カオルの不定期日記



あの日確かに僕らは 2003年02月27日(木)

  2003 2/27(thu)  15:45 pm   風が強い。とてもよく晴れているよ。


スランプだ。
これで10回連続はずしている。
ゴミ箱に入らなかった鼻紙やメモが
文豪の原稿用紙のように散乱している。
 
久し振りに窓を開けて空気を入れ替えた。
風がとても強くていい感じだ。
 
突然宿河原の桜並木を散歩した場面を思い出す。
あの日もとても風が強くて
花吹雪の中を帽子を押さえながら歩いた。
空中で花びらが渦を巻いて
それは別の世界への入り口みたいだった。
 
実際そうだったのかもしれない。
確かめる手段は今となってはない。
ああいうものはいつも一瞬で消えてしまうのだ。
 
とにかくあの日僕らは風の形を発見した。
そう風の形を発見したんだ。
 
これから金沢文庫へ唄いに行く。
声は匿名希望の告白者のようにガラガラだ。
自殺した人の追悼ライブだ。
オレは態度を決めかねている。
試しにネコに訊いてみたが
ニャーニャー鳴くばかりだ。
当たり前だ。
ネコに分かるわけがない。
ネコは絶対に自殺をしないのだから。
 
さてと忘れ物はないかな。
ヒゲも剃った。歯も磨いた。
鏡を見た。気取った顔で笑ってみた。
 

世界から身を隠して 2003年02月26日(水)

  2003 2/26(wed) 4:34 am 今日も寝てたので天気わからず。夜は暗かった。


今夜はラジオに出た。
よい番組。よいDJ。
DJの息子のディラン君も可愛い。
2曲唄った。ライブはよい。
一度しかできないところがよい。
 
CDは冷凍食品みたいなもの。
チンでいつも同じ音が流れる。
そう。ママがいなくても大丈夫。
 
ライブは気分屋のコックが作る料理。
体調・天気・昨夜見た夢なんかで味が変わる。
だから何が飛び出すかドキドキする。
 
熱はないのだがカラダがとても怠い。
ノドと肺のあたりもヒリヒリする。
病院まで行けるほどの元気はない。
 
いま電話があった。間違い電話だった。
オレは「新宿のホストのカオル」ではない。
オレは「横浜のチンピラのカオル」だ。
まあ似たようなもんではあるが。
 
実はしばらく誰にも会いたくない。
当然電話も嫌だ。メールがギリかな。
時々こうなってしまう。
ひとりきりで考え抜いたり言葉を紡いだり
曲を書いたり時間のかかる料理を作ったり
とにかく世界から身を隠して暮らしたくなる。
 
そしてそれに飽きたら
ヒゲを剃って靴を履いて
うるせえ街に飛びだして
新しい唄を落書きのように唄うのだ。
 

オレ達は思っているよりも自由なのか 2003年02月24日(月)

  2003 2/24(mon) 8:55 am   なんだか曇っているみたいだ。


オハローゴザイ。
今からちょっとネタ集めに横浜へ行ってくるぞ。
CD・ビデオ(エロ含む)・本などだ。
路上での簡単なアクシデントにも期待する。
葉巻を吸っている女子高生を見るとか
偽造テレカの在庫を抱えて途方に暮れる
不法入国者に献血をせがむ赤十字の人を見るとか。
 
気が向いたらパチンコもするが
負けたらそのお金が
天下り警察官僚の給料や
北朝鮮の軍事費になる可能性があると思うと
多少心苦しいが。
 
「最後のアジト」はやはり面白い。
かっこいい共演者選びには
毎回苦労するが(スタッフが)
その甲斐は充分にあるな。
反省すべき点は合言葉を決めたのに
まったく使用しなかったこと。
大森洋平君の電話番号を訊き忘れたこと。
 
あの。突然なんですが
根拠も脈絡もないのですが。
オレ達は思ってるより自由だと思います。
そうじゃないと思うのもキミの自由です。
もう少し手を抜いて暮らしてもオーケーだと思います。
実際オレ達はがんばり過ぎではありませんかい?
あんまり全力で生きていると
いざという時それ以上スピードが出せないのではと。
 
