カオルの不定期日記



サブマリンな日々 2004年09月28日(火)

  2004 9/28(tue) 23:45pm
とても蒸し暑かった気もするがとにかくオレは今日

久しぶりに虹を見た。
プールサイドにできるようなケチくさい虹じゃなくて
空を横切るでっけえヤツだ。
みんなが働いたりこき使われたりしてる昼下がり。
公園ではしゃぐ子連れの元ギャル風ママ達が
ちょー綺麗とか言ってるのでオレも見上げたら虹だ。
最近下ばかり見ていたので茶髪ヤンママ達が
騒いでくれなかったら見逃すところだった。
感謝。

弱音を吐く。
オレがライブハウスと酒をやめたのは2年と5ヶ月前。
裏方をやめもう1度ライトを浴びる側になろうと決めて
それなりの固定給と肩書きを捨てた。
「この不景気にマジ?」とあきれられたりもした。
なんの後ろ盾もカネもないので仲間や音楽業界の理解者達に助力を乞うため
本気なのだと説得するため何度倒れてもやめられなかった酒を
「頭を丸める」的にすっぱりやめた。髪切るのはイヤなので。

オレもそんなにおバカさんではないので楽観してたわけではないが
なんとなく依存していた酒さえやめればすべてがうまくいくような気がしてた。
当たり前なのかもしれないが現実はちょー厳しかった。
鬱病になったのも基本的には酒をやめてからだ。
ちょっと前の「闘病日記2」などでなぜ鬱病になるのか
いろいろと自己分析していたがセロトニンの状態が見えるわけでもなく
誰だって落ち込んだりすることもあるしストレス抱えているはずだ。
で面倒くさいのでオレはシンプルな結論を出すことにした。

たぶんオレはいじけているのだ。
浮かび上がれず海の底をはいずり回る潜水艦のような日々に。
根負けするまいぞ。ジェネレーションズのようにな。
認められないことより評価の対象外・嫌いにもなってもらえない
「それ誰?しらなーい。」というのがとてもつらい。

バイトなんかあんまりしたらそっちに限りあるエネルギーを奪われてしまうし
とてもムズかしいぞ。人生。
 

熊さんvsカオルvsゴッキー君 2004年09月25日(土)

  2004 9/25(sat) 12:30pm 
なんだかジメジメするのでクーラーをつけた。


先日ゴロゴロしながらマンガを読んでいて
そろそろ寝ようかなあと思っていたら
頭に紙くずのようなものがカサッと落ちるような音がした。
なんだと思い髪の毛を払ってみた。
するとそれは紙くずなんかではなく
わりとデカいゴキブリ君であった。
ウゲッ。このヤロー。と雑誌を丸めて
バンバンしながら部屋中を追い掛け回す。
しばらく格闘して見事退治に成功した。
合掌。

数時間後カオルは思った。
いったいゴキブリ君がカオルに何をしたというのだ。
少なくとも殺される筋合いなんぞない。
ムカついたというだけの理由で命を奪ってよいわけがない。
あれが恋人の頭にとまった綺麗な蝶々さんであれば
「キミ。素敵なリボンだね。チュッ。」だろうし
カブトムシ君であれば「お。高く売れるぞ。」だし
小学生時代であったら飼育してしまうかもしれない。
う〜む。

それどころか我々人類は
「だって気持ち悪いんだも〜ん」ぐらいの理由で
相手が攻撃をしてきたわけでもないのに
アースジェットやバルサンなどの
大量破壊化学兵器で殺戮などをしてしまう。
う〜む。

最近は各方面で熊さんが出没し
なにやらややこしい状態になっているらしいな。
民家を襲ったり罠にはまったり
銃で撃たれたり麻酔で眠らされ山に返されたり
人にケガをさせたり。

カオルは過剰な動物愛護団体などは大嫌いだが
熊さんもゴキブリ君もみんなで仲良くというのはムリなのだろうか。ね。
 

誰もが"無敵"と言える人 2004年09月24日(金)

