール箱があったの。
まあチラっとkは覗くわけだ。中身が気になるから。
なんだったと思う?その中身。

生まれたばかりの子猫5匹。まだ毛もちゃんと生えていない。
少年がよりかかって座り込んでいる場所が動物病院だったの。
ようするに「チビネコたちが危険な状態」にあって病院の開店待ちだったの。
ふー。

kは少年に訊ねた。「兄ちゃん何してるの?」
「いや。あの。病院があくのまってるんです。
 なんだかやばそうだから。ネコ。とにかく診てもらおうと思って。」
kは素敵だと思ったし「けしからん」と決めつけたことを反省する意味もあって
偉そうにカネもないくせに1000円あげたの。「飯食え」って。
「オレもネコ大好きなんだ」と。だからkは祈っていると。
キミのしあわせとチビネコ達の素敵な未来のために。

後日談はないよ。いまのところ。
これから奇跡のように街角でばったり逢うかもしれないけどね。
そしたらね。kは言うぞ。

「ハロー」

これでこのお話はおしまい。
めでたしめでたし。だと。いいよね。ね。
 

ファクトリーブルース2 2004年11月18日(木)

  2004 11/18(thu) 7:26am
このごろは夜の時間が長くなってきたと思う。


本日天気予報を見ていたのだが
なんだか午後から下り坂になるという。
カオル(kね。以下。)にしてみれば
「下り坂」は歩くのに楽チンだと思うのだが
なんだかそうでもないらしい。
むずかしい用語は使わずに
「今日は午後から雨ザーザーかも」と簡単に言って欲しい。
傘を持ってけとか厚着したほうがイイとかも大きなお世話である。
天気予報の係の人は簡単にするように。

えー最近kは友人であるM社長の工場で労働しているのだが
kより1日あとにバイトに来た男子でS君という人がいる。
S君は「知的障害者」という肩書きを持っているのだが
kにはどこが障害なんだかちっともわからない。マジで。
遅刻しないし嘘つかないし仕事はものすごく早くてしかも丁寧で
毎朝「モンジロウ」という犬の散歩にいくため5:00起きらしいし
どう考えてもkの方がダメだと思うのだが。

M社長のパパである会長とkとS君で3名のチームになり
労働をするケースが結構あるのだが
会長もkもS君にすぐ叱られてしまうのである。
「ねえ会長そこゴムはまってないよ。前にも言ったでしょ。ダメだなあ。
 カオル君そこにネジおいたらあとでやる時邪魔になるでしょ。気をつけてね」
などど叱られてしまうのである。ふたりともゴメンなさいばっかりである。
現段階で会長を叱るのはS君だけであり工場の中では彼がいちばん偉い。

まあひとつkが困ってしまうのはS君のクイズである。
kがネジと格闘している最中とつぜんクイズを出されるのである。
「ねえねえ。ボクの弟の名前なんだとおもう?
 ボクの好きなテレビはなんだと思う?」
「あのS君。少しでいいのだけれどヒントが欲しいのですが。」
「えーヒント?そんなのズルイでしょ。自分で答えなきゃ。」

kはS君の美学・価値観を伝書バトのようにワルイ人達に告げる。
そして猛烈にキミタチは20億回ぐらい反省をしなくてはいけない。
1度しか言わないぞ。

「ズルはダメだ。絶対にいけない。」

わかったな。役人とか大臣とかミサイルの指令とか出す大ばかども。
いつかkがぶっとばすからな。あちょー。

あとキミタチは忙しくて困るなどとイイながら
忙しくしているのはキミタチが勝手に忙しくしているからであり
忙しかったらゆっくり休めばいいのだよ。時間割がヘタなのだよ。
キミタチが休んだって地球は回っているのだよ。
「最近忙しくてなー。寝るヒマないんだよ」とか自慢するのは
まったくかっちょワルいのだよ。携帯とかピーピーうるさいんだよ。な。

だから2時間ほどヒマを作り
「レインマン」という映画を見ること。

じゃあな。忙しいのが好きな人達よ。
S君もkもキミタチや時代に追いていかれたって
そんなことへーこいてぷぅなのだ。ガハハハ。

師走。
 

お猿さん。ネコさん。まゆ毛ない人。 2004年11月15日(月)

  2004 11/15(mon) 21:00pm 
今日はとても冷たい雨が降っていた。冬が来るんだ。


カオル君は(以下kで〜す。)小さい頃から
「ピラミッド」や「動物(特にサルとイルカ)」の番組が大好き。
いまでもいろいろ楽しみに見ている。
おおきくなってからは「ドキュメンタリー」も好き。