さてと。それではみなさん。
今日も1日闘いましょう。
愛と平和と生活のために。
 

トウキョウ・シティは風邪だらけ 2003年02月22日(土)

  2003 2/22(sat) 2:35am ̄10:45am  おろ。今日の天気一切記憶なし。


前世は二宮金次郎かもしれない。
電車・風呂・食事中は当然で
オレは歩きながら本を読むことがある。
それほど本が好きだというより
歩いている時間がヒマなのだ。
 
先程ワタクシは生まれて初めて
風呂に本を落としてしまいました。
つげ義春先生。申し訳ございません。
ワタクシは「夜が掴む」が大好きです。
 
すいません。すぐ戻りますから
ちょっとだけ横になってきます。
 
〜7時間経過〜
 
リハの時からノドが痛くて鼻水で
なんか怠いと思ってたら少し熱がある。
夢も見ずに熟睡してしまった。
グッスリ寝たのに不快感のみで
目覚めるというのは損をした気分だ。
 
ネコが寄ってくる。
もちろんオレをいたわってではない。
熱があって暖かいからだ。
 
お茶をがぶがぶ飲む。
このシナモン味のヤツが今日はいちばんうまい。
ほんのりと甘いのだ。
 
ノドは痛いがタバコは吸う。
いかなる状況下でも強烈な意志ともに「ピ−ス」を吸い続けるということは
サブリミナル効果的に平和に対する意識を高めていると言っても過言ではない。
 
いや。過言だろ。ただのクセだろ。
 

詩人の試練 2003年02月22日(土)

  2003 2/22  23:20 pm   さっき細かい雨が降っていた。


ずっと寝ていた。熱は下がったみたいだ。
あちこちがまだ痛いし
少しフラフラするが近所の自動販売機までなら
行けると思いジュースを買いに出た。
 
思えば悲劇はその時から始っていた。
運命はサルカニ合戦のような狡猾さで今日もオレをもてあそぶ。
 
販売機に1000円札を入れ
5・6本適当にボタンを押した。
少し雨が降っていたので早歩きで帰った。
 
ダイエットペプシを一口飲んだが炭酸がノドに沁みる。
他のにしようと思いキャップを閉めようとした。
 
手が滑った。ペットボトルが布団めがけて落下する。
落ちた。キャップが微妙に閉まっているので
コーラが勢いよく吹き出す。シュワー。
さわやかな音だ。どんな非常時にもコーラはさわやかだ。
狙い澄ましたように飛沫がトロにかかる。
ビビり屋トロ君は8キロの巨体に似合わぬスピードで猛ダッシュ。
灰皿をひっくり返しプレステ2を突き飛ばしギターをなぎ倒す。
ギターはとても不思議な和音を響かせているがコピーしている場合ではない。
途方に暮れノロノロとオレはアテもなく一歩踏み出す。
タオルの下に隠れていた風邪薬の瓶を踏み転ぶとも知らずに。
 
神よ。この試練にはいったいどんな意味があるのでしょうか。
昔アリの巣にコーラを流し込んだりした報いなのでしょうか。
それになんだかまた熱が上がった気がするのです。
 
きっと布団の中にはとても恐ろしい悪霊がいて
そいつはコーラをかける以外では退治できなかったのだ。
それに日記のネタもできたしいい運動にもなった。いいじゃないか。
こんな日もある。晴れの日ばかりじゃない。明日ライブだしもう寝よう。うん。
そう思ったのだが御推察のとおり布団はびしょ濡れなのです。
 

カオル狂気のメモ 2003年02月20日(木)

  2003 2/20(thu) 16:55 pm   世界中のため息を集めたみたいに曇っている。


早起きしたので
たくさん洗濯をした。
こんなに曇っているなんて
考えもしなかったのだ。
 
背中がピリピリと痛む。
何をしても集中できない。
食器を洗っている時は楽だったが
そんなに洗い物がある訳ではない。
 
風呂と玄関も掃除した。
100円玉を2枚拾った。
それが今のところいちばんよかったこと。
 
パッとしない。
 
「パット!竹刀!」
パット市内。「パット氏ない」
「パットしな〜い?」
 
ゲロゲロ。
今夜のラジオだいじょぶか?
 