  2004 9/24(fri) 3:45am  鈴虫などの羽を擦りあわせる音がする。

「鳴き声と素直に書けよ。」
「え?でも鳴いてないじゃないすか。」
「そういう屁理屈ばっか言うからキミは売れんのだよ。カオル君。
 来期から合併だな。」
「マジですか?誰とですか?」
「うーん。とりあえず柿島バンドとだな。」
「えー。ベースふたりもいらないですよ。ドラムも。
 柿島の方がピアノうまいからカオルはポジションないですよ。
 だいたいファンが困ります。青春派と喫煙派で揉めますよ。
 それにバンド名とかどうすんですか?」
「KK’ずだ。かっきー&カオちゃんずだ。ヤフーBBみたいなもんだ。」
「うぎょーダサすぎますよ。全然みたいなもんじゃないですよ。絶対売れないですよ。」
「うるさい。バンドマン風情に経営の何がわかる。おりゃー。」
「じゃあストしますよ。」
「ストリートライブか。勝手にやれば。」
「がちょーん」
 
以上のようにファンや選手を無視した合併は恐ろしい。
数時間前にもさんざん応援したが本当にがんばってください古田選手。
ヤツらのおーぼーを許すな。ゴクゴク。(ヤクルト飲んだ音)
 
で誠に失礼なことに前回の日記でカオルは新庄選手をベタ褒めするのを忘れていた。
試合開始前にゴレンジャーのマスクをかぶってキャッチボールをするあのヒーローを。
絶対後輩たちは無理矢理かぶらされたに違いない。恥ずかしかったに違いない。
視界とか悪くてボールを取りにくかったに違いない。
その辺のやり取りを想像すると脱腸が再発しそうに爆笑だ。
「おーおまえピンク似合うじゃん。おー顔痩せマスクみたいだな。」
さらに彼はその夜サヨナラ満塁ホームランというめったにできない快挙を
前の選手を追越してアウトでござる。ただのヒットでござる。素晴らしすぎるでござる。
 
古田選手とイチロー選手には国民栄誉賞と考えていたが
新庄選手にはアカデミー賞を授与しなければなるまい。
みんなも日本ハム食べながらヤクルト飲もーぜ。
うるさい。まずくない。
生ハムとメロンとほとんどそっくりだ。たぶん。
つー訳で朝刊が来たので取ってくるでござる。あちょー。
 

誰もが"素敵"と言える人 2004年09月23日(木)

  2004 9/23(thu) 23:45pm  夜中だというのになんだか蒸し暑い。


イチロー選手が好きだ。
梨と同じくらい好きだ。
むいて食べたいとは思わないけど。
 
今夜の時点では大記録達成まで
残り10試合で10本のヒットでOKという所まできている。
達成を願うがダメでもイチローはすごい。
 
名前が「イチロー」というのもかっちょいい。
from JAPANのサムライはイチローだぜ。
最近では親の願いたっぷりの
朝の連続テレビドラマの主人公のような呼ぶのに恥ずかしい名前や
やたら複雑で当て字のような大げさな名前が多い中
彼はただのスズキイチローである。ちょーかっちょいい。
姓名判断なんてヘーこいてプーである。
 
しかし今年生まれる子供達にきっとイチローという名前が
多いんだろうなと思うとなんだかガックリである。ストップ・ザ・バカ親。
あ。カオルは英語がダメで何度教わっても「a」「the」の違いとかよくわからんので
なんとなく濁点の方が強そうでだいたい「the」にしちゃうんですけど
「バカ親」の場合は「a」の方がいいんですかねぇ明智さん。
 
古田選手も好きだ。
アイツらと闘うから好きだ。
組織と闘うのはものすごく勇気がいる。
今夜の段階では週末の2度目のストは回避される模様。
 
カオルはよくコラムやライブなどで敵と味方を大ざっぱに分け
「我々とヤツら」とか「ボク達とアイツら」と区別して悪口などを言っているが
アイツらにパンチが当たったためしがない。空振りばっか。ビクともしねー。
今回のプロ野球一連の騒動は小狡いヤツらが尻尾を出した稀な例で
古田選手でなかったら裏金もらって終りみたいな状況。
でも彼は丸め込まれずに闘い続けているのでちょー素敵だ。
 
最初のスト決定時のインタビューがカオルは印象的で
会見の時にヤツらは事前に2種類用意していたとしか考えられない政治家用語満載の
原稿を下を向いて読んでいた。損害賠償請求とか愚劣な手段もチラつかせていた。
「遺憾」とか「誠心誠意」とかなんだそりゃ。食えんのかよ的言葉ばっか。
対照的に古田選手は真直ぐ前を向いてファンに対してのお詫びからはじまり
自分の頭で考えたキチンとした日本語を喋ってくれた。だから素敵だ。
 