いろんなテレビを見たけど
NHKがいちばんイイみたいだな。
ワルイひとは受信料とか盗むけど
カメラをもって奥地とか海に行く人はいい人。

NHKはにぎやかなコマーシャルも入らないし
「ここでクイズで〜す。」とかのタレントさんもいないし
日焼けしたみのさんとかもでないから。

今夜は「キンシコウ」という金色の毛をしたサルの番組。
中国の奥地にしかいないんだって。
冬は毛が真っ白くなる。どっちもきれい。
ふかふかしている。

冬はとっても寒くなるから
生きるのがとっても大変らしい。
エサすくなくなるから。
チビザルは9ヶ月でひとりだち。
だからエサの取り方を覚えないと死んじゃう。
可哀想だけど決まりなんだって。

kは思った。
いちばんワルイのは人間なのではと。
人類さえいなければみんな仲良しなのではと。

昨日kは両方のまゆ毛を全部抜いてしまった。
事情は今度ね。
ミチコママは「病院ついていく」と慌てるし
おとうとは「カオル兄ちゃん。ものすごいことになってる。」
ネコは普通。まゆ毛は識別の重要なポイントではないらしい。
それにネコにもまゆ毛ないし。
だからいまのところkの味方はネコだけです。
おしまい。
 

kの近況報告 2004年11月14日(日)

  2004 11/14(sun) 13:00pm
お。突然晴れてきたぞ。らっきー。


最近のカオルは(以下kだぞ。楽チンだなあ)
カラダ・精神・タマシイの状態など
ひじょーに良好であります。

それはM社長の工場に週2回ほど
徒歩1時間かけて(帰りはバス)通勤しているからだと。
さらにバイトの日はミチコママに
弁当を作っていただいているので
とにかく感謝であります。

それでランチタイムの時テレビでは
「笑っていいとも」が映し出されております。
kの「ロザリオ」のモデルのひとりでもアリ
友人の唄うたい山田晃士君の憧れで
さらには彼の愛ネコ「マリー」のモデルである
夏木マリさんがある日出演しておりました。

その時彼女が「プチ断食ってイイよ〜」と
おっしゃられていたので
よし。kもマネしてみようと。

で24時間を目標にチャレンジしてみました。
大量のポカリスエットとタバコと下剤で
「カラダを綺麗にしてしまえ」と。
だがうんちはなかなか消滅しません。
けっこう溜まってたんだなあと。

結局22時間でkはギブです。
豆腐食べちゃいました。
良く噛んで。うまかったです。

今日は休日であります。
春樹さんの本でも読もうと思ってます。

では。ぷらぷらと
の〜びりといきましょう。
 

ネコと大麻と特攻隊 2004年11月13日(土)

  2004 11/13(sat) 21:00pm
いつの間にか眠っていたようだ。外は真っ暗。


田代まさしさんが何度目かの逮捕で
先日裁判がおこなわれたようだ。
ワイドショーのようなテレビ番組で
ある「コメンテーター」がこんな主旨の発言をしていた。

「まったく懲りない人ですねぇ。覚せい剤なんてもってのほか。
 我々の二日酔とは訳が違うんですから。
 良識ある社会人として反省してもらいたいですねぇ。」
大半の人もたぶん同様の感想だとおもう。

カオルは(以下kだ。)20代に
国内や国外で「非合法ドラッグ」を「その道での先輩」のナビゲーターの元で
ひととおりのドラッグを試してみた時期がある。
時には自ら。時には勧められるまま。時にはその場の雰囲気で。
結論としては「kには必要ない」と思った。

科学的に開発された「ケミカルな薬」と
「大麻(ガンジャ)」はまったく別のものである。
恐らく「殺人」はどこの国でも「いちばんやってはいけないこと」であり
「ケミカルなドラッグ」は死刑に値する国もある。
日本では「薬物取締法」と「大麻取締法」と区別されており「大麻」の方が罪が軽い。
WHO(世界保健機構)では公式に「大麻は依存性なし」と発表された。
アメリカでは州によって禁止の州とOKな州がある。
オランダでは「大麻は合法」でありある国では「国花」として採用されている。
大麻は自然に生息する植物であり鳥のエサや七味唐辛子に種が混ざっていることもある。
「ハーブ治療」として末期癌やエイズ患者に使用されているところもあるらしい。

kは酒をやめて2年半たつが
精神科医に「アル中・アルコール依存症」として断言された。
いまは一滴も口にしないが「酔っ払い」をみると
自分もこうだったのかと冷や汗がでる。
本当に幻覚など地獄であった。多くの人に迷惑をかけた。