「カオル狂気のメモ」より抜粋。
 
バイリンガル光線 浴びると二カ国語を喋るようになります。
バイリンガル寸前 もう少しで二カ国語を喋ります。
バイリンガル諸島 二カ国語を喋る島々が集まりました。
バイリンガル中毒 二カ国語に夢中です。
 
もう古い毛布類。
 
今日はまだ誰とも話していない。
だからまだ誰にもウソはついていない。
 

綺麗な輪が三つ 2003年02月19日(水)

  2003 2/19(wed) 5:04 am  外はとても暗い。本当に朝が来るのだろうか。


ものすごく怖い夢を見て目が覚めた。
ヌルヌルの汗びっしょりだ。
シャワーを浴びるときに鏡を見たら
サスペンスドラマとかで
2番目に殺される男のような顔をしていた。
 
髪を洗って歯を磨いた。
ヒゲは剃らなかった。
剃らなければならない理由を思いつかなかったからだ。
 
ニガニガの濃いコーヒーを入れて
ひとりじゃまだちょっと怖いので
ゆっけをヒザに乗せてこれを書いている。
 
遠くの方でサイレンの音。
そして悲鳴みたいな急ブレーキの音。
夢じゃなくて現実のトラブルの音。
 
ゆっけはタバコが嫌いなので
上を向いて煙を吐く。
綺麗な輪が3つできた。
ゆっけ見ろよ。すげーだろ。お前ちょっとくぐってみろよ。
 
なあゆっけ。今日韓国でひどい火事があったんだぜ。
お前の嫌いな煙でいっぱいだったよ。
世界はホントに様々なトラブルがあふれているんだ。
オレのカンじゃたぶん昆虫の種類より多いと思うぞ。
そしてそれはどんどん増えていくんだぜ。
おっかねーな。ゆっけも気をつけんだぞ。
な。ゆっけ。お。なんだ寝てんのか。
 
よしちょっと早いけど飯食おうぜ。
オレは餅を焼く。ネコチームはいつもの缶詰めだ。
たらふく食べたらゴミを捨てにいく。
ついでに坂を登って夜が朝になるところを目撃するんだ。
 

死神くんが現れるまでに 2003年02月17日(月)

  2003 2/17(mon) 23:45pm  明日は雪だってさ。ちょっと楽しみだな。


オレは便宜上人生というのを
「暇つぶし」だと考えている。
もちろん実際は違う。
でもそう考えることによって
ある種の呪縛からは逃れることができる。
 
死神君とある喫茶店で待ち合わせた。
時間よりずいぶん早く着いてしまった。
ヤツは非常に気紛れでルーズなヤツなんだが
「絶対に」現れるのは間違いない。
そう。それは決まっていることなんだ。
 
ただじっとと待っているのも能がない。
なるべく楽しいことをして過ごそう考える。
HMVで新譜をチェックしたり本屋で立ち読みをしたり。
向かいの席の女の子に声を掛けてみようか。
デパートの屋上で日なたぼっこをするのも悪くない。
それとも1回家に帰って洗濯をしてこようか。
 
暇つぶしなんだから
「劇的な出逢い」や
「生き甲斐」なんぞ求めない。
「自分探し」なんて面倒臭いからしない。
退屈しない程度に楽しければそれでよい。
 
ノートを広げて詩を書きはじめる。
書き上げたら唄ってみよう。
完成するまで死神君は来ないといいなと思う。
 
あせることはないけれど時間には限りがある。
ちょっとだけがんばってペースを上げて
もう一曲作ってみよう。
曲が増えたら友達を集めてコンサートを開こう。
 
だからさ。戦争なんかしている時間は本当にもったいないと思う。
 

祭り 2003年02月15日(土)