まあ海千山千のタヌキどもの集まりなので一筋縄じゃいかないと思うけれど
カオルもなるべくヤクルト飲むようにしますのでがんばってください。
 
そんな機会まずないと思いますが
カオルは「ジェネレーションズ」捧げます。
というか。
聴いてもらいたいです。
あちょー。
 

何をするにもルール 2004年09月15日(水)

  2004 9/15(wed) 20:40  ずいぶんと涼しくなってきた。もうすぐ秋だな。


とても久しぶりに部屋の掃除をした。
脱ぎ散らかした服や読みかけの本。
大量のメモやCD。抜けたネコの毛カオルの毛。
香水・ライター・包装紙・ガラクタなど。
 
まず布団を干す。パンパン叩く。
シーツやTシャツなどは洗濯し
残りの服やズボンはホコリを払って変な風にたたむ。
梨の皮むきがヘタなカオルは上手に服などを
たたむことが出来ないのだ。
 
やっと床が見えてくる。ちょっと一服。
掃除機をかける。ネコが勢いよく逃げていく。
そのあと雑巾がけをけっこう一生懸命やる。
あるべきモノをあるべきところにしまっていく。
メモ類などをチェックし簡単な予定表を作る。
 
ガラクタや「いつか使うかもしれないモノ」は
ザクザクと捨てていく。カオルは少しづつシンプルになっていく。
ここまでで大体3時間ぐらいかかる。
そんでもってちょっと眠くなってきたでござる。
適度に暖まった布団を取り込み
カオルは柔らかくまどろむのでござる。
怖い夢なんか絶対に見たくないでござるからな。
 
春ぐらいからカオルは6kgぐらい太った。
鬱病期間中にずっと食っては寝ての繰り返しで
さらに夜中に大量の甘いパンを食べるという
悪癖を身に付けしまったのが大きな原因だろう。
ズボンがきつくなる・ベルトの穴が1個ずれるという
体験を初めてした。かなりショックでござる。
 
ウエイトを絞るために昨日から1時間ぐらいのウォーキングをはじめた。
1時間でもしっかり歩くとけっこう疲れる。
夕食を食べてすぐにグッスリ寝てしまう。なんだか矛盾しているようでござる。
意味ないでござるか?
 

カオル、お見合いに行く 2004年09月13日(月)

  2004 9/13(tue) 13:00pm  なんだか蒸し暑い。さっきシャワーしたのにもうベタベタ。


梨が大好きだ。
結婚してもいいぐらいに好きだ。
特にキンキンに冷えているヤツが好きだ。
かなり満腹な状態でも
2個ぐらいなら食べられると思う。
だから台風のニュースで
梨が風に吹かれて落ちるのが悲しかった。
 
梨が好きだと言っても詳しいわけではない。
銘柄は21世紀しかしらないし
旬の時期・特産地などもわからない。
 
梨味のキャラメルとジュースを飲んだことがあるが
どちらも化学兵器の味がして嫌だった。
やはりあのシャクシャクとした食感がないとダメなのだろう。
あ。でも梨のゼリーは好きだな。
 
このようにカオルは梨が好物なのだが
ひとつ問題がある。
それは自力で皮をむけないことだ。
林檎の皮も大根のかつらむきも当然出来ない。
誰かにむいてもらうか
皮むき器を使うしかない。
だから上手に皮をむける人を見ると
無条件で尊敬してしまう。
不器用な自分が嫌になるが
「一応ピアノ鳴らしの端くれなので
 ケガが怖いのです」などと言い訳している。
 
すでにむいてある梨が売っていればとも思うが
それはやはり堕落というものだろう。
なので「梨の皮むきと猫のトイレ掃除が趣味・大好き」という
女性がいたら1度ぐらいお見合いをしてもいいかなと。
間違いやすいのでくれぐれもカオルに紹介するときに注意して欲しいが
「梨のトイレ掃除と猫の皮むきが趣味・大好き」の人は絶対にお断りです。
 

捨てられぬ想いは重い 2004年09月05日(日)