日本は「酒の席だから・呑んでるから仕方ない」とかなり酒を容認する風潮がある。
「酔った勢いでの喧嘩・殺人・セクシャルハラストメント・飲酒運転」など
飲酒が原因であるトラブルが後を絶たない。
kの私感だがたぶん「覚せい剤」の事件より「酒」の方の事件が多い気がする。
コンビニエンスストアーでは24時間身分証明書なしに酒が手に入る。
さらにkの経験では「ドラッグより酒の方がはるかに依存性が高い」と思う。
そしてその間接税は国の最も効率の良い取り立てにひとつであると。

kはその「コメンテーターの発言」対し猛烈に腹を立てた。
「てめーお利口さんの顔でなんにもしらねークセに偉そうにしてんじゃねえ」と。
「くっそたれ。小賢しいエリートめ。お勉強いっぱいしたんだろ。頭いいんだろ」と。

kは田代まさしさんをかばう気もないが非難する気もない。
だがその心情はたぶん理解できる。
飛び降り事件を起こした「クボヅカ君」の行為・発言にも同様の感想を持っている。
この国で違法である以上裁かれるのは仕方がない。
それはオトナなんだから自分で覚悟するしかない。

ちなみに覚せい剤の原形である「ヒロポン」を開発したのは日本人である。
「元祖自爆テロ」である特攻隊の少年に「勇気を出すため」に使用していたらしい。

最近のkは「ピアノ弾いて唄う」ことに依存している。
そしてネコに対してグチをこぼすことによってストレスを解消している。
だからネコに遊んでもらった時は
ささやかな感謝のつもりで好物である煮干しをプレゼントしている。

おしまい。にゃお。
 

村上春樹さんの「アフターダーク」を読んで。 2004年11月13日(土)

  2004 11/13(sat) 13:55pm
空は曇っているが鱗雲のようで眺めていても飽きない。


村上春樹さんの「アフターダーク」を読みはじめた。
といっても冒頭の3ページだけ。
姿勢を変えたり時間帯・場所を移動したり
きっかり10回じっくりと読んでみた。

カオルは(以下k。最近のお気に入り)
自分の価値観・美学を基準にすれば
村上春樹さんという小説家は
「間違いなく世界最高の小説家のひとり」だと思った。

そして生意気を言えば
「やっと見えかけてきたつもりの彼の背中が
 またずっーと先に行ってしまった」と思った。

村上春樹さんの執筆速度・推敲の回数など
kにはまったく知る由もないが
その3ページにはどこにも「途切れている」場所が見当たらない。
深呼吸したりトイレに行ったり飲み物を飲んだり
ましてやシャワー浴びた形跡が発見できない。

そして「40代に突入したkの速度」に合わせ
自然に(作戦かもしれないが)「、」と「。」が配置されている。

kは改めて思う。
「もう一生春樹さんの発表された作品だけで充分である」と。
もし願いがかなうのなら
できるだけ長い春樹さんの小説を
kの寿命が尽きるまでに読ませていただきたいと。
新しい才能・可能性を秘めた作家に巡り合える場合もあるが
「ハズレ」を引いてしまうことをkは最も恐れる。

kにはやりたいことが沢山アリ
「命ごいをしたり寿命を延ばしてくれ」と
神様などに言っているのではなく
いつか訪れる「ゴール・その時」までに
フルアルバムを1枚と長い文章を書き上げてしまいたい。

メリークリスマス。
 

TVピープルの悲哀 2004年11月06日(土)

  2004 11/6(sat) 11:00am
ポカポカよい天気。日なたぼっこ日和だなあ。


先日さまざまな友人が出演するイベントがあり
カオルは(以下kね。これ入力楽チンなんだ。)
ひさしぶりにお客さんとして観た。
なんだかとっても新鮮で面白かったなあ。
会場は渋谷の0-Eastだったのだが
kもあのようなデカいところでいつかやりたいなあと。

話は突然変わるが。いつものことだが。
最近のkは口をヘロリ〜ンと開けたまま
お笑い番組などをご覧になっていることが増えた。
「アンタッチャブルとかおもしれーな。ヌガハハハ。」
「若者達は大変はりきっておるなあ。デヘヘヘ。」

まあなんとな〜く同業者っぽい世界にいるカオルだが
まったく「台本の存在」「放送作家のお仕事」などの可能性を疑いもせず
「おーこいつらおもしれーなー。クケケケ。」などと
ひじょーにおバカ丸出しというか「思うツボ」である。
そうかと思えば「剣道全国大会」などルールもわからずてろ〜んと観て
「ほー。こういう世界もあるのだなあ。ヌグググ」
「でもあの防具の中とってもにクサイんだよなあ。ゲローン。」
中学の授業で剣道がありそのニオイを突然思い出してしまった。
「複数の若者の汗」がしみこんだそのニオイを。ぬおー。