  2003 2/15(sat) 3:44 am  なんか今夜はとっても寒い。


オ〜ラオラァ。な〜にがバレンタインじゃ。
「貴女の想いをチョコレートに託して」だ。
どいつもこいつもカカオくせーんだよ。アホ。
 
と言うと思ったでしょ。
ところがだ。どっこいだ。
なんか今年は「ほう。いいじゃねえかバレンタイン。」
という気分になっているんだ。
 
サムズのライブで沢山チョコもらった。
毎年酒ばっかだったのにな。
オレけっこう律義だから
全部ちょっとずつ食べたぞ。
 
確かに企業戦略の臭いがするイベントだけど
大事な人にプレゼントを贈るというのは素敵なことだ。
一生懸命相手のことを考えて選ぶんだろ。
金もかかるしデパートとか混んでて大変なんだろ。
だからな。とっても嬉しかったぜ。
 
ありがとな。
 
でもやっぱり義理・本命というのはよくわからん。
たぶんあげないと怒るゲス野郎とか
もらった数を自慢するクソ野郎とか
かなり露骨に催促するアホ野郎とか
それが礼儀だみたいなバカ野郎がいるんだろう。
 
やっちまいますか?兄貴。
 
そんなレベルの低い男に嫌われたっていいじゃないか。
バレンタインなんてただの祭りだ。
どうせやるなら派手に楽しくやろうじゃないか。
楽しめないのなら参加する必要はない。だろ?
 

詩人は屋上で生まれるのか 2003年02月15日(土)

  2003 2/15(sat) 22:10 pm    明日雨なんだって。イヤだなあ。


5日ぐらいまったくテレビを見ていない。
オレは新聞も読まないし
雑誌もほとんど買わない。
 
ネットサーフィンもしたことないし
モーニング娘。のメンバー名も知らない。
携帯メールも出来ないし
クレジットカードも持っていない。
サッカーも野球もよくわからないし
ブランド音痴で「アニエスビー」と読んでいた。
 
カラオケボックスにも行ったことがないし
スキーもテニスもゴルフもやったことがない。
 
こうしてオレはどんどん時代遅れになっていく。
そのうち町はずれにあるアンティークショップに
値札を付けて並べられるのだろう。
「チンピラ・中古詩人・多少傷アリ・価格相談」
 
なんか寒いのであったかい事を考えよう。
 
オレは屋上愛好家で日溜り中毒だから
よく晴れた2月の午後3時に
やわらかな光を浴びて屋上にいたらとても幸せだ。
屋上はデパートがよい。
あまり何もなくて人も少なくて
すぐ壊れる古いゲーム機と
全然おいしくないメロンソーダの販売機と。
何でこんなに屋上が好きなんだろう。
もしかするとオレは屋上で生まれたのかな。
今度オレを生んだ女に訊いてみよう。
たまに屋上から飛び降り自殺のニュースがあるけれど
本当にバカなことをすると思う。
屋上は登るもんであって飛び降りるところではないのだ。
 

下書きと完成品の違い 2003年02月13日(木)

  2003 2/13(thu) 4:30am   風が強くて冷たかったが気持ちよかったです。


さっき2/11の日記を読み返した。
ヘロヘロにもほどがある。
 
左と右がまったく違う靴をはいて
外出したことがあるが
その時より恥ずかしいかもしれない。
穴があったら入るぞ。
 
脳のクールダウンが目的なら
ノートにでもサラサラッと書いて
寝てしまうべきだったのだ。
いくら「ホーム」ページとはいえ
そりゃないぜカオル君。という気分だ。
 
気付いている人もいるだろうが
オレの文章には基本的に句読点の「、」がない。
他のコラムなどを読んでもらえればわかるが
10年ぐらい前から「読点」は一切使用してない。
禁煙タクシーの灰皿のように
パソコンのそのキーだけピカピカだ。
 