  2004 9/5(sun) 8:30 am  曇っている。昨夜は激しい雨とたまに雷。


劇画ゴルゴ13を1月の引越しの時に
100冊以上売ったがけっこう後悔している。
予想はしていたが買い取り金額は雀の涙ほど。
他にもほぼ全巻揃っていた筒井康隆や星新一なども
どうしても置いておきたい数冊を残して処分した。
広辞苑・薬辞典などは非常に重いのだが捨てられない。
電子辞書のCMをみると心底いいなと思うのだが
猛烈に金のないカオルに買えるわけがない。
まあそんなこんなで本やCDは10分の1ぐらいまで減らしたが
すき間の空いた本棚を見るとなんとなく寂しくなる。
 
服やTシャツなども実家に戻ってから大量に処分した。
はずだったのだがオレを産んでくれた女の人が
「まだ着られるものを捨てるなんてもったいない。
 アタシが着る。」と言ってゴミ袋を開封し持っていった。
たまにケミカルブラザーズのTシャツなんぞを着て
庭いじりなどをしているオフクロの姿を見かけるが
なんとなくアタマがグラグラする。
 
未練がましいとは思うが6匹の猫の写真を
財布と手帳に入れて持ち歩いている。
もうしばらく逢っていないので
ヤツらは完全にオレのことを忘れているだろう。
実家にもトロと兄妹のレイちゃんと(7歳♀8kg超級のデブ・声は可愛い)
娘のモモ(6歳♀わがままで変な声・顔は美人)と2匹の猫がいる。
最近やっとなついてくれたけれども
「他人の家の猫」というかんじは否めない。
今年の夏は暑かったので水を飲むのがヘタなびっけが
干からびてはいないかとなんとなく気掛かりだ。
 
あと1週間ぐらいで復活ライブだ。
リハのかんじも良くインターネットラジオでも
ちゃんと声が出たので安心している。
どのくらい効果があるのかは定かではないが
ステージ上ではタバコを吸うのを
なんとなくやめようと思っている。
 

普通日記 2004年09月03日(金)

  2004 9/3(fri) 22:20pm  外で鈴虫が鳴いている。


久しぶりの普通 の日記だ。
じゃあ前回のは異常な日記かよ。
あげあしをとるもんじゃありませんよ。カオル君。
 
昨日インターネットラジオmoonlight radio stationをしてたから
自分で自分に突っ込むクセがついてしまった。
ひとりで1時間というのはなかなか大変だ。
5秒間黙っちゃうと放送事故になりそうで気になる。 
とても緊張しているので冒頭の番組コールから噛み噛みに。
そのあと「悲しいときー。頭から噛んでしまったことー」×2と誤魔化したが。
相手の反応がわからないことにもまだ慣れない。
声は小さくないだろうか早口じゃないだろうか大体面白いのか。
それでもみんなからの質問・リクエストなどで助けられているし
そのおかげで本人はけっこう楽しくやっている。
 
スタジオ内は禁煙なので吸うとしたら
CDをかけている時を狙って外にでるしかないのだが
生bbsのチェックなどで結局吸わない。
でもbbsに沢山書いてくれているので嬉しくて大丈夫です。
 
生ライブも面白い。昨日はすべてリクエストにお応えして
「夕焼けの唄」「サタデイ」「恋いについて」を唄った。
夕焼けの唄はどのCDにも収録されていないのでリクエストが多い。
久しぶりに唄ったサタデイはなんだかとても気持ち良くやれた。
 
聴いてくれてた人は約30人ぐらい。
その中にはスタッフや関係者もいるので
実際は20人ぐらいか。有り難いことだが
カオルの後に2時間やった染谷俊君は150人ぐらいリスナーがいるので
がんばらねばなあと心底思うのです。せめて歳の数ぐらいは。節分かよ。
 
番組の最後には色々なことに言いがかりをつける
「こっぱみじん斬り」というコーナーがある。
昨夜はマラソン妨害アイルランド人57歳自称司教のスットコドッコイに文句を。
まず再犯なのに刑がぬるすぎる。懲役1億秒とか最低北京が終る5年間。
そんで出所して一歩外へ出た瞬間に
邪魔されたブラジルの選手がダッシュしてきて再度刑務所に押し戻す。
1回は1回ですから。そんでまた5年。
次の出所のときにはF1の車でドーンと押し戻すと。
1回は1回ですから。で更に5年。
なーにちょっとぐらい死んでもかまわないさ。というかんじ。
 
では皆様。質問・懺悔・かわりに怒って欲しいことなど募集です。
次回は9月16日木曜日夜10時から1時間です。
11日の復活ライブもよろしく頼んだゾ。
日記もマメに更新しようとなんとなく思っております。
 


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