むかしからkは特に急ぐ必要もないのに
ダッーと早食いを得意技としていたが
最近はあきらかにスピードダウンしている。
たぶん「歳のせい」だと思われるのが
認めるのがしゃくでがんばって早食いするのだが
情けないことにムセたりしてしまう。ふむ。

で。kはあきらめました。
「スローライフ」とかするようにします。
「思いっきりテレビ」をメモ取りながら観ます。

よって本日のプチ宣言は
「たとえ相手が豆腐であってもよ〜く噛んで食べる」です。
はあ。

そういえば前回日記で「鬱やめようかな〜。」的宣言をしたが
お医者様に「お酒じゃないんだから自分でやめたりはじめたり
 できる訳ないでしょ。このバカたれが。」と叱られてしまった。
なんかkは最近どこでも叱られている気がする。

ではお昼ご飯を食べるので。
よ〜く噛んでゆっくりと食べるので。
本日はこのへんで。ドロン。
 

ファクトリーブルース 2004年11月02日(火)

  2004 11/2(tue) 22:00pm 
この季節にしては暑かったような気がするが。


ヘロヘロのお疲れだー。
カオルは(以下k。入力楽チンだから。ヘロヘロだし。)
本日ひさしぶりのろーどーをしたのだよ。
友人でありバンドメイトでもあったM氏が経営する工場で。
いわゆる「工場内軽作業」というやつであり
部品のカドなどで「指先を切る」ことに注意すれば通常は「楽勝」なのだが
ヘナチョコのkにしてみれば充分「重労働」であると。いや。「超重労働」だ。

M氏は半年ほど歳下なのだが仕事中は「代表取締役」と「ぺーぺーのぺー」であり
ヒエラルキーというかカースト制度というかとにかくコキ使われるのである。
「kは出るとこ出りゃあ隊長である。」といっても「ばかじゃねーの?」である。
これというのもキミタチがkのCDをドンドン買わないからであり
「このCDって1000枚に1枚ぐらい超プレミアの20億ぐらいの隠れキャラが
 はいってるらしーよ。」などど怪情報を流さなかったりなのだが
まあ本日はグチをこぼさない日なのでこの辺で勘弁してやろう。

kは「梨を大好きなくせに自力では皮をむけない」ほどの不器用であり
スピーディかつ繊細・丁寧な仕事を要求される現場ではかなり「つかえねー」である。
そんなノロマなkにもパートのおば様達は「慣れですよー。慣れ。
 カオルさんは初めてだからしょうがないですよー。」などとかばって頂き
「スイマセンです。」を連発状態である。なさけーねです。
ちなみに「カオルつかえねー情報」はHPの「どっか」にある「職歴など」を参考。

さらに経済観念などは致命的欠陥がkにはあるようで
数年前M氏に「ヘルプ」を依頼されたときも「お。遅刻しそーでやべーな。」と
タクシーを飛ばしたりして「よ。遅刻しそうだからタクシーでセーフでしょ?」と
当然「キミは遅刻しなくて素晴らしい。」と誉めてもらう予定だったのだが
「ばかじゃねーの?時給と比べてぜんぜん損だぞ。」と叱られたしりて
「えーそうなの?よくわかんねーなぁ?」とkは完全にアホな模様である。

えー時給を20億ぐらい上げていただくためにM社長がこの文を
ご覧になってる可能性もかなりあるのでいまからベタ褒めする。いくぞ。
「M様はドラムも大変上手でありパソコンなども素晴らしく車も運転できる。」
みなのモノ。大拍手だ。黄色い声援をピーピーあげろ。ビバM様!
よいか。今週中ぐらいbbsに書込むときは「ビバM様!」を忘れるでないぞ。ケケケ。

まあそういうわけでkの中では最近「肩書きをかえる宣言」などが流行っており
本日も宣言のようなものをすると「めんどーだからkは鬱病やめよーかなあ?」だ。
先輩の照明部隊隊長さんなどに言わせると「カオルー。なんか曲とかやる人は
 鬱病なおさない方がいいらしいゾー。爆発力もスゲーらしいから。」だが
「えー?でもけっこうつらいっすよ。うつ。ねーほうがめんどーじゃないし。」と。

なんとなく話もそれてきた感じなので
動物占い「ペガサス」のkはてろ〜んと前触れなく去ってしまおう。
てろ〜ん。
 


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