だから気をつけないと
ただ「読みづらい文章」になってしまう。
2/11の日記は何と言ってもテンポが悪いし
改行も甘くアイデアも垂れ流しで
あれでは本当にただの下書きだ。
 
という訳で「2/11改訂版」を書いた。
ぜひ読み比べて欲しい。
下書きと完成品の違いがわかるはずだ。
結果的に普段なら絶対に見せたくはないラフスケッチを
わざわざ公開することになってしまったが
少数のカオルマニアなら喜んでくれるだろうと
自分を慰め明日はライブなのでもう寝るぞ。


2/11改訂版
 
不発弾とは知らずに
 
 
徹夜したからヘトヘトだ。
でも遊んでいた訳じゃない。
いろいろをヘロヘロになるまで
ガンガンにがんばったのだ。
 
〜小さいお子様をもつ御父母へ〜
上記のような擬音などの使い方を真似しないで下さい。
公文式さんには嫌われるしよい学校には入れませんよ。
 
いろいろのひとつは小説。
予想はしていたけれどすっごく大変だ。すっごく。
書いていてわかったんだけど
あれは作詩作曲やコラムなんかと
ぜんぜん違う脳を使う。と思う。
だっていつもと違う場所が
ジンジン熱くなった。気がする。
 
「思う」のも「気がする」のもすべて脳の役割。
脳のことを「考える」のも脳の役割。
夢野久作「ドグラ・マグラ」という小説は
そんな奇妙な感覚で書かれている。
 
今日のアップルワークスはサクサク動く。
デジタルのクセに「機嫌」がある。
まるでギターアンプや昔のテレビと同じだな。
音が出なかったり画面がチラついたらとりあえず殴る。
 
以前アップル君の動きがあまりにも悪くて
修理の基本は殴る蹴るじゃ。になってしまい
ハードディスク回転中にちょっとぶった。
たまたま居合わせたスズキ君が血相を変えた。
不発弾だとは知らずに
石をぶつけたりゆすったりするガキを
見ているような心境だったのだろう。
 
だからこの前デジカメ貸せと言ったら嫌がったのか。
 

不発弾とは知らずに(rough sketch1) 2003年02月11日(火)

  2003 2/11(tue) 23:15 pm   またちょっと雨が降った。少しづつ暖かくなる。


ヘロヘロのヘトヘトだ。
徹夜していろいろがんばったからな。
なにもこんな日に日記なんか
無理して書く事はないのにと
キミは言いたいのだろう。
でもこれぐらいのサイズの文章を書くのは
熱くなったアタマをクールダウンするにはちょうどいいのだ。
 
予想はしていたが小説を書くのは本当に大変だ。
時間があればいいというもんじゃないが
まとまって集中する時間がないとかなり厳しい。
 
アップルワークスというワープロソフトを使っている。
特に気に入ってるわけではない。
最初からパソコンに入ってたので使ってるだけだ。
もっと便利なソフトもあるのだろうが
大事なのは文章であって入れ物ではない。
 
デジタルのクセにパソコンにも「機嫌」がある。
同じ作業をしてもすごく遅いときがある。
ずいぶん前あまりにも動きが悪くイライラして
修理の基本は殴る蹴るじゃ。になってしまい
ハードディスク回転中にちょっとぶった。
たまたま居合わせた鈴木君が血相を変え
「絶対にそんなことをしないで下さい。」と
普段はおとなしいのに語気を荒げた。
あたりまえである。
 
不発弾だとは知らずに
石をぶつけたりゆすったりするガキを
見ているような心境だったのだろう。
 
今日の日記はあまり面白くない。オチもない。
たぶん喜んでいるのはヘトヘトの脳みそ君だけだろう。
 

12時間睡眠の王様 2003年02月10日(月)

  2003 2/10 (mon) 23:25  さっき雨が降った。


一説によると肉体の疲れだけならば
日に3〜4時間の睡眠で足りるらしい。
 
爆睡をするということは
そうしなければならないほど
脳を酷使したということ。
 
眠っている間はストレスを感じない。
だからみんな寝るの好きなんだろう。
 
オレはたいしてストレスもないのに
日に12時間近くも眠っているのは
まあ「クセ」みたいなもんだな。
 
たまにはいわゆる日記の雰囲気で。
 
今日は柿島伸次君の家で練習をしました。
山田晃士君も一緒です。
駅で山田君と待ち合わせしました。
ボクは遅刻したのでちょっと焦りましたが
山田君も遅刻をしてたので事無きを得ました。
 
家に付くと柿島君がコーヒーを出してくれました。
でも山田君はミルクがないと飲めないと言い
ボクは冷たいものがいいとワガママを言いました。
柿島君はすぐボクには冷たい紅茶を
山田君にはミルクを持ってきてくれました。
 
練習はあまりはかどりませんでした。
柿島君が長淵のモノマネとかで笑わせるからです。
 
柿島君も山田君もタバコを吸わないので
ボクは外に出て吸います。
ふたりの唄う声が窓から聞こえるので
ボクも合わせて小さな声でハモりました。
 

現実は厳しいから闘わないのか 2003年02月08日(土)

  2003 2/8 (sat) 22:40 pm     夜中に雨が振るらしい。


毎日顔のアップ写真を
撮ろうかなと考えている。
30年ぐらいたったらおもしろい作品になる。
パラパラ漫画のように見たら
老けて行くのがわかっておもしろそうだ。
 
欲しいモノ。デジカメ。
 
さっきメールの返事出してて
いい文章書けたから抜粋。加筆訂正。
 
「〜オレ達はガキの頃そういう唄を聞いて
興奮して拳を振り上げた。
世界を変えることなんてたやすく出来ると思ってた。
でも現実はそうではなかった。
どうにもならないほど
醜くて巨大だった。
でつぶやく。「仕方ねえなこれが現実だ」と。
 
「現実は厳しい」ということを知るのは
大事なことだ。事実を知る。対策。行動。
それがオトナだ。敵がわからなきゃ闘えない。
でもそれと「現実は厳しいから闘わない」というのは違う。
それはオトナではなくアホだ。
オトナは自分の「身の程」を知り
それに合った武器をもって闘う。
何のために?
オレは自分の理想とその夢の世界をけがす
やつらをぶっ飛ばすためだ。武器はピアノ。
オノウエ君は家族のため
トロ君は日当たりのいい場所を確保するため。
 
だから僕らの愛して信じた唄を忘れちゃいかんのだ。
思い出して欲しい。いつも始まりはそこにあったのだ。
 
 
まあそんなかんじだ。ではまた。
 

胸につく傷 2003年02月07日(金)

  2003 2/7(fri)  よい天気が続く。


苦渋の決断をした。
愛と技術。
理想と現実。
yes or no.
 
もし買ってたら
もし別れていたら
もし続けていたら
でもキミはその馬券を買わなかったし
結局あの人とは別れなかったし
ダンスを続けてはいない。
 
同時にふたつの運命を選ぶことは出来ない。
 
だから「もし」なんて
あり得ないことを考えるのはやめよう。
起こってしまったことは
すべて正しい。
正しくなるようにやるしかない。
だから「YES 」。
 
ヒドいフラレ方を10回ぐらいして
11人目にやっと素敵な人と出会える。
その人のコトを「素敵な人」と感じたり
その人に愛されるような「わたし」になれたのは
(今となってみれば)ヒドいフリ方をした(してくれた)
10人のお陰なのかもしれない。
 
そのフラレる時に胸につく傷を
オレはブルースと呼ぶ。
時が流れてカサブタになったその傷。
ずいぶんと固くタフになったはずなのに
たまに沁みちゃうような唄がある。
オレはそのメロディーもブルースと呼んでいる。
 

メロディーの尻尾をつかまえて 2003年02月06日(木)

  2003 2/6(thu)  今日もとてもいい天気。


新品のタオルが嫌いだ。
汗を吸わないし新学期の教室のような
よそよそしさが嫌だ。
一度洗えばいいのだろうけど
汚れてもいないものを洗うなんて。
 
最近誰かが催眠術をかけてくれてるみたいで
とてもよく眠れる。
毎日12時間は寝ている。
もうちょっとバランスよくかけて下さい。
 
いい曲になりそうなメロディーの尻尾をつかまえた。
サビの最後がイマイチだな。
ワルツのイメージの詩にしたい。
ラッタッタ。ラッタッタ。ほどけそうなワルツ。
さてここからが大変だ。
 
ふぁ。今日はよくアクビが出んな。
外もいい天気だし
うおっ。ポケットの小銭全部
床にぶちまけちまった。
まあいいか。
次にしゃがむ時ついでに拾えばいいか。
 
寝相占い。
「枕から1m以上のところで目覚めたあなた。
今日は進んで動きましょう。無理も強気もOK。
ラッキーアイテムは白い粉と注射器。がんばってね。」
 
「寝返りの多かったあなた。今日はその数だけ
新しい出逢いの予感。独房にいる人もあきらめないで。
ラッキーアイテムはポケベル。鳴ったら大チャンス。」
 
じゃあみんな元気でね。サボっちゃえば。
 

  2003年02月04日(火)

  2003 2/4 wed     おだやかないい天気でした。


女はたったひとりで宇宙へたどり着く。
あまりの美しさに女は言う。
「なんて素晴らしいんだ。詩人を連れて来るべきだった。
わたしの言葉ではこの美しさを伝えられそうにない。」
そんな映画があるそうな。
 
宇宙飛行士の毛利さんがテレビで言ってた。
「色々な人が気軽に宇宙に行けるようになったら
歌手や詩人に行って欲しい。そういう人達が行って
宇宙の素晴らしさを皆に伝えてもらいたい。」
 
宇宙船が禁煙じゃなかったらぜひ行かせて欲しい。
 
4km走るのは大変だが
4km登ったり潜ったりするのはもっと大変だ。
我々は地ベタに張り付いて
恋をしたりグチを言ったり
空を見上げて暮らしている。
 
富士山は遠くで見るから綺麗なんで
登ったらただの厳しい山だ。
月はたどり着くより見上げているほうがいい。
月明かりの下でロマンスを始めるのだ。
 
髪洗って縛ったまま寝ちゃったから
ぐるぐるパーマみたいになっちゃた。
 
それにしても今夜は静かだ。
耳を澄ましたら地球の回る音が聞こえそうだ。
そう今夜も働き者のピエロ達が
ぐるぐる地球で玉乗りしているのだ。
 
明日もきっと朝が来る。
じゃあ。スミオヤ。
 

  2003年02月03日(月)

  2003 2/3 mon 15:08  まだ今日は外を見てないので天気わからずだ。


うー怠い。風邪ひーた。
熱ないからインフルエンザじゃないが
のどヒリヒリする。鼻声でダサい。
スタジオも打ち合わせもキャンセルした。
 
じゃ日記なんて書いてねーで
寝てろよなんだけど
背中痛くて横んなってんのつれーんだ。
  
アメリカの宇宙船爆発のニュースさっき知った。
乗組員にしてみれば文字通り夢に近づいた瞬間の事故。
さぞ無念だったろう。心中察するにあまりある。だ。
さんざん祈ってお守りとか山ほどぶら下げて飛び立ったんだろうけど
神様達はこーゆー時意外と役立たずだ。
   
アタマぼー。のどカラカラ。なんか飲も。
   
昨日染谷陶酔のライブで
あっこれおもしれーな。
ホントはこう。
昨日「染谷」と「うすい」のライブで。アーンドだ。
でも染谷確かに陶酔気味のよいライブだった。
まあそんでベルズ行った。
オレの BBSに書き込みしてる人に会った。
文章から何となくそーぞーしてたのと
ぜんぜん違った本人でちっと驚いた。
なるほどねぇ。
  
ウ〜ワサを信じちゃいっけないよっ。リンダッ。
  
明日のライブは厚木でやるかな。
違う。やるのは下北沢で厚着してあったかくだ。
 